目次
男が彼女と別れると決める理由って?
一緒にいると苦しくなるから
付き合ってきた彼女と別れることを決意するためにはかなりのエネルギーが必要です。
これまで楽しい時間を過ごしてきた思い出のある2人ならなおさらですし、別れ話をする日のことやその後の心の傷を考えると、なかなか簡単に踏み出せるものではありません。
そんな困難を乗り越えてでも別れようと決意する理由の1つに、「一緒にいるとどんどん苦しくなっていく…」という思いがあります。
恋愛をすると、男性は女性との関係の中で成長したい、自分の価値を高めていきたいと考えます。
それが彼女と恋人になる意味であり、意義であると考えるのです。
しかし、それとは反対に彼女がいることでしがらみが多くなったり束縛されたり、自分の嫌な所ばかり目につくようになってしまったとしたらどうでしょう。
男の人側にとってその交際を続ける理由はありませんし、この状態が続くならば少しぐらい苦労してでも別れたい、と願うのが自然です。
例えば彼女から毎日会いたい、仕事を終えたらすぐ来て、と求められていたら、最初は可愛く感じたとしても段々負担になり、仕事にも身が入らなくなってしまいます。
そうした状況が続き、彼の自由や自分なりのペースを維持できなくなれば、「これ以上は苦痛だ」と感じて別れを決めてしまうのです。
彼女の全部が手に入ったから
元々他人だった彼女の全てが手に入ったと感じて、付き合っていく意義を失ってしまうケースがあります。
恋人同士は、お互いが出会う前はもちろん他人同士です。
友人関係から恋人になる場合もありますが、それでもお付き合いをスタートさせた後よりは友だちの頃のほうがお互い知らない面があったと思います。
こんな風にまだ見えてこない面や知らない一面があると、特に男性は「もっと知りたい!」という本能を刺激され、気持ちを高ぶらせていきます。
簡単に手のうちに入らないターゲットを追いかけたくなる性質があるため、知らない部分がある女性やなかなか明らかな好意を見せてこない女性に興味をそそられるのです。
しかし、ミステリアスなところが素敵だと感じてその女性と付き合い始めてみたところ、相手の女性が実は彼氏に自分のすべてを知ってほしい、自分をさらけ出して甘えたいタイプだと気づいたらどうでしょう。
最初の頃に感じていた興味は早々に失われてしまいますし、実際に彼女の知らなかった面を見せられるにつれ、恋愛感情は落ち着いていってしまいます。
女性にとっては心も体もオープンにして委ねられてこそ彼氏である、恋人とそんな関係になりたいと願うものですが、必ずしも男性が同じことを望んでいるとは限りません。
彼女はもう完全に自分に心を開いている、手に入りきってしまった、そう感じると、彼は次の女性を探すため、今のパートナーと別れてしまうことになります。
これ以上怒っている顔を見たくないから
彼が優しいタイプの男性なら、彼女が怖い顔をしているのをもう見たくない、と別れを決断する場合があります。
例えば女性側が彼と分かり合うために喧嘩をしたり、言い争ってでも本音でぶつかりたいという価値観を持っていると、ケンカは決して悪ではないと考えていることがあります。
気になったことがあればうやむやにせず、気の済むまで話し合い、相手の気持ちを分かろうとするでしょう。
しかし、これは優しい男性にとってはかなりのストレスになります。
思いやりがあって平和な雰囲気の男性というのは、相手の女性にいつでも笑顔でいて欲しい、幸せそうな姿を見せてほしいと願っています。
それなのに彼女とはいつもケンカや言い争いばかり、自分が意見をグッと飲み込んでやり過ごそうとすれば「ちゃんと向き合ってよ!」と反対に怒られてしまう始末。
こうした状況が続けば彼の心は疲れ果てて、君を怒らせてしまう僕はもう身を引いたほうが良いね、と一緒にいることを諦めてしまうのです。
同じような別れの原因として、彼女がよく泣くのを見るのが辛い、というものもあります。
すぐにショックを受けたり泣いてしまう彼女だと、男性としてはいつも自分が泣かせて申し訳ない、笑顔にできなくてごめん、と思ってしまいます。
いずれの理由の場合も、彼は「自分なんかよりもっと笑わせてくれる男がいるよ」と身を引いてしまい、別れることに繋がるのです。
男が彼女と別れたい時のサインや言葉
荷物を整理し始める
彼女との別れを考えている男性の言葉や行動には2種類あり、別れを意識していることをまったく匂わせないタイプと少しずつサインを出していくタイプがいます。
この荷物を整理し始めるタイプの男性は、別れの予兆を匂わせるタイプです。
お互いの家に置いてある荷物を何となく片付けているように見えたり、プレゼントしたものを最近使ってくれていないようなら、別れたい時のサインである可能性があります。
あえて彼女が気付くよう分かりやすく荷物を整理し始める場合もありますし、特にサインとして送っている訳ではないものの、別れ話の後すぐお互いの縁を切れるように片付けている場合もあります。
どちらにしても、整理整頓するというのは自分が身軽でいるための行動です。
これからも付き合っていきたいと思っていればお互い共有していくものが増えていきますし、2人の持ち物の境界線はどんどん曖昧になっていくものですから、それと逆方向へ向かっている印象があれば別れのサインと受け取るべきでしょう。
急に話しかけるとびっくりする
前はそんなことなかったのに、肩越しに彼に「ねえ」と話しかけるとビクッとするようになったら、これは彼が別れを考えているサインと言わなくてはなりません。
彼が話しかけられてびっくりするのは、頭の中で常に考え事をしているからです。
例えば仕事で頭がいっぱいな時は、彼女に仕事についてや愚痴を話したり、一緒にいる間は気持ちを切り替え楽しんでリフレッシュしよう!と頭から仕事のことを追い出したりするものです。
しかし、一緒にいる間じゅう彼がぼんやりしていたり、そんな彼に話しかけると驚いたりするなら、彼の頭の中を占めているのはこれからの2人の関係についてです。
カップルとしてこの先もやっていくべきか、結婚はどうするのか、一緒にいる理由はあるのか。
そういうことをぐるぐると考えているため、その思考を急に中断されると驚いてしまうのです。
このタイプの男性は、分かりやすい別れの前兆を示さないことが多いです。
一人だけで考え、一人で納得して突然「別れたいと思ってる」などと言ってくるので、少しでも話し合いや説得の余地を残しておくため、彼にぼんやりしている様子がないかよくチェックしておきましょう。
「うん」や「ああ」しか言わなくなる
彼とのデート中や電話している時、LINEのやり取りをしている時、本来ならば楽しいコミュニケーションに満ち溢れた時間になるはずです。
しかし、以前のように盛り上がらず、彼のあいづちが「うん」「ああ」などの淡白なものになっていたら要注意です。
彼は決してあなたの話を聞いていない訳ではありません。
話の内容は聞いたうえで、あえて興味がないことを分かりやすく示す相槌を打っているのです。
これは彼が別れを考えていることをアピールしているための行動です。
もう一緒にいても話していても楽しくない、一緒にいる意味を感じにくくなっている、そのことを暗に伝えようとしているのです。
この彼の伝えたい意図を汲み取れず、「この話が楽しくないのかな…」などと考えて他の話題を出してみたりするのはあまり効果がありません。
むしろ「この話題が問題なんじゃなくてこれまでの関係が問題なのに…」と本当の問題を理解していない様子にがっかりされてしまう恐れがあります。
彼のあいづちが素っ気ない…と感じたら、今までを振り返ってみて、彼が不満に感じていることはないかを考えてみてください。
それが早めに出来ないと、彼の別れたい意思はよりくっきりとした決意へと変わっていってしまうでしょう。
後で説得しやすくなる!別れようと言われたらまずその場でするべき返事
「わかった」と返事してまずは潔く受け入れる
大好きな彼から突然別れようと言われると、驚きのあまりに色々ゴネてなんとか別れを回避しようとするでしょうが、それは得策とは言えません。
もし後から「やっぱり考えなおしてほしい」「復縁してほしい」と彼と説得したいのであれば、別れ話のときはひとまず「わかったよ」と潔く別れを受け入れた返事をしましょう。
彼としてはたくさん考えて苦しい思いをしながら別れを切り出しているので、まずはその彼の気持ちを受け止めてあげるのが大事です。
ここで「私、絶対別れないから!」「お願い、考え直して…」と彼に縋りつくような対応をすると、彼は「この子は自分のことばっかりだな」「オレの気持ちはどうでもいいのかよ」と思って、なおさら心が離れていってしまうでしょう。
アッサリと受け入れる返事をすると薄情または淡泊だなと感じるかもしれませんが、彼の考えをまずは受け止める姿勢は彼に良い印象を与えてくれます。
そうすることで、後から彼を説得するときに、彼もまずはあなたの考えや気持ちをまずは受け入れようとしてくれるので、良い感じで話し合いができるでしょう。
「しんどい思いさせてゴメンね」と彼の心境を気遣う
別れを切り出される方はツラいのはもちろんですが、別れを切り出す彼の方だって間違いなく心理的なツラさはあるものです。
そのため、別れ話のときについつい彼を責めるようなことをたくさん言ってしまったり「どうして別れないといけないの?」とやたらと質問攻めにしたりしそうになる人もいるでしょう。
しかしここはグッとこらえて「ツラいこと言わせちゃったね…ゴメンね」「これまでしんどい思いをさせてゴメンね」と、彼の今の状況に理解を示す感じの返事をしてみるのがおすすめです。
彼としては「自分から別れ話をするんだから、多少責められるのは覚悟の上」「言い出すのはツラいけど、仕方ない…」と思っていたのに、あなたが優しく気遣ってくれる様子に思わず心を掴まれてしまうでしょう。
さすがにその場ですぐに「別れるのやめた!」とはなりませんが「気遣いが出来る子」「オレのことをよく知ってくれている子」という印象が彼の中に残るので、後からの説得がとてもしやすくなります。
「本当に楽しかった、大好きだったよ」と自分の気持ちを伝える
彼から別れようと言われたときに、怒りや混乱から彼にキツい言葉を言ったり、自分の本心とは真逆のことを言ってしまったりする人もいるでしょうが、それはご法度です。
もし後から彼とまた復縁に向けた話をしたいのであれば「これまでのアナタとの時間、本当に楽しかった!」「アナタのこと、心から大好きだったよ!」と、自分の気持ちを素直に伝えるようにしてみてください。
彼を容赦なく傷つけるキツい言葉や「私だってアンタの●●なところがキライだった!」「べつに別れてもいいよ!私も冷めかけてたし!」なんて思ってもないようなことを言っては後から自分も「なんでこんなこと言ったのかな」とショックを受けますし、彼も二度とヨリを戻したいと思うこともなくなるでしょう。
また、自分の本心を彼に伝えることで、彼も付き合っていたころのステキな日々を思い出してくれるので、いい雰囲気のままでその場を終えることができます。
次にチャンスを繋ぐためにも、彼にいい印象を持ってもらってもらうのが大事になので、くれぐれも感情的になったりせず、冷静でいるように気をつけましょう。
別れ話で別れたくない時はギリギリで説得せずに時間を置く
別れ話を切り出してすぐの彼は心に余裕がない
恋愛していて最も辛い瞬間、それが大好きな彼から別れを告げられる時です。
何とか説得したい、考え直してもらうにはどうすればいいの…?と様々な思いが頭を駆け巡ってしまうでしょう。
別れのギリギリのところでも何とか説得したい、そんな風に感じてしまうのも無理はありません。
ただ、ここで一つ覚えておいてほしいのが、実は別れ話をする時、彼のほうも気持ちに余裕がないという事です。
別れを告げるのは精神力を使いますし、相手からどんな反応があるのか緊張したり、傷つけ泣かせてしまう負い目を感じながらそれに負けまいと心を奮い立たせないと「終わりにしよう」とは言い出せないものです。
そんなハードルを飛び越えて別れを告げる訳ですから、彼のほうにも余裕がないのは想像できると思います。
余裕がない状態でいきなり彼女から「嫌だ!」「捨てないで!」などと想いをぶつけられては、彼も受け止めきれません。
さらに、余裕がない同士で話し合ってもなかなかお互いが納得するのは難しいでしょう。
あくまで一旦彼も彼女も落ち着くこと、これが大切になります。
彼のことも考えて時間を置こうと提案すると好印象になる
お互い落ち着くために必要であり有効なのが、時間を置くことです。
別れを言われてすぐは感情が爆発していても、彼の前を離れて静かに2人の関係について考えることができれば、次第に心も静まっていきます。
時間を置く提案をするときは、「私にも考える時間が欲しい」などと言うのも悪くはないのですが、実は彼にも余裕がないことを察した様子で
このように伝えられると好印象となりやすいです。
別れを言われた衝撃的な時でも彼への思いやりを忘れない、そんな優しい気遣いが伝わるお願いの仕方です。
自分から時間をもらう提案をすることでこの別れ話の主導権を握ることもできますから、あくまで彼のことも気遣う形で一度時間をもらうのがおすすめです。
彼自身に「別れたくない」と思わせなければ別れは回避できない
別れをいち早く回避したい、別れを言われたその時にすぐ解決したい、そう思う気持ちもあるでしょうし、辛い状況を一秒でも早く抜け出したいと考えるのはごく普通のことです。
その観点から考えると時間を置くなんてナンセンスだ、と思うかもしれません。
しかし、別れたいという気持ちは彼の胸の中に生まれたものですから、あくまで彼自身に「やっぱり別れたくない!」と感じてもらわなければ本当に別れの危機を脱却したとは言えませんし、そのためには彼の心を変えていく時間が必要不可欠です。
どうしたら別れたくないと考え直してもらえるのか、その作戦をきちんと準備し、落ち着いて実践していくことが求められます。
愛している気持ちを伝え続けてやり直せる例もゼロではありませんが、大多数の男性は「そっちの気持ちばかりぶつけてくる」という不満を感じてしまいます。
そうなってからでは考え直してもらえる可能性もぐんと下がってしまいますから、時間も味方に付けて彼の考えを切り替えていきましょう。
別れたくない時は話し合うシチュエーションも大事!説得が成功しやすい場所
2人がはじめてデートした場所
どうやら別れ話になりそうだけど別れたくないというときは、彼に考え直してもらいやすいように、話し合いの場所として2人がはじめてデートした場所を選ぶのがおすすです。
はじめてデートした場所をチョイスすることで、彼も「ああ、そういえば俺と彼女の関係はここから始まったな…」「あの頃はホントに待ち合わせだけでドキドキしたな…」と、付き合い始めまたは恋人未満の時代を思い出して、思わず懐かしくなるでしょう。
そして「絶対に別れる!」と決意していた彼も「また初心に戻ってやり直すのもアリかな…」「またあの頃の2人みたいに戻れたらいいな」と、あなたの説得に応じてくれやすくなります。
初々しかったころの2人に戻れるような場所でじっくり話し合うことで、彼も心がほだされていくでしょうし、自分自身も初デートのころのように素直な気持ちを彼に伝えることができるでしょう。
2人でよく行ったカフェやレストランなど
もし別れ話の流れを良い方向に持って行きたいなら、彼や自分の部屋などでお通夜のような雰囲気で話すよりも、2人でよく行ったカフェやレストランでなどで話し合いするのがおすすめです。
よくデートしていたカップルなら、待ち合わせや食事、お茶の際などに2人でよく行ったカフェやレストランなどがあるでしょう。
カフェやレストランだと「周りの目が気になるな…」「話しに集中できるかな?」と思う人もいるでしょうが、意外と周りは自分が思っているほど他のテーブルの話しは聞いていませんし、気になるようであれば店の隅の方の席やほかのテーブルから離れた席を選ぶといいですよ。
また、カフェやレストランの程よい物音は彼との間の気まずい空気を中和してくれる効果がありますし「よくここ、2人で来たよね」と仲が良かったころを思い出して、アナタの説得に耳を傾けやすくなります。
海辺や静かな公園など
彼から別れ話を切り出されそうだけど、なんとか別れは回避したい…そう思っているのであれば、話し合いの場に恋人たちのデートスポットでもある海辺や落ち着いた雰囲気の公園を選ぶのものいいでしょう。
海辺は穏やかな海を眺めていると自然と心が落ち着くので、話し合っているうちに「どうして別れるなんていうの!」「私は絶対イヤだからね!」と思わず熱くなってしまいそうな人におすすめです。
静かな波を眺めて心を落ち着かせながら、落ち着いた気持ちで彼の話しを聞いて彼を説得するようにしましょう。
また、落ち着いた雰囲気の公園もいいでしょう。
遊具があって子供の出入りが激しいような公園はイマイチですが、敷地が広く恋人たちがお散歩デートに利用しているような大きな公園だと、落ち着いて話し合いをすることができますよ。
周りのデートしている仲良さげなカップルの様子を「幸せそうだね」「仲良しでいいね」なんて言いながら、彼と静かに話し合いをしてみましょう。
そんな他のカップルの仲睦まじい様子を見た彼は、別れるよりも昔の楽しかったころを思い出して考え直してくれる可能性があります。
カラオケなどの2人きりになれる個室
真剣な話しをする際に人の目や周囲の話し声が気になる人は、カラオケなどの個室を話し合いの場に選ぶのもアリです。
多少の音は聞こえてきますが基本的には防音設備は整っていますし、少なくとも話し合いの様子を誰かに見られることはありません。
集中して話し合える環境を作ることで、彼は自分の言い分だけを伝えるのではなく、腰を据えてあなたの話にも耳を傾けてくれることでしょう。
また、お互いの家でも同じような状況を作れますが、カラオケなどの個室の場合はプライバシーが守られつつも公共の場でもあるので、変にダラけたり異常に熱くなったりすることなく話し合いをすることができます。
いまいちムードはありませんが、誰の目も気にすることなく、お互いの話しを真剣に聞ける環境なので自分の真剣な思いを伝えて説得してみてください。
彼氏に別れたくないと思わせる方法
楽しかった思い出を思い出させる
彼の胸に「別れたくない!」という想いを抱かせる1番ベーシックな方法がこちらです。
2人で旅行に行った場所や一緒に食べたもの、よく買い物に行ったお店やお家でのんびり見た映画など、些細なものから印象深い思い出までよく振り返って彼が楽しそうだった場面を思い出してください。
彼が特に楽しそうにしていた思い出は、今の2人の関係とは無関係に「あの頃は良かったな」という思いを引き出してくれます。
気持ちを整理している中でふと思い出した、あの時楽しかったよね、といった形でLINEやメール、電話をしてみるのが良いでしょう。
この時の注意点としては、自分ばかりが楽しかった思い出は話題に出さないこと、彼から雑談のような連絡はしてこないでほしいと言われている時はむやみに連絡しないこと、この2点です。
もし他愛ない連絡がしにくい状態なら、何か用件を作って「あの時行ったお店はなんていう名前だっけ?」などと質問するのもおすすめです。
付き合い始めの頃を思い出させる
付き合い始めたばかりの頃は、だいたいのカップルにとって1番幸せな時間です。
恋人と一緒にいるだけで幸せ、相手のどんな振る舞いも愛しくて、毎日がキラキラ輝いているように感じられるものです。
始めはそんな2人だったとしても付き合っていくにつれて段々不満やイライラが出てくるものですが、時間をさかのぼって交際当初の気持ちを思い出せば、今の不満やマイナスイメージがすっと消えたりしぼんだりします。
その感覚を彼に感じてもらえれば、あんなに幸せな時間を共有したあなたとこのまま離れてしまっていいのかな…という悩みが彼の胸に生まれるのです。
どうやってお互いが相手を好きだと分かったのか、付き合う前はどんな関係だったか、告白はどちらからしたか、恋人になってすぐはよく何をして過ごしていたのか。
それらを1つずつ記憶から引っ張り出し、昔話として彼に伝えましょう。
「思えばあの頃は〜」と話すだけで、彼は付き合った当時の感覚を追体験してくれます。
ラブラブなムードも戻ってきやすい方法ですから、別れの危機を乗り越えた分以前よりさらに仲が良くなる効果も期待できます。
あなたが彼に紹介したものの話をする
恋人になってからあなたが彼にもたらしたもの、教えてあげたものは何かありますか?
付き合ってからあなたに教えてもらったもので、今では彼も楽しんでいるものがあれば、それも別れたくないと思ってもらうための材料にできます。
例えば以前の彼はお酒といえばビールばかり飲んでいたとして、あなたが付き合ってからワインのおいしさを教えてあげたとしましょう。
今となっては彼も当たり前にワインを飲んでいるかもしれませんが、それがあなたからもたらされたのだという事を再確認すると、「自分にいろいろな影響を与えてくれた女性なんだな…」とあなたの存在を大きく感じてくれます。
これからワインを飲むたびに彼女のことを思い出しそうだ…とも感じてくれ、別れてしまうのが寂しいような切ないような感覚に陥ってくれるのです。
彼に紹介したりもたらしたりしたものがあれば、例えば「最初は不慣れだったけど、今では当たり前に楽しむようになったよね」というような形で彼に伝えられると良いです。
こういう話題を出せるのも、別れ話まで時間をもらっている間だからこそ。
彼がどう感じるかを考えながら、無理なく自然に伝えるようにしましょう。
別れたら別々になることを実感させる
別れると決意しその気持ちをあなたに伝えた彼ですが、時間を置いている中だとやはり少々寂しく感じるものです。
いつも当たり前にそばに居てくれた存在がもうすぐいなくなると感じて多少の喪失感が生まれているはずです。
そんな時に効果てきめんなのが、この別々になることを実感させる作戦です。
時間を掛けて気持ちを整理している様子をアピールしながら、電話やラインなどで
「別れたら○○も一緒にできなくなっちゃうんだね」
「私とよくしてた××の話ができる人、早く見つかると良いね」
このように伝えていくのです。
彼の中で一気に喪失感が高まり、あなたを失う実感が強く湧いてくるため、心がそれに抵抗しようとして「やっぱり別れるのは嫌だ!」と感じてくれる、という訳です。
あくまで切なそうなトーンで彼に伝えることを意識してください。
友達に褒めてもらう
彼とあなたの間にどちらも繋がりのある友人がいるなら、その人にあなたのことを褒めてもらう、それを彼に伝えてもらうのも効果的な方法です。
誰かが褒めているものというのはより価値があるように感じるものですし、当事者でない人の言葉は彼も素直に受け入れやすいです。
というのは定番の褒め言葉ですが、他にも
「あなたには言うなって言われてたんだけど、別れた後のあなたのことすごく心配してたよ」
などという言葉も彼に響きやすい褒め言葉となります。
彼に伝わるよう意識してほしいのは、あなたという存在の希少性です。
協力してくれる友人がいるならぜひお願いしてみましょう。
別れたい理由は実は大したことないものだとアピール
別れを決めた彼には、もちろん彼女と別れたいと思った原因があります。
ただこの原因、本当は些細なことであっても2人だけの閉じた世界の中だと大きく存在感を持ってしまったり、悪目立ちしやすいという傾向があります。
いざ別れてみてから「なんであんな事で別れちゃったんだろう…」と思ったりすることがありますが、この感覚はまさに上記の傾向があって生まれるものです。
そのこと、つまり実は大した原因ではないのだということを別れる前に気づいてもらおうというのがこの作戦です。
別れを言われた当事者である彼女から「それって大したことなくない?」と伝えては彼を逆上させるだけですから、伝え方には注意が必要です。
効果的な方法は、彼に周りのカップルの話をすることです。
人は他の恋人たちのことは驚くほど冷静に見れるものです。
友達の彼氏彼女がこんな原因で喧嘩をした、知り合いがこんな理由で離婚だと騒いでいるなどという話をいくつかする中に、彼が別れを考えた原因と近いものを紛れ込ませておきましょう。
自分たちの話ではないので落ち着いて聞いてもらえますし、その理由を聞いた時「大したことないのにな」「解決できるんじゃないかな」と感じれば、自分たちの状況に当てはめてハッとしてくれます。
笑顔の写真をたくさん見てもらう
彼が彼女との別れを考える時、頭に思い浮かんでいるのは彼女のムッとした顔や不機嫌な顔です。
そんな彼女に別れ話をすれば、次に目の当たりにするのは泣き顔や落ち込んだ顔ばかり。
可愛らしい笑顔をなかなか見れないと、彼の恋愛感情はしぼんでいくばかりです。
そこで、彼にあなたの笑顔を沢山見せましょう。
今の姿でなくても構わないので、昔の写真であなたが素敵な笑顔で写っているものを彼に送ったり、共通の知り合いがいるならさりげなく笑っているあなたが写った写真を彼に見せてもらったりするのです。
屈託なく笑っている姿を久しぶりに見ることで、彼はあなたへ感じていた愛情を再認識しやすいのです。
彼女の笑顔を奪っていた自分にも原因があるんじゃないか、歩み寄れるんじゃないかという考えが生まれてくれば、別れを思いとどまってくれるでしょう。
もう一度その笑顔を見たい、自分に向けてほしい。
そう感じてもらえるようなとびきりの笑顔の写真を探し、彼の目に入れるようにしてください。
もしも引き止められず別れた時の復縁方法
食事に行く仲になる
彼との関係を修復できず別れることになってしまったら、まず目指すべきなのは一緒に食事に行ける関係です。
ご飯に誘うのが自然な距離感というのはある程度心を許せる関係ですし、1時間〜2時間くらいはじっくり向き合って話ができますから、自分がどれだけ前と変わったのかをアピールしやすいです。
それに加えてものを食べる時のしぐさなど外見的な魅力も総合的に伝えることができます。
食欲という人間の根源にある欲求を満たすことを一緒にできるというのも、「この人といると満たされる」という感覚を抱いてもらいやすいので有効です。
これらのメリットがまとめて手に入るのですから、食事に行ける仲になれるかどうかは復縁を成功させるために重要なポイントです。
ただ、別れてからいきなりご飯に誘うのは別れを受け入れてないように思われたり、やり直そうとゴリ押しされるんじゃないかと警戒されがちです。
最初は軽いlineやメールから始め、段階を踏んで彼との食事に繋げるようにしてください。
良き相談相手になる
復縁を目指すなら、彼の相談相手というポジションを手に入れるのもかなり有効です。
別れてしまったとはいえ、元々2人はお互いの深い所まで見せあった恋人同士です。
そういう間柄でしか気付けないことやアドバイスできることというのはやはりありますし、昔のよしみで他の人には言えないことも素直に話せたりするものです。
そのメリットを彼に感じてもらえれば、お互い困ったときは相談し合える関係でいようという話になり、その中で「やっぱりこの子が1番自分を分かってくれるな」と感じてもらえます。
自分のことを近くで支えてほしいという気持ちに繋がるので、よりを戻せる可能性が高いのです。
彼からの相談を引き出すには、まずある程度やり取りができる関係になったら、最初は自分のほうから相談を持ちかけるのが効果的です。
あなたから心を開いた分だけ相手からも心を開いてもらえる『ミラーリング効果』を活用すると彼の相談を引き出しやすいので、最初は気軽な相談からスタートして段々深い悩みを共有できるようになっていきましょう。
別れて学んだことを伝える
彼と元サヤに戻るために最も必要で、最も効果の高い方法がこちらです。
本来は苦しいはずの別れをポジティブに捉え、別れから学んだことを活かしてこんなに沢山の気付きを得られた、成長できたんだとアピールするやり方です。
彼との別れはとても辛いことですし、「苦しい今から逃れるために戻りたい」とつい考えてしまったとしても無理のないことです。
しかし、それでは彼の気持ちは動いてくれず、反対に重くすがってくるネガティブなイメージを持たれてしまい、一層離れてしまう可能性すらあります。
それとは反対に、彼との別れや別々の時間を経験してみてこういうことが分かったんだと伝えられれば、「付き合っていた頃よりずっと魅力的になってるな…」と思ってもらうことができます。
さらにこういう話をする時、あえて彼への未練がないように振る舞うとより一層効果的です。
元サヤに戻りたくて言っているんじゃない、自分へのアピールのために言っているんじゃないと感じてもらうことで、別れて素敵になったあなたを「他の誰かに取られる前に取り戻さなきゃ!」と思ってもらう効果が期待できるのです。
復縁が最も成功しやすいのは彼に追いかけてもらうための工夫やアプローチがうまくいった場合ですから、向こうから「もう一度彼氏彼女に戻ろう!」と言ってもらえる場面を思い浮かべながら動くようにしましょう。
占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス
焦って失敗してから悔やむのは絶対に嫌ですよね。
別れについて考える時間をもらえれば、その間できるアプローチや作戦はご紹介したとおり沢山あります。
彼ならどんな方法が1番心に響くのか、彼の目線でよく考えて実行してみてください。
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