




目次
別れ話を回避したいなら感情的になるのはNG
泣き落としでは本当に別れ話を回避したことにならない
ふいに付き合っている彼から言われる「別れよう」。
ある時はケンカがヒートアップして「もう一緒にやっていけない!」と言われてしまうこともあるかもしれません。
とてもショックな言葉ですし、言われたその時は頭が真っ白になってしまって何も考えられなくなるものです。
どうにか彼を引き止めたい、離れていかないでほしい…そう思ったらやはりまずはその気持ちをストレートに伝えたくなるでしょう。
事実、男性から別れを告げられた女性は泣いたりすがったりして彼氏の気持ちを引き留めようとすることが非常に多いです。
そうして感情をぶつける形で彼を説得すると、その時だけは「そこまで言うなら考え直すよ」と別れを回避できるケースも少なくありません。
しかし、この時の彼の「考え直す」という言葉は単に彼女が冷静になるのを待つためだけの言葉なのです。
彼の心は決まっていて、別れを実行するのを少し先延ばしにしただけです。
これでは別れを回避した事にはならないので、彼を引き止められたとしても決して安心しないようにしましょう。
感情的な姿を見て彼はもっと引いてしまう
彼を感情的に引き止めることにはもう1つ問題があります。
それは、女性側のイメージや価値を下げてしまう点です。
別れというショッキングな場面では人の本性が出るものです。
感情的になり取り乱している姿を見れば、彼は「この子は本当はこういう性格なんだ」とその時の様子をあなた自身だと感じてしまうのです。
今後2人でやっていく中で、問題やトラブルが起きた時はまた感情的になったり気持ちをぶつけられたりするのかな…と思われてしまうと、彼の気持ちはより一層冷めてしまいます。
すがったり彼を引き止めたりする行為は彼の意見を否定することにも繋がってしまいます。
別れようと告げられていきなり真っ向からNO!と言うよりは、まず彼がどうしてそう考えたのかを聞くくらいの余裕や落ち着きがあったほうが、結果的に別れを回避しやすくなります。
別れ話の時点で彼の心がすでに離れていることを理解する
彼が冷静ならじっくり考えたうえで別れ話をしている
別れ話を乗り越えるための基本的な考え方を学んだ次は、どうして仲直りしたいなら電話やラインを避けるべきなのかをお話します。
別れ話をする時の彼が冷静だったり落ち着いていたら、その時彼はすでにこれまで相応の時間を使って恋人との別れについて考えてきています。
じっくり考え、別れずにやっていく道も検討したうえでやっぱり離れたほうがいいと判断している、ということです。
それだけ考えてきた彼ですから、その考えはすぐ簡単にひっくり返るようなものではありません。
そんな彼に対し、LINEや電話では本気で彼を愛していることやどれだけ一緒にいたいと思っているのかを深く伝えるのが難しいです。
また、勢いで別れたくないと伝えてきている印象になってしまうこともあります。
そうではなく、彼が考えた分だけこちらもじっくり考えて、そのうえで答えや伝えたい気持ちをまとめ、時間を作り直接会ったうえで直接伝える。
こうしたプロセスを踏んでこそ彼がよく考えて決意した別れをくつがえす力が生まれるのです。
冷静になれない時は時間をもらって離れるのもあり
もし彼との別れ話に落ち着いて臨むのが難しいなら、一旦考えさせてほしい、気持ちを整理させてほしいと時間をもらうのも1つの方法です。
彼から別れを言われたその時すぐに冷静になるのはなかなか難しいことです。
一旦時間を置いてからであれば、自分の気持ちを整理したりこれまでを振り返ったりして落ち着いてから彼と話ができますから、そのほうが別れを撤回してもらえるチャンスを作りやすいです。
気持ちがまとまっていないまま電話したりlineを送ったりすれば、別れ話がこじれて険悪になったり、思ってもいない暴言をぶつけてケンカになったりすることもあります。
すぐに解決したい思いは痛いほど分かりますが、理性的に対応するのが難しそうな場合は今後のためにも一度考える時間をもらうようにしましょう。
説得は気持ちを伝えるだけでなく理論的に
大切なのはなぜ一緒にいるべきなのかを伝えること
別れ話を乗り越えたカップルは、必ずと言って良いほどこの「なぜ一緒にいるべきなのか」をきちんと相手に話しています。
そもそも彼が別れを決意したのには理由があり、その理由は2人が離れるべきだと判断しなくてはいけないくらい影響力のあるものです。
その別れる理由に対抗できるのは、「私と一緒にいるとあなたにはこんなプラス面がある」という強力なメリットだけです。
別れの理由になっている悪い部分を直すから、と彼にすがるパターンが少なくありませんが、これは彼から見るとあなたが無理してあなた以外になろうとしているような違和感があります。
あくまであなたがあなた自身として、彼にもたらせるプラス面を伝える必要があるのです。
あなたが彼にしてあげられること、守ってあげられること、一緒にいると2人とも成長できる部分。
そういうものを思いつくだけ挙げていき、しっかり彼の目を見て直接伝えるのが大切なことです。
一方的な説得にならないよう注意する
彼に一緒にいるべき理由を伝える際、気をつけなければならないのが一方的な伝え方にならないようにする、という点です。
lineや電話だとどうしてもこの問題が起きやすいです。
大量の文字で彼に長文のメッセージを送ったり、電話でいきなり決意表明のような話をされても彼は面食らってしまって受け入れられません。
特に男性心理として、ラインや電話は自分の用件を相手に伝えるためのツールだという認識がありますから、それらを使って別れを回避しようとする連絡をしてくるのは一方的に感じやすいのです。
加えて、男の人は自分の感情を文字や言葉にするのが苦手なところがあります。
言葉以外、例えば表情や声のトーンや体のしぐさなどで自然に気持ちを表現できたほうがストレスなく話し合えるので、その意味でも会って話すのが1番です。
とにかく彼の立場に立って説得するという姿勢を忘れないようにしましょう。

話し合い仲直りした体験談
成功例1:「好きかわからなくなった」から仲直り
私も元々はおしとやかと言われるような性格だったのですが、彼の優しさにだんだん甘えてしまって次第に男友達と2人だけで遊んだり、やりたい放題になっていきました。
彼のことを顧みなくなっていたんです。反省です。
付き合って半年くらいして、ある夜一緒にベッドに入ったらその時にいきなり「話がある」「好きかわからなくなった」って言われました。
何でいきなり?とパニックでしたが彼は何ヶ月も前から考えてたらしいんですよね…。
そこでハッと自分がどれだけ彼を大事にしてこなかったのか、気づいたんです。
ベッドの上に正座して土下座して、今本当に全てを察したこと、大事にできなかった分だけこれからお返ししていくことを真剣に伝えました。
その晩はひと晩考えるって言われたけど、次の日に仲直りできました。
必死だったけど落ち着いて話せたのが良かったんだと思います。
22才/女性
成功例2:「二度と会いたくない」からの仲直り
お金の管理も任せてくれたり、結婚したら〜なんて話もしてくれる感じで、私はそろそろ一緒になるのかな?とか思っていましたね。
それが壊れたのが付き合ってから2年した頃です。
彼の大事にしていた雑誌を間違って捨ててしまって大ゲンカになり、どうしてこんな大したことないもの捨てたくらいで怒るのよ!と怒鳴ってしまったんです。
「もう二度と会いたくない」と彼の心のシャッターが降りてしまい、次の日からは電話しても出ない、ラインしても返ってこない状態に。
でもどうしても諦められなくて、趣味の仲間に呼び出してもらい何とか彼と1時間だけ会えることになりました。
最初は目も合わせない感じでしたが、誠意を知ってほしくて趣味関係のグッズとかいろいろ出来る限り集めて持っていったんです。
雑誌のことを謝って、代わりにはならないけど…とそのプレゼントを渡して、これを集めた気持ちを知ってほしいと伝えました。
しばらく沈黙した後に「許してやる」とぼそっと一言。
やっと仲直りできたんだと涙が止まりませんでした。
32才/女性
別れの危機を乗り越え結婚!決め手は「有言実行」
こちらはあるご夫婦の記録です。
別れ話を回避したその後に見事ゴールインされた様子から、一度危機を迎えたからこその絆の強さが感じられます。
変われると証明する、そう伝えて別れを思いとどまってもらうことに成功
Aさん(女性)が26才、Bさん(男性)が29才の時に仕事仲間だったお二人は付き合い始めました。
彼のBさんは敏腕のビジネスマンで、周りからも期待され順調にキャリアを積んでいました。
そんな彼と付き合い出したAさんはいつも自分に自信がなかったと言います。
現に周りの仕事仲間からは「釣り合っていない」と陰口を叩かれることもあったそうで、そのたびにAさんは自信をなくしていました。
BさんはもちろんそんなAさんを慰めてくれましたが、その慰めだけが次第にAさんの支えとなってしまい、もっと慰めて、もっと可哀そうだと言って!と求めるようになったそうです。
最初は努力してくれたBさんも次第に愛想を尽かしてしまい、「成長する気がない君をこれ以上支えられない」と別れを告げてきたのです。
Aさんは必死に引き止め、私変わるから、とすがったのですが、Bさんは耳を貸しません。
そこで、Aさんはとっさに「2ヶ月ちょうだい。それで私が変わらなかったら別れを受け入れるから。」と期限付きのお付き合いを提案します。
Bさんも口論に疲れており、しぶしぶその申し出を受け入れてくれたそうです。
有言実行を果たした姿を見て彼が結婚を決意
その日からAさんはこれまでの弱かった自分を捨てると決意し、自分の力で彼に見合う女性になろうと努力を始めます。
料理教室やメイクレッスンに通い、仕事でも難しいプロジェクトに立候補したりして、その頑張りは相当なものだったそうです。
その間連絡は取り合わず、付き合っているといっても疎遠な状態になっていた2人。
そんな中、Bさんの同僚がミスをして会社で大きな問題になってしまいました。
あわや取引先を失うかも、という時にフォローに回ったのがAさんで、結果的にAさんのお陰で会社は損失を出さずに済みました。
以前のAさんだったらこんな事はできなかった。
いや、やろうともしなかった。
Bさんはその姿を目の当たりにして「変わると言った約束をちゃんと守ってくれたんだ」と心動かされ、その頼もしさや前向きに進んでいける力に惚れ直して、期限だった2ヶ月後にプロポースをしてくれたそうです。
占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス

彼との未来が決まる重要な場面だからこそ、今の自分で落ち着いて乗り切れるのかをしっかり判断しましょう。
難しければ時間をもらうのも手ですし、焦って失敗してしまわないよう注意しましょうね。
電話やlineではなく彼と誠意を持って直接向き合えるよう、自分の心も環境も整えて臨んでください。
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