もっとあなたに構ってほしかった

ズバリあなたの知らない元彼の本音は？

あなたの引いたカードは「魔術師」の逆位置です。

このカードは、正位置だと始まりや自信などの前向きな意味を持っていますが、逆位置だと消極的や受け身、操作などを意味しており、彼があなたとの恋愛において常に「彼女にこう動いてしてほしい」「こう思ってほしかった」と自分の思うように動いてほしかったという本音を持っていたことを示しています。

自分は彼女のために積極的に動くことはないけど、彼女には「もっと自分を好きだという気持ちを示してほしい」「自分のために色々やってほしい」と思っていたようです。

それではこのカードの伝える言葉に、詳しく耳を傾けていきましょう。

好きな気持ちはあったけど積極的になれなかった

本来、恋人の関係とは２人で協力し合って困難を乗り越え、お互いを思いやって築いていくものです。

どちらかばかりが努力して、自分が相手からもらうばかりの関係では上手くいかないのは当然でしょう。

彼は、あなたのことが好きだという気持ちはあり、最初こそ２人でいい関係を築こうと頑張っていましたが、いつからかあなたに甘えて「これからも仲良くするためにも君にもっと努力してほしい」「一生懸命頑張ってオレを安心させてほしい」と、恋愛に受け身になっていたようです。

そしていつからか、実際はそんなことはないのに、あなたの愛情が足りないと感じるようになり「もっと構って」「もっと頑張って」と焦る気持ちを持つようになりました。

こういった傾向は、いつも女性からモテている男性や恋愛に慣れていない男性に多く、いつも女性からたくさんの愛情や好意をもらえていたり、初めての恋愛だから女性にリードを求めたりすることによって、いつの間にか恋愛に対して受け身になっていった可能性があります。

あなたからすると彼のそんな受け身な姿勢にモヤモヤしていたことでしょうし、彼は消極的でいつも愛情を受け取るばかりだったので、あなたからの愛情がいつもたくさん自分に注がれていることに感覚がマヒしていたことでしょう。

やがて彼は「彼女は自分の思うような愛をくれない」「オレに構ってくれなくなった」と思うようになり、別れを決断したようです。

表面的には「お互い、もっといい相手がいるよ」という感じでクールに別れたかもしれませんが、内心は「引き留めてほしい」「必要だっていってほしい」とまたあなたに何かを求めていた可能性があります。

こんなときでも彼は恋愛に消極的で、あなたの愛情を試すようなことをしていたかもしれません。

好きな男性から愛情を求められたり、必要とされたりするのは女性としても嬉しいことですが、彼は相手に求めるばかりで、２人の関係をよくするために積極的に動いたことが少なかったのではないでしょうか。

追って尽くす恋愛もステキですが、そればかりだといつか息切れして疲れ切ってしまうと同時に「私はいったい何をやっているんだろう」と空しくなってしまうものです。

自分は何もしないのに、愛情を求めるばかりの彼とはすんなりとお別れをして、次はあなたのことを深く愛してくれる男性と対等な恋愛をしましょう。

占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス

占い師アリア

彼は彼女に求めてばかりで、自分は何もしないという典型的な受け身な男性だったみたい。
別れ話も「もっと頑張るってくれないと、オレどっか行っちゃうけどいいの？」というような、駆け引き的なところもあったみたいだわ。
そんな彼だから、復縁を申し出たらやり直せる可能性は十分にあるけど、これで戻れたとしても彼の恋愛に受け身の姿勢や、お付き合いを頑張っていくことに消極的な態度は変わらないでしょう。
あなたはそんな彼をも受け入れられていた愛情深い人なんだから、もっと別の男性にその愛情を向けてみて。
きっと「愛し、愛され」の恋愛する喜びを手に入れることができるわよ。