目次
振られた女性Tさんの体験談
「嫌いだ」とまで言われてショック!
Tさんはスラッと背が高くてキレイな30代の女性、一見恋愛には不自由していないように見えます。
しかし実は惨敗続き。
いつも彼を好きになればなるほど「重い」「疲れる」と言われてしまいうまくいきません。
今回の彼は1年ぶりにできた彼氏で見た目もキャリアも文句なし、更にとても優しかったそうです。
誕生日に美味しいディナーへ連れていってくれたり、前に欲しいと話していたバッグをプレゼントとして準備してくれていたり、至れりつくせりだったとのこと。
しかし、Tさんは彼がそこまでしてくれるのを嬉しく感じつつ、どうして私なんかにそこまでしてくれるんだろう…こんな素敵な人そのうち誰かに取られちゃうかも…と不安な考えが消えなかったそうです。
そんな不安から、無意識に「私のこと好き?」「どこにもいかない?」とよく口にしていたそうです。
初めこそそれも愛情表現の1つとして受け止めてくれていた彼でしたが、段々うんざりした顔で「重いよ」と言ったりうんざりした顔を見せるようになったと言います。
その彼の反応に、余計に不安が募っていったTさん。
彼の愛情を確認するような言葉に拍車が掛かってしまい、この頃には喧嘩が絶えないまでに関係が悪化してしまいました。
次第に彼からの連絡は少なくなり、誘っても会ってもらえずに、ほとんど音信不通のまま1ヶ月を過ごしたある日。
また彼に対して私のこと好きだよね?と聞いてしまい、ついに我慢の限界を迎えた彼から「ううん、もう嫌い」と言われてしまったそうです。
自分の潜在意識を見つめ直す
数日はショックで何も考えられず茫然自失の状態だったというTさん。
会社でもぼんやり上の空、ランチも食べずにいる様子を見かねた仲良しの同僚が飲みに連れ出してくれました。
そこで彼に振られてしまったことやこれまでの経緯を洗いざらい吐き出して、少し落ち着いたそうです。
この話を聞いた同僚はとても不思議そうな顔でこう聞いてきました。
「ねえ、私だったらいい男捕まえてラッキー!すごい幸せ!って思うけど?なんでそう思えなかったの?」
そう聞かれて、Tさんは自分でも不思議だったそうです。
彼は非の打ち所がないくらい素敵な人。
私はどうしてそんな彼と付き合っていた時、幸せよりも不安ばかりを感じてたんだろう…。
黙り込むTさんに同僚女性は続けます。
「Tってさ、人から愛される前に自分を自分で愛せてないって感じがするよね」
自分を愛せていないっていったいどういう事?Tさんは混乱し、その日の夜家に帰ってからネットでいろいろと調べてみたそうです。
そこで見つけた言葉が【自愛】というもの。
ありのままの自分を愛すること、という説明を読んだだけではピンときませんでしたが、自分のことをすぐに「私なんか…」「たいしたことのない存在だ」と決めつけてしまう人はうまく自愛できていない、という指摘に自分のことだ!と確信したと言います。
そこから自愛について漁るように学び、日々の中で実践して、少しずつ自分を愛することがうまくなっていったTさん。
自分の潜在意識がどれだけ歪んでいたのか、どれだけ自分を自分で押さえつけていたのかに気づくことができ、ネガティブを捨ててポジティブ思考に自然と切り替わっていったそうです。
彼と復縁!愛される毎日に
数週間後、話を聞いてくれた同僚からも周りからも「すごく変わった!」と言われるようになり、自分でもずっと楽に自然体で生きられるようになったと実感が出てきていた頃。
彼が久しぶりに連絡をしてきて、Tさんの部屋に置きっぱなしにしていたものを返してほしいと言ったそうです。
最初はTさんの未練を警戒してかこわばった声で電話してきたという彼も、Tさんのあっけらかんとした明るい対応に拍子抜けしたようで、フランクに近況の話までしてくれました。
荷物の受け渡しで会った時もニコニコ明るいTさんに対し、「前のいつもオドオドしてた君はどこ行っちゃったの!?」と笑ってくれたそう。
自愛という考え方と出会った話や前と考え方が変わった話を興味深そうに聞いていた彼のほうから、「あの時は嫌いなんて言ってごめん。今の君が前以上に好きだ。やり直したい」と告白してくれ、晴れて復縁が成功したというお話でした。
自愛とはありのままの自分を認め愛すること
Tさんが出会った【自愛】とは一体何なのでしょうか。
私たちは意識の9割を占める潜在意識の声に従って生きていますが、その潜在意識の中で無条件に自分という存在を認めることが自愛です。
自分はどんな見た目か、何が出来るのか、そういうことは関係なく、ただ自分という存在そのものを愛せる心のことです。
自愛が上手にできている人は、何かが人より劣っているとか失敗してしまったとか、そういう事で自分を嫌いになったりはしません。
今の自分を認めたうえでもっと良くするにはどうすればいいのか、そこを考え乗り越えていける力を持っています。
反対に、自愛ができていないと自分で自分を認められていないため、常に自分の価値を探し続けてしまいます。
例えうまくいっている事があっても「失ったらどうしよう」と不安になりますし、うまくいかない事があれば「どうせ自分なんて」と落ち込んでしまいます。
恋人に好きかどうか確認したがるのも自愛ができていない方の特徴の1つです。
何事も心から幸せだと感じるには、自愛できていることが必要不可欠なのです。
自愛のやり方
実際に自愛ができるようトレーニングしてみましょう。
集中しやすいよう、お家やリラックスできる場所を少し薄暗くして、いい香りのするものを近くに置くと良いです。
無音でも良いですがうっすら聞こえる程度にクラシックなど人の声が入っていない音楽を流しておくのもおすすめです。
環境が整い、心がリラックスしていると感じられたら、以下の手順で実践してみてください。
2,少し遠くに立っている自分がどんな風に見えるか、どんな印象を受けるかを良いところ3つ、悪いところ3つ程度で表現してみる。
3,思い浮かんだ言葉を元にして、「あなたは〜だ」という二人称で立っている自分自身の良いところを褒めていく。悪いところは「あなたをよく理解しているよ」「一緒に乗り越えていこう」という気持ちで伝える。
4,立っている自分自身が褒められたり理解されたりして笑顔になっている様子をイメージする。
最初は1回こなすのも大変かもしれませんが、慣れてきたらこれを2回、3回と繰り返せるようになるとさらに効果的です。
ポイントは自分のことであっても「あなたは」と二人称で語りかける点です。
そのほうがあなたの無意識が他人からの言葉と感じ、素直に受け取りやすくなります。
褒める内容はあくまであなたに元々備わっているもので見つけてみてください。
例えば「優しい印象」「ストイック」「真面目」「思いやりがある」などです。
努力して身につけた成果自体を褒めてしまうと、成果を出せなくては価値がないというイメージに繋がってしまい、ありのままの自分を自愛するのとは違ってしまいます。
また、悪いところを挙げる時は「だからあなたはダメなんだ」と否定的にならないよう注意してください。
悪いところを否定してしまうとあなたを形作る部品が欠けてしまう状態となり、いくら良いところを見つけても自愛ができません。
普段ネガティブな考えが生まれやすい場合はこの失敗をしやすいので特に注意が必要です。
マイナス面もあくまで性格の1つの側面であり、良いところも悪いところも含めて自分自身なんだとまるごと受け止めてあげましょう。
子供を見つめる愛に溢れた母親のような、見返りを求めない気持ちで自分自身を見つめることが大切です。
陥りがちな失敗談
ここで自愛がうまくいかず失敗してしまったお話をご紹介します。
キツくなってしまったSさん
ネガティブな自分を抜け出したくて自愛のトレーニングを繰り返していたSさんという女性がいました。
Sさんはとても熱心に自分を愛そう、良いところを見つめようとしていたのですが、いつしかそこに【理想の自分像】を持ち込むようになってしまいました。
ありのままの今の自分ではなく、こんな私なら愛せるという理想を目の前にいる自分自身に見つけ出そうとしてしまったのです。
その結果、Sさんは外見や生活ぶりなどを理想の自分に近づける努力をし、一見ポジティブに人生を成功させているように見えていました。
しかし、本来の自分を認めるという土台が作れていなかったため、いつしか自分に対する「努力できていないとダメ」という意識を周りにも向けるようになってしまいました。
その結果性格がキツくなった彼女の周りから友人が離れていき、恋人ができてもすぐにダメ出ししてしまうため、恋愛も以前より長続きしなくなってしまったのです。
こうした失敗をしてしまえば、復縁を叶えたくても当然うまくいきません。
見せかけのポジティブに自分自身が惑わされないよう、ありのまま、そのままを自愛できるようになりましょう。
自分を押し殺してしまったOさん
Oさんという女性も潜在意識と向き合っていた女性の1人です。
この方も同じようにもう一人の自分を思い描き、良いところを見つけては語りかけるようにしていました。
ただ、この方は元々とても人の気持ちに敏感な女性で、相手がどう思うのか、どう感じるのかをかなり気にかけるところがありました。
そのクセがあったため、自分を褒める時に「〇〇さんの喜ぶことができた」「周りを不快にさせなかった」などと、第三者がどう思ったかを判断基準にしてしまいがちでした。
本来は人がどう思うかは関係なく、自分にはどういう所があるのかを見つめて褒めていかなければならないのですが、それがうまくできなかったため、Oさんは次第に「もっと周りを喜ばせたい」「喜ばせなくては」と考えるようになっていってしまいます。
その結果、人の心を気にかけるというご性格がいつの間にか自分を押し殺すという方向へ変化していってしまったのです。
一旦そうした考えが定着すると、自分が今何を感じているのか、にさえ鈍感になってしまいます。
あくまで自分が良いと感じる事に焦点を当てましょう。
失敗しない潜在意識の活かし方
自分をどう判断するかは、人をどう判断するかとまるであわせ鏡のような関係にあります。
ありのままの自分を愛せる女性は人のこともありのまま愛せるので、他では得られないような心地よい愛情を与えることができ、自分が愛する以上に彼から愛してもらえます。
潜在意識は無意識の行動を司っているからこそ、コントロールを誤れば知らず知らずのうちに周りの人を傷つけてしまったり、本来の自分を表に出せなくなる危険性もあります。
まずは自分が心地よいと感じること、心が満たされることを自分自身に対して行えるようになり、同じような気持ちで周りと接することができるようになりましょう。
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占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス
変えていくには繰り返しのトレーニングを重ねるのがとっても大切よ。
これまでの人生で身についた考え方のクセというのは誰にだってあるもの。
あなたの幸せ、そして彼との幸せを叶えるために、じっくり根気よく切り替えていきましょう。
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