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復縁を目指すならまずは知るべき同棲解消後ならではの男性心理
女性として見られなくなった
同棲を始めてみると、最初のうちは新婚夫婦のようなやり取り、家事の分担などを行うので非常に新鮮な気持ちで生活していくことができます。
彼と彼女で交互に料理を作ったり、お互いに得意料理を披露したりとキッチンで楽しくやり取りすることもあれば、掃除や洗濯を手分けして行うので一緒にやり遂げる達成感なども感じることができるでしょう。
しかし、そうした新鮮さや楽しさははじめのうちだけで、徐々に異性として見る目が違ってくることも多いです。
最初のうちは世話を焼いてくれる時も優しい声かけ、会話があるので優しい彼女の気遣いにうれしい気持ちが湧いてくるでしょうが、数年も経てばその気遣いも当たり前のものに変化し、彼女の声かけも多少違うものになってしまいます。
特に世話焼きの女性の場合、少しきつめの口調で注意をするだけで彼は「母親かよ」と心の中で思ってしまうような鬱陶しさを感じ始めてしまうのです。
交際していた時には感じなかった鬱陶しさや、一緒に住んでいることで生まれる身内の人間という異性とは全く違う認識が、彼の中で女性に対しての異性への感覚を失わせていってしまいます。
この認識は同棲する期間が長ければ長いほど失いやすく、同棲が長引くほど結婚できない状況に陥ってしまうケースも存在しているので、もはや一緒に居て当たり前の存在と認識されていながら、異性ではなく母親のような人だと思われているといつまでも結婚に相手が踏み切らない場合もあるのです。
同棲を解消するのもこうした理由が大きく、「彼女のことを異性として見られなくなった」「なんだか女性としての魅力が分からなくなってしまった」という意見で同棲を解消し、破局したカップルは多いでしょう。
しっかりとした一面があることは、結婚するイメージを考えるうえで非常にありがたいものであるはずなのですが、仕事の際以外は四六時中一緒にいるとなると彼氏の方も一人でいたい気持ちが強くなっているのかもしれません。
そうした生活の中での鬱憤も含まれ、慣れない同棲生活でのストレスが彼女を異性として認識させないような原因になっている可能性もあるでしょう。
無理をする生活から解放された
同棲生活というのは、意外とストレスが溜まってしまうもので、特に見栄っ張りな男性などは生活で無理が祟ったということが良くあります。
これまではデートの際や会おうと約束したときくらいしか会わなかった異性と一緒の生活なので、ワクワクする気持ちはもちろんあるでしょうが、それ以上に「彼女にみっともないところを見せられない」と心のどこかでとても緊張しているはずです。
本当に彼女に好意を抱いており、結婚についても意識しているのであれば、男性はより自分から離れていかないようにするために、ハイスペックな人間であるというのを女性に認識させようとしてきます。
家事の分担や料理当番、掃除や洗濯、これまで一人暮らしであれば適当にしておけばよかったもの、実家暮らしであれば母親がやってくれていたことを彼女と二人でやっていくとなると、彼の緊張も相当なものだったでしょう。
先に自分がどの程度やれるのか、やっていけるのかを相談しておくことで多少軽減できはしますが、見栄を張ろうとした男性は少し無理をするような形で引き受けてしまうものも多いです。
また、彼女の繁忙期中や自身の繁忙期のさなかには自分のキャパシティを超えてしまった量を引き受けざるを得ないこともあり、これまでしなくて良かった負担が同棲では大きくのしかかってしまうこともあるでしょう。
こうした生活における、以前との違いの差が無理につながり、結果として同棲を解消したいと思ってしまうことにつながります。
また、こうした生活における無理というのは、一人の時間が持てないことも関係してくる場面が多いです。
一人で集中して趣味に励みたい、一人でゆっくりと静かに過ごしたいといった人の場合、四六時中ほぼ一緒にいる彼女の存在が徐々にストレスになってしまいます。
同棲前に彼女ときちんと一人の時間を持つことに関して相談し、相手にきちんと了承を得ているのであれば、彼女の方も彼氏からの要望に応えて外出したり、友達と遊びに出たりといろいろな方法で男性が欲しい一人の時間を捻出してくれるはずです。
しかし、その点の確認を怠り、一人の時間を持てずに一緒にずっといるようになってしまうと、彼の方が参ってしまうでしょう。
こうした生活における無理が祟ってしまうことで、同棲を解消しようと口に出してしまうのです。
実際、別れはしなくても同棲を解消したカップルには「一緒にいる時間について話し合わないと無理だった」という意見も聞かれます。
どうしても相手の嫌なところが見えてしまう
同棲において最も解消後の男性心理で多く語られるのが、相手の嫌なところが見えてしまうのが無理だった、という意見です。
こちらは女性が同棲解消を求めた場合にも多い意見ですが、男性の方も同じように相手の嫌なところを見てしまうことで、嫌気が差してしまった場合が多々あります。
デートするだけでは分からなかった彼女の悪い面を見てしまったことで、男性は「この人と一緒に家で生活するのは無理かもしれない」と少しずつ考え始め、さらにそこに自分にとって許せない生活習慣やマナーを発見してしまうと別れを強く決意してしまうでしょう。
お互いに気を付けて、それぞれが不満を持たないように生活をしていたとしても、日常を普段通りの過ごし方をしていたとしても、気になってしまうものは気になってしまうし、許せないものは許せません。
別れたり同棲を解消したりするまでに、お互い改善できることは何かという話し合いをしていると多少回復する傾向にありますが、そうした話をしていないとまず同棲解消は免れないものと思われます。
中には許せないことが多すぎて、ストレスのあまり仕事に使用が出ることもあるので、男性にとっても女性にとっても性別関係なく、同棲を解消しなければまずいと思って相手に伝える理由になるでしょう。
同棲を解消した後冷却期間をどのくらい取るべきか判断するポイント
経済的な問題を持っているか
同棲を解消する問題は様々ありますが、同棲において最も厄介なのがその時点で経済的な問題を抱えていることです。
彼氏または女性の方の転職によって経済的な問題を抱えていたり、仕事に対する余裕を持てていなかったりするのであれば、一度同棲を解消して冷却期間を置くべきだと判断されます。
この冷却期間においては問題の程度によって変化しますが、仕事や経済的な面の問題が片付くのは時間がかかることが多いので、3ヶ月から半年ほどは取ることを見ておいた方が良いでしょう。
転職したてで問題が出てきたのであれば、仕事に慣れて多少生活の仕方が分かるまでには3ヶ月は余裕でかかりますし、そこから給料の問題について深く考えて副業なども行うのであればさらに時間が必要です。
副業もしようと思っていると男性が伝えてきたのであれば半年以上、軌道に乗るまで必要なことはざらですので、かなり長期的な冷却期間が必要になるでしょう。
経済的な問題を抱えていての同棲解消なのであれば、決定的な別れにつながっていない限りは連絡を取り合うことも可能です。
ただし、転職をしたり経済的問題を抱えるきっかけを作ったりした本人は仕事やお金の問題でいっぱいいっぱいの状態ですので、連絡を控えたほうが本人の為だということもあるので、状況によっては連絡自体控えたほうが良いこともあります。
ただ、経済的問題は結婚してから発覚したのでは遅いので、今のうちにきちんと対処しておかなければ、配偶者にひどく負担をかけてしまいかねません。
今のうちに二人で余裕を持った生活ができる基盤を作るため、と思って連絡に関してやデートに関してもきちんと話し合い、冷却期間を置きましょう。
お互いに冷静に会話できないか
同棲の解消は喧嘩やお互いが異性として認識できなくなったことが原因であることや、お互いの生活スタイルの違いが理由であることが多いため、一度離れて本当にこの人と結婚まで行けるのかを一度確かめる意味合いを持っています。
そのため、お互いに冷静になって相手のことをどう思っているのか考える時間と置き換え、だいたい1週間ほどの冷却期間を設けるのが良いでしょう。
喧嘩になった後、どうして喧嘩になったのかを考えてどちらが悪いのかではなく、なぜ自分は喧嘩になるようなことを言ってしまったのかを恋人のいない空間でゆっくりと考えてみるのがおすすめです。
また、異性として認識できなくなってしまったとしても、1週間離れてみるとふと恋人のことを思い出して、「あの時食べた○○は美味しかったな」「デートで行った○○だ、懐かしいな」といない人のことを考えてしまうもので、過去のデートや食事など、二人で過ごした時間を思い出すことで、相手のことをきちんと好きだと認識できます。
逆に1週間のうちに相手がいない空間で相手のことを思い浮かべることもなく、悠々自適に過ごしていたり、ふと恋人のことを想うことがあっても恋人以外の扱いに落ち着いてしまっているのであれば、復縁の兆しはそれほどないでしょう。
すでに恋人のことを異性として認識できなくなっており、同棲解消に関しても「結婚する相手としてはなんだか違う」と納得してしまったりする可能性があります。
1週間のうちに相手が自分にとってどういう存在なのか、喧嘩や同棲解消の理由で自分が悪いと思ったところはないのか、重点的に考えてみると相手との和解につながるポイントがある程度見えてくるので、自分が悪いと思い謝らなければならない部分をしっかりと認識して、相手と話し合ってみることが大事です。
同棲解消の問題が時間をかけると解決できるか
同棲の解消に関しては、人によってポイントは違うものの時間をかければ改善できるという問題点が多めであるというのも特徴です。
同棲を解消しようと言われたとき、自分の何が悪かったのかを相手に聞くケースは多いので、その問題点さえ解消してしまえば復縁できる可能性は高まります。
例えば容姿や体形の問題、食事の作法の問題など少しずつ気を付けたり努力したりすれば何とかなるような問題であれば、冷却期間を半年以上と長めにとって改善に努めると関係を綺麗にリセットしてやり直せるというケースも良く見られるものです。
ダイエットのため、きちんとしたマナーを学ぶためなど、問題の解決には原因や何が特に悪いのかを探り、改善するための時間が必要ですから、同棲を解消してお互いに悪いところを一緒に改善する機会として設ける冷却期間と言えるでしょう。
こうした問題改善のための冷却期間はお互いに成果を報告し合いながら行うカップルもいるので、少し間を置きつつお互いの成果を報告すると、一緒に頑張れているとより仲を深められるケースもあるようです。
ただし、この冷却期間は主にきちんと問題が根本的に解決、または大幅に改善できるような問題点でしか設けることができない点があります。
どうしてもここは直せない、直そうとしても直せなかったというような場合は破局につながってしまう可能性があるので、自分がどこまで頑張れるのかをある程度伝えておく必要もあるでしょう。
元彼の心理に沿って慎重に進めよう!同棲解消後に復縁を成功させるための必勝ステップ
自分磨きをする
同棲を解消し、関係が破局になってしまった元彼の心理がある程度理解できたところで、次に復縁を成功させる可能性を上げるためのステップをそれぞれ踏んでいきましょう。
まず最も力を入れていきたいのが、自分磨きです。
同棲を開始した直後はお互いの生活のために頑張りつつ、彼にとって魅力的な女性になるための自分磨きも怠らなかった人の方が多い割合でいます。
しかし、同棲生活がある程度の期間に差し掛かってくると、途中から仕事の忙しさや家事の大変さ、そのほかのストレスなどが合わさって自分磨きを怠ったりする人もいれば、中にはひどく太ってしまったりするような人もいるのです。
同棲前はこんな彼女じゃなかったのに、と後悔する元彼の心境を考えると魅力的な自分にならない限り復縁について考えてもらうことはできません。
そのため、まず自分磨きをして同棲前のように自分を異性として魅力的に感じてもらえるように努力しましょう。
また、この自分磨きと一緒に同棲解消前に彼に指摘されてしまっただらしなさ、寝起きの悪さ、生活態度の悪化した部分を改善してしまうのもおすすめです。
デートの際はしっかりしている女性だと思ったのに、一緒に暮らしてみればだらしなく、生活習慣や態度も良くない女性というのは非常に印象が悪くなるものなので、きちんとこの機会に矯正する、直しておくといった努力をしておくとまた一緒に同棲し始める際に彼から見直される良いポイントにもなりえます。
ただし、無理は禁物です。
自分がどこまでできるのか、一人でどの程度まで頑張れるのかを相談しつつ頑張るようにしましょう。
あまり自分一人で頑張りすぎると体調を崩したり、無理をすることで仕事や生活に支障をきたしたりしかねませんので、無理をせずにできることから始めていくのが大切です。
特に彼から指摘されてしまったものを中心に改善し、それ以外のことに関しては後回しにしてみるのも考えてみる方が良いでしょう。
価値観を変える
同棲生活において失敗した原因の中には、お互いの生活の価値観が違うことも大きなポイントとしてあげられます。
彼が生活で何を大切にしていて、自分とは何が違うのかというのは非常に大きな改善点の一つでもあり、この価値観を変化させない限り同棲生活が成功することはありません。
もしくは、価値観すべてを変えるのではなく考え方を少し彼よりにしてみるだけでも彼はとても過ごしやすい家を手に入れられるようになるのです。
これまでの同棲生活で、自分が「これじゃないと嫌」「こうしてほしい」と生活の中で彼に強請ったり、わがままを言ったりしたことはありませんか?
実はそのおねだりや我儘を言った時に彼が「自分は○○がいいんだけど」「うーん、こっちは嫌?いつもこっちだったんだ」というような言葉を告げられていたのであれば、かなり譲歩してくれた可能性が高いです。
洗剤や食材などであればいろいろなものを試してみよう、という気持ちで楽しくほかのものを購入するのを賛成してくれるかもしれませんが、毎日の生活スタイルやそれに大きく関係する家具や寝具などにこだわりがあり、それを譲ってくれたのであればかなりストレスを抱えていた可能性があります。
他にも生活で色々と相手に譲歩してもらったというところがあるのであれば、相手がこだわりたいと言っていた部分に目を向けて、少し価値観に変化をつけてみましょう。
最初のうちは相手が主張していたものへの感想から始めてもいいですし、彼の生活スタイルや価値観の特徴をよく理解できるように生活を思い返しても良いです。
相手がどう考え、どんな価値観を持って生活していたのかをよく理解できるように自分の価値観を一度リセットしてみてください。
相手を受け入れられるか考える
自分磨きや価値観の変化をある程度終えて、少し気持ちに余裕が出てきたのであれば価値観の変化や自分の容姿、体形に変化が表れている現状、彼を受け入れられるのかを一度きちんと考えてみましょう。
同棲生活を一度経て破局しているため、一緒に住む難しさというのが今よく理解できている状態です。
彼の考え方に少し寄り添えるような考え方の柔軟さ、価値観の変化を手に入れたとしても生活をするうえで二人にとってそれぞれ譲れない何かというのは必ず存在してきます。
復縁してもう一度一緒に同棲するというのは、再び破局してしまった彼の生活スタイルや価値観をそのまま受け入れたうえで、一緒に過ごしていくということにほかなりません。
本当に自分はまたあの生活に耐えきれるのか、彼を受け入れて一緒に生活していくことはできるのか、一度よく考えてみましょう。
また喧嘩したらどうしよう、また彼から無理だと言われたらどうしよう、そんな不安に襲われるようになるのは確実です。
今度は逆に彼の生活スタイルや価値観を優先しすぎて自分がダメになってしまうかもしれません。
復縁したいと強く願っていても、自分の方が参ってしまう可能性が高いので彼へアプローチを仕掛ける前に一度きちんと復縁して本当に後悔しないのかを先によく悩んでおくべきでしょう。
復縁した後に「やっぱりよりを戻すんじゃなかった」と後悔しても後の祭り、どうすることもできません。
むしろ、彼の方も「やっぱり戻るんじゃなかった」とひどくがっかりした想いを抱いて二回目のお別れをする羽目になるので、二人で余計に傷ついてしまいます。
自分は変わって、彼のことももう一度受け入れる覚悟がある!と強く言い切れる人であれば、多少のトラブルや喧嘩はつきものだとしてももう一度うまくやっていく努力は欠かさないでしょうから、安心できるでしょう。
しかし、本当に大丈夫なの?と不安をより強く抱えてしまうのであれば、一度よく考えて別の人が良いのではないかという、破局を受け入れて新しい恋に足を向ける選択肢があるというのも検討してみる方が良いです。
未練がないと思わせる
彼をそのまま受け入れる覚悟ができたのであれば、ここからは彼へのアプローチのための大きな土台を作っていきます。
最初に気を付けておくべきポイントは、未練がないように思わせることです。
破局した後の男性の反応は、元カノから縋られることに対して非常に嫌がるそぶりを見せるものや、鬱陶しがってしまうものが多く、追われる立場にある状態を嫌がる傾向にあります。
特に別れ話を切り出し、破局状態にある元カノの場合は「振ったのにしつこいなあ」と思ってしまうほどなので、逆に彼から冷たい対応を引き出してしまうでしょう。
しかし、逆に元カノが未練がなく次の恋へ向けて努力するような一面を見ると、「自分の彼女だったのに」とひどく複雑な思いを抱えてやっぱり復縁できないだろうか、と思い悩むようになるケースが多々あります。
追うよりも追われる側になるほど男性の恋心は燃え上がるものなので、まず最初にやるべきなのは、彼に対して全く未練を感じていないというような素振りを見せることです。
彼の方は別れてから彼女のことを考える機会があれば、「今何してるんだろう」と気になってしまうことも多くあります。
女性の方も、ふと元彼が今何をしてるのか気になって、他に彼女が出来たり、新しい好きな人ができたりしていないか気になるのと同じで、男性も元カノに新しい恋人や好きな人ができて自分のことを忘れ去っていないのか気になってしまうのです。
実際に新しく恋人ができました、と言われれば祝いはするけれどどこか複雑な気持ちになってしまうのは仕方ないでしょう。
こうした、相手のまだ残っている未練を掻き立てるために未練のない女性、次に進むために努力する女性を演出します。
冷却期間中は連絡することを控えておき、ある程度ほとぼりが冷めたあたりで軽く友達のような感覚のLINEやメッセージを送りましょう。
その際に未練のあるようなじっとりと湿った感覚を覚えるような内容ではなく、明るく前向きなメッセージを送るのがおすすめです。
明るく、すでに彼との恋愛を過去のものにしてしまっている女性ほど、元恋人の男性を焦らせるものはありません。
彼には未練がない、すでに歩き出した女性を演出できるように明るく前向きな内容のメッセージを送りつつ、互いの近況を報告し合うと相手に新しい恋人ができたかどうかの確認を取ることも可能になります。
関係をすべてリセットする
同棲を解消するに至るまで、長く交際を続けてきたカップルはある程度関係を構築してしまっているため、もう一度交際するとしても再び同じような関係を築いて破局するというケースが後を絶ちません。
やっと変われたと思ったのにまた別れた、やり直せると思ったのに、という感想や後悔が多く述べられるように、これまでのように同じ関係を築くのはほとんど復縁後の良好な交際に効果が無いのです。
だからこそ、もう一度彼とやり直すというのなら、関係をすべてリセットすることを決意しなければなりません。
彼との思い出を捨てるようなことはしなくて大丈夫ですが、これまでのような関係ではなく、全く違う別の人と新しい恋を育むような気持ちで接する必要があるでしょう。
同じ人と全く別の人に対して恋をしたように接しろ、というのはとても難しいことですが、これができない限りまた復縁しても別れる危険性があるので、この点だけは徹底しておかないと後悔する羽目になります。
どうしても難しいと感じるのであれば、元彼を好きになった理由をまた別に見つけましょう。
以前交際を決めたきっかけとは全く違う、別の側面から見つけた好きな理由であればその人の新しい表情、仕草などをよく見て、前とは違うところから好きになったのだと強く感じられます。
ただ未練があるから復縁したい、ではなく、新しく見つけたここが素敵、好きだから復縁したいと思うのが良好な交際を復縁後も続けていくためのステップです。

同棲解消した元彼と結婚したいなら併せて行うと効果的なアプローチ
将来の話をする
同棲解消後に別居を始めると、どうしても相手と疎遠になってしまうので連絡自体取るための勇気が出ない女性も珍しくありません。
しかし、同棲を解消して破局した以上、連絡を取るためのきっかけがつかめずにそのまま相手に新しいお相手ができてしまうという場合も十分に考えられるのです。
けれど、その勇気を出して連絡した後は意外とスムーズに話をすることができる人が多いというのも事実になります。
実は男性の方も同棲を解消した後の女性に対して、非常に心配が募ることが多く、自分がいなくて彼女はどうしているのだろうか、と別れてから1か月ほどすれば嫌でもよみがえってくる過去の記憶と一緒に不安を抱いてしまうのです。
そのため、一度連絡してみると復縁はあり得ないと言いつつも、友人レベルでは色々な話題で盛り上がる元カレ、元カノというのも珍しくはありませんので、ある程度交友関係を元に戻せている状態であれば、将来の話をしていくというのも一つのアプローチになります。
特に女性の場合は結婚に対しての憧れはもちろんのこと、こういう人と結婚したいというような希望だってあるはずです。
そうした結婚に対してのあれこれというのは、男性の方も理想を持っているものですので、互いに将来設計や結婚に対して譲れないものを話し合ううちに、相手はこういう考えを持っているのかと強く理解できるようになります。
お互いに話が合う、盛り上がるようなところがさらに発見できたのであれば、軽く冗談交じりに「結婚できる人だったかもしれない」と話すと男性にあなたと結婚する将来を具体的にイメージしてもらえる効果があるので、笑い話にしながら話すと良いでしょう。
ただ、男性の方はその「結婚できる人だった」という言葉に対して敏感に反応します。
別れていても好意的に交流してくれる男性であれば、元カノに対して憎からず思っていますし、もし次に復縁するときは結婚を前提とした交際になることだって分かっています。
「結婚できたかもね」という話の中で、自分が彼女の結婚に対して叶えられるものがあると知れば、頼られたい心理がうずいて乗り気になってくるのが男性心理というものです。
記念日にメッセージを送る
同棲を解消した後、ある程度話ができるようになったのであれば、相手の誕生日などに少し派手なメッセージを送るのも良いでしょう。
友人同士での記念日のメッセージとしては少し派手なデコレーションをしたメールやライン、もしくはメッセージカードに感謝や迎えることへのお祝いを丁寧に手書きした手紙を送るのもおすすめです。
結婚を意識していない、さらには別れた元カノからのメッセージに彼は驚くでしょうが、それだけ自分のことを気にかけてくれているという自覚も強くなりますし、何よりこうしたメッセージを当たり前にやり取りする関係に戻ることを思い浮かべるようになるでしょう。
これまでの交際において、お互いに記念日にメッセージを送り合っていたのなら楽しかったことを思い出して「やっぱり良かったなあ」と思い浮かべるでしょうし、ある程度そういうメッセージをもう一度やり取りできるほど良好な仲に戻っているのなら、「もしかすればもう一度結婚までいけるかも」と男性の方が少しやる気を出すような形になる可能性もあります。
手をかけたメッセージや手紙を送れば、彼からの好感度は上がりますし、離れている現状では非常に強く相手に好意を抱き、なおかつ元カノということで独占欲を復活させることができる効果もあるのです。
相手を渡したくない、自分の元においておきたいと強く思ってもらえるようになり、復縁はもちろんのこと、一緒に居られるようにと結婚に関してもまじめに考えるようになっていきます。
同棲を解消して別れた元カレとやり直そうと努力しても失敗に終わるケース
冷却期間中にしつこく連絡する
元彼とやり直したいと思った時、努力しても失敗に終わってしまうケースのうち、特に多いのが彼への連絡を冷却期間中に頻繁に行ってしまうケースです。
別れてすぐは女性も男性もとても不安で仕方がないのが共通ですが、別れを切り出された方は「これからどうすれば」と途方に暮れてしまうでしょう。
特に同棲するまで親密になっていた人であれば余計に、これからも結婚して一緒に過ごしていく未来が目前だっただけに、他に良い人なんて簡単に見つからないという悲しさと不安がまぜこぜになって、自暴自棄になった挙句に何をするか分からない心境の人もいます。
そんな不安と後悔で織り交ぜになる冷却期間中にやってしまいがちなのが、相手へしつこく連絡してしまうことでしょう。
冷却期間の最中は互いに自分の何が悪いのか、別れを決意して本当に良かったのかという反省の期間でもあり、次に元恋人と会った時に冷静に話し合えるように気持ちを整える期間でもあります。
そんな相手への気持ちを冷静に判断するための期間中に、相手からしつこく連絡が入ると誰だって嫌気が差すものです。
別れたというのにどうしてこんなにもしつこいんだ、と相手が着信拒否やブロックしてしまうことで完全に連絡が途切れ、復縁どころではなくなってしまうケースも珍しくはありません。
しつこい連絡は相手の嫌気を引き出してしまい、復縁を遠ざける要素ですから冷却期間中はいかなる理由があったとしても、なるべく連絡しないように心がけましょう。
どうしても連絡しなければいけない理由があるのであれば、相手に連絡した理由をキチンと説明して連絡を受けてもらってくださいね。
努力の方向性が彼とあっていない
復縁が失敗してしまうケースの中には、努力したのに報われなかったというものも存在します。
特に努力の方向性が間違っていたというものは大きく、メイクやダイエットなどの自分磨きの方向性を間違えると一気に彼にとっての魅力的な女性像から離れてしまうのです。
一度彼が「これは違う」と思ってしまうと、そこから持ち直すこと自体とても大変なものになってしまいます。
元々生活スタイルなどの違いや頻繁な喧嘩など、合わないものがあったからこそ別れたわけですので、さらに容姿やスタイル、メイクなどが遠ざかってしまえばもう一度やり直そうとは思えなくなるでしょう。
努力するのはとても良いことですが、方向性を間違えれば一気に後戻りできなくなってしまう一面も持ち合わせています。
努力をしようと意気込む前に、一度深呼吸して彼の望む彼女はどんな人なのかチェックしたり、思い返したりしてみましょう。
占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス「同棲解消の後でもチャンスはある!焦らず迫らず、彼から求めてもらおう」

けれど、同棲を解消したいといった彼にまず縋らずに理由を聞いて、納得できるものなのかを確認してみましょう。
同棲を解消したいというのであれば、よっぽどの理由が無ければ言い出そうとは思いません。
特に結婚も意識した同棲であれば、恋人のご両親に挨拶に行き、結婚前の確認や一緒に生活してみてどのような感じなのかを一度確かめたいという理由での同棲を認めてもらっているはずです。
しかし、それでもやっぱり違うとはっきりというのであれば、それなりの大きな理由があっての解消になるので、女性側と生活できないと思ってしまった原因があるのでしょう。
その原因をきちんと確認して、それが改善できるものなのかを考えてみると、復縁のための活路が開かれることもあります。
また、冷却期間を置いてやり直す前に互いに冷静になれるようにするのもおすすめです。
自分が直せる部分を直し、より魅力的な女性になれば同棲を解消したとしてもチャンスは必ず訪れます。
別れてもまだあきらめきれないのであれば、ぜひ自分磨きや問題点改善の努力をしながら機会をうかがってみましょう。