復縁を無理にさせる考え方や行動

復縁は無理？諦めるべき…？悩んだ時に考えるべきポイント

彼にしてあげたいことが残っているなら追いかけるべき

恋愛中、彼を本気で愛せているかどうかは「彼にしてあげたいことがあるかどうか」で判断できます。

彼のことを大切に思っていれば、あれもしてあげたい、これもしてあげたいと奉仕の心が強くなり、自分ではなく彼のためを思って行動できるものです。

彼にしてあげたいことが残っているなら、あなたの中に本気の愛情が残っているということ。

その想いがあるなら元サヤに戻るためにしなくてはならないことにも向き合えますし、努力したり行動することができるはずです。

それができれば復縁は決して無理ではありませんから、彼のことを諦めず、もう一度愛してもらえるよう頑張ってみるのがおすすめです。

反対に、彼にしてもらいたいことばかり頭に浮かんでくるようなら、その胸の中にある思いは残念ながら純粋な恋愛感情ではなく依存や執着と言えます。

それらの気持ちを抱えて彼とやり直そうとしても、彼の心を動かすのは難しいです。

悲しいことですが、彼のことは諦めて次のもっと良い恋愛を見つけに行ったほうが幸せな毎日を手にできるでしょう。

一緒にいて得られるものが無ければ諦めるべき

彼とのデート中、連絡のやり取り中、離れている時間に考えたことを思い出してみてください。

その中で「こんな事に気づけた」と感じた発見はありましたか？

彼との時間のなかで「そうだったんだ！」という発見があったり、彼や自分についてより深く理解できたりしたことがあったなら、2人の関係はあなたに成長をもたらしてくれる有益なものであると言えます。

そういう出会いはなかなかありません。

今回の別れからもきっと何らかの学びがあったはずですから、それも力にしてもう一度彼に振り向いてもらえるようアプローチしていくのがおすすめです。

反対に彼との時間の中で成長できた印象がない、発見したり気づけたことが特に思い当たらないなら、彼との関係はいわゆる馴れ合いになってしまっていたと言わなくてはなりません。

馴れ合いの関係は居心地はとても良かったりするのですが、時間を浪費しているような状態でその後の自分に残るものがほとんどありません。

彼と一緒にいることで得られたもの、よりを戻せたら得られるであろうものがあるかどうかを見極めて、もしも思い当たらないようであればこのままお別れを選んだほうが賢明です。

友人・知人のアドバイスは真に受けない

彼との復縁を頑張るかそれとも諦めるかを決める時に注意してほしいのが、他人のアドバイスをそのまま鵜呑みにして決めないでほしい、という点です。

親友だったり家族だったり、親身になって相談に乗ってくれる相手ほどあなたの幸せを思うあまり「絶対やめたほうがいいよ！」や「気持ちをぶつけないと！」などといった極端な意見をくれがちです。

こうした意見をそのまま取り入れてしまうと、冷静に進めていれば掴めたチャンスを逃したり後で後悔したり、彼を傷つけてしまうことにもなりかねません。

反対にあまり仲良くない知り合いに相談すれば、あなたを傷つけないように気を遣ってお茶を濁すような上辺だけの意見しかくれないでしょう。

他人のアドバイスを参考にするのは良いのですが、この先を生きていく当事者はあなた自身ですから、あくまで決断するのはあなた自身で行うようにしてください。

絶対復縁できない考え方や行動

好きだと伝え続ける

復縁を無理にしてしまう行動のナンバーワンとも言えるのがこのアプローチです。

彼のことが好きな気持ちを伝え続けていればいつか思いは届くはず、と信じて気のある態度を取り続けたり、「愛しているよ」「忘れられないよ」とアピールを続ければ、彼の気持ちは反対にどんどん離れていってしまいます。

彼のことが好きだと伝えても、彼のほうにそれを嬉しいと感じる心の準備が出来ていなければ全く響いてくれません。

それどころか諦めの悪い面倒な印象を持たれてしまい、前よりもマイナスのイメージが強くなってしまう恐れがあるのです。

それに、男性は自分が欲しい女性を自分の力で惚れさせ、手に入れることを望みます。

自分からのアプローチは控えめにし、そのうえで彼のほうから近づきたい気持ちにさせるほうが復縁はずっとうまくいきます。

彼とやり直したいなら、好きと伝え続けるよりもどうやったら彼に興味を持ってもらえるかを考えて実践するようにしましょう。

悲観的・ネガティブになる

彼のことが今でも好きなのに離れ離れでいなくてはならないのはとても辛いことで、心がネガティブになってしまうのも無理はありません。

ただ、彼とやり直したい時に悲観的な気持ちに浸り続けていれば、復縁するのは到底無理です。

なぜかというと、人は悲観的だったり落ち込んでいる人の近くで過ごしたいとはなかなか思わないからです。

彼が元カノとやり直したいな、と感じるとしたら、それは元彼女からポジティブだったり前向きなエネルギーを感じた時です。

時には「可哀想で放っておけない…」という気持ちからヨリを戻そうと考える男性もいますが、これは愛情ではなく彼も彼女を守ることで自分の価値を示したいという依存心が元になっています。

その気持ちでやり直すと、女性がまた付き合えて嬉しいと元気になれば彼の気持ちは冷めてしまいますし、安定した恋愛関係は作れません。

彼に戻ってきてほしい、私には彼が必要なんだと分かってほしいと落ち込んだ姿ばかり見せてしまうと復縁においては逆効果であると覚えておきましょう。

変わろうとしない

ありのままの自分を受け入れてくれた彼に、またそのままの私を好きになってほしい。

こう願うあまり、彼との復縁を望んでいるもののなかなか自分を変えようとしない人がいます。

ただ、彼からすればその相手らしさを見たうえで別れを決意したり受け入れていますから、その時と変わらない姿を見せられたところで「もう一度愛そう！」とは思いにくいものです。

むしろ新鮮な一面やより素敵になった面を見てこそ、「今の彼女とやり直してみたい！」という衝動を感じてくれるのです。

ですから、変わろうとしない、前の自分のままでいようとすることは復縁を遠ざけてしまう要因になります。

元々の自分を大切にすることそれ自体は問題ありませんから、元の自分の良いところはより伸ばし、悪いところは乗り越えられるよう自分磨きを行うと良いでしょう。

違和感のない成長をアピールできるので、彼から見て無理しているように見えたり「やり直したいからやってるんだな」と打算的なイメージを持たれる恐れが小さくなります。

加えて、自分らしさをベースにしながらより磨きを掛けていく様子からは前向きな印象が感じられて魅力的なものです。

本来の自分を否定して全く違う自分へと人格矯正する必要はありませんから、とにかく復縁を願っているなら「変わらないでいる」ということだけはないようにしましょう。

失恋の辛さを自分で消化できない

失恋して心がショックを受けると、その苦しさを少しでも軽くするため、誰かに話を聞いてもらいたくなったり傍にいてほしくなったりするものです。

確かに人に吐き出し聞いてもらう、慰めてもらうのはショックを軽くするのに効果的ですし、友達もあなたのことを心配して協力してくれるでしょう。

ただ、失恋したことを周りに話して回っている様子を彼に感じ取られてしまうのは、やり直せる可能性をぐっと下げてしまいます。

自分の中でじっくり見つめ、問題点と向き合い、これからの糧にできるイメージとはかけ離れた、どこか子供っぽい幼稚な印象を持たれてしまいます。

そのイメージがあると、「やり直したら事あるごとに自分に寄りかかってきたり感情をぶつけてきそうだな…」と彼に思われてしまい、元サヤに戻るのをためらわせてしまうのです。

もし彼と今後いいムードになったとしても、そのイメージが邪魔して彼が一歩踏み出せなくなる恐れもありますから、失恋話を聞いてもらうのはごく身近な友達1人〜2人くらいにしておくか、周りに話していることを彼に知られない対策をしっかり講じることが大切です。

SNSで悲しみを発信する

SNSという公の場で恋愛というプライベートなことを大々的に発信しているのも、男性から見るとあまり良い印象にはなりません。

そもそも男性は自分の恋愛についてあまりオープンにしたがらない性質がありますし、周りに話して回るとしても親しい人に限られることが多いです。

これは自分の周りの人たちを敵か味方かで判断し、敵やそちらに近い人達には自分のことを知らせたくない男性心理があるからです。

よく知らない人にもこの警戒心は働きますから、自分たちの付き合いがSNSでオープンになるのはやはり好みません。

それをあっけらかんとやってのける様子を見られてしまえば、価値観が合わない、自分とは相性が良くないと判断され、恋愛対象にもう一度入ることができなくなってしまう可能性があるのです。

SNSで今の自分について気軽に発信できる時代になったからこそ、彼がそれをどう思うかを慎重に考えて扱い方を考える力が求められます。

人づてに彼の耳に入る可能性もありますし、復縁を無理にしてしまわないためにも注意してSNSでの発信を行いましょう。

彼を責める・恨む

彼と別れると、女性によっては「こんなに傷つけられて辛い…振った彼を憎いとさえ感じる…」と思ってしまうことがあります。

この憎さというのは好意の裏返しであり、自分が好きなのに相手から好かれていない事をあたかも理不尽であるように感じてしまうために生まれます。

そういう気持ちがあると、彼とは別れているのに他の女性と仲よさげにしているとヤキモチを妬いてしまったり、休日何をして過ごしているのかつい詮索してしまったりしがちです。

ただ、彼から見ればこのような干渉はストレスになりますし、別れていてこれだけ言われるのなら付き合ったらもっと大変なことになる、とも感じてしまいます。

そう思われてしまうと復縁は難しくなりますし、この印象が積み重なればどんどん彼ともう一度恋人同士になれる未来は遠のいてしまいます。

自分が彼を好きなことと彼が自分をどう思っているのか、これはあくまで別々の事柄です。

それを繋げて考えてしまうとそれこそ理不尽なモヤモヤを彼に対して抱えてしまうことになりますから、意識的に切り離して考えるようにしましょう。

彼の気持ちを想像できない

彼の立場に立ち、彼がどう感じるかを想像する。

文字で書くととても簡単なことのように思えますが、それがなかなか実際には難しいです。

特に好きな相手の気持ちを想像するのは人間のつくりとして難しいように出来ているのです。

なぜかというと、人は好きな相手に対して自分と似ている部分を探したがり、それが発展していくと「自分と同じように感じるはず」という思いを無意識に持ってしまうのです。

この思い込みはあくまで意識上には登ってきませんから、自分がそういう判断基準を持ってしまっていることになかなか気づけないのが怖いところです。

彼ならきっとこう考えるはず、この気持ちを分かってくれるはず、と彼の立場に立って考えているつもりでも、それは自分を彼に投影しているに過ぎない場合が良くあります。

その状態で彼に接してしまうと実際の彼と想像している彼の気持ちの間に大きなズレが生まれていますから、良かれと思ってしたことで彼に嫌われたり怒らせてしまったり、ということになります。

自分とは違う考え方をする彼の心、何に喜び何に悲しむのかを過去の彼との時間を元にまずじっくり考えてみて、それから「今ならこういう気持ちかもしれない」と発展させることが重要です。

これが出来ていないとどんなに彼の心を良い方へ動かそうとしても復縁に近づけなくなってしまいます。

元彼を忘れたい…復縁を諦める方法

一緒にいられた期間で十分と考える

彼を忘れる方法の1つとしてまず試してみて頂きたいのは、今まで2人で過ごした時間で十分幸せをもらった、と満足感を感じてみることです。

恋愛中だったり好きな人がいると、人はどうしてももっと、もっとと求めがちになります。

もっと一緒に過ごしたい、もっと私に笑いかけて欲しいなどの要求には限度がありませんから、貰えばもらっただけもっと欲しくなるものです。

その際限がない要求から一度離れて、冷静に彼とのこれまでを振り返ってみてください。

あんなこともしてくれた、こんなことも言ってくれた、と彼がこれまでしてくれた事をいくつも思い出せるようなら、今までの思い出に満足を感じている自分がいることに気づくはずです。

求め続けるのではなくもう十分、と感じることができれば、彼への執着心は薄れていき、2人のお付き合いをいい思い出にしやすくなります。

この方法で彼のことを諦めるコツは、できるだけ良い思い出ばかりを思い出すようにすることです。

悪い思い出もたくさんあったな…と思ってしまうとそれを精算するだけのプラス要素が足りない！と感じてしまいますから、できるだけ彼に感謝できるようなエピソードを思い出すようにしましょう。

人生単位で考える

彼との付き合いが何ヶ月だったのか、それとも何年だったのかである程度変わってきますが、やはり彼といた時間は人生単位で考えればあくまでその一部分です。

彼と出会う前の時間、彼と別れてから続いていくこれからの時間をイメージすると、あなたの人生を占める彼の割合が小さくなっていくのを感じられると思います。

過去には彼以上に夢中になったものがあったし、この先も彼との恋愛以外にやりたいこと、大事なこと、考えなくてはいけないことが色々ある。

そんな風に気持ちをコントロールできると、彼を忘れられない思いに苦しめられるというよりも、「彼も私の人生の大切な1部分だ」と余裕ある心境で考えられるようになります。

苦しい時に視野を広げてみると心が落ち着くのは、落ち込んだ時に海を見に行ったり空を見上げると気持ちが軽くなるのと同じことです。

上手に視野を人生全体へ広げていくには過去や未来にポイントを置くのが効果的ですから、彼と付き合う前の人生で印象的だったこと、この先の未来で気になることを具体的に思い浮かべ、今この時から意識を引き離していくようにしましょう。

好きだった事を思い切りやる

人は何かに集中していると、他のことへ意識が向かなくなります。

彼を忘れられない、諦められない時は彼に意識が集中してしまっているので、その集中を別のものに向けるようにしましょう。

いつかチャレンジしたいとぼんやり思い描いていたものや、できるだけ大きな夢に向かって一歩を踏み出すのが効果的です。
あまり小さく具体的な夢だとそのためにやることもあまり多くないでしょうし、すぐに終わってしまいまた彼に気持ちが引き戻されてしまう場合もあります。

大きな夢ならまず調べ物から始めたり、こなしていくべきことをリスト化したりする作業からスタートしますから、そこから長い間集中して取り組みやすいのです。

ただ、やるべきことが漠然としたまま取り掛かるのは止めておきましょう。

やることリストをできるだけ細かく作り、小さなゴールをたくさん設ける事で途中で挫折しにくくなりますし、達成感もゴールの分だけ味わうことができます。

こうして成功体験を重ねていくことそのものも気持ちを前向きにする効果がありますから、彼のことで悩んだり苦しみにくくなっていきます。

スモールゴールを1つずつ達成していく楽しさを味わうのを大切に、彼ではなく自分の夢に向かって進んでいきましょう。

資格取得などの勉強に打ち込む

資格などの勉強をするのは恋愛に高ぶる気持ちを落ち着かせるのに有効です。

恋愛感情や彼への未練の真逆には理性があり、勉強はこの理性を使って行うものです。

理性でものを考えることで感情をコントロールしやすくなりますし、その分彼のことも「諦めたほうが自分のためだろう」と落ち着いて判断できるようになります。

彼のことを完全に頭からなくして勉強に集中しようと思うと、反対に彼のことが頭に浮かびやすくなりますから、「勉強の妨げにならない程度には思い浮かべてもOK」と自分に言い聞かせるのがおすすめです。

彼は今どうしているかな…くらいならば邪魔にはならないでしょうし、そのくらいの意識として発散しておいたほうが反動で彼のことばかり考えてしまうことになりません。

また、勉強する資格は受験日が決まっているものを選ぶとより効果的です。

いつまでにやらなくてはいけない、とリミットが決まっていたほうが人は集中しやすいですから、そこに向けて勉強するうち次第に彼への想いが薄らいでいくでしょう。

憧れの女性を見つける

憧れの女性を見つけるのも彼を諦めるために有効な方法です。

この人素敵だな、と思える女性を見つけたら、外見や振る舞い、考え方までできる限り真似して過ごすようにしてみてください。

たとえ彼のことが頭に浮かんでしまっても、「あの女性ならきっとうじうじ悩まない」とか「こんなふうに吹っ切るだろうな」と思えるので、本来のあなたにはない武器で彼への未練を追い払うことができます。

そんな強さを持った女性を理想像とできると有効ですから、その部分を意識して誰にするか選んでみてください。

身近にそうした人がいなければ、有名人・芸能人のサバサバした女性を理想にするのでも構いません。

できるだけ考え方や振る舞いがイメージしやすい女性で、あなたにない強さを備えている女性をお手本にしましょう。

結婚相手の条件を考える

彼を諦められないのは、当然ですが「彼」という1人の人格に固執してしまっているためです。

そこで、一旦人格を無くし条件だけで理想の男性を考えてみるのがおすすめです。

条件を考えやすいという意味で、結婚するならどんな男性がいいか最低でも条件を10個以上考えてみてください。

誰がいいか、ではなくあくまでどんな条件に当てはまる人がいいか、という目線で考えることができるため、彼以外の男性に無理に目を向ける必要がないので、自然にリストアップしやすいです。

彼に当てはまる条件もあるかもしれませんが、出してみると意外と彼には当てはまらない条件もあることに気づくでしょう。

そうした自分の中にある「こういう人がいい」という価値観を先にまず知ることで、彼以外へ目を向けやすくなります。

あくまで条件を考えるだけですから、この際遠慮せずわがままになってどんどん理想の条件を出してみてください。

辛くなったら気持ちを書いてアウトプットする

彼のことが頭から離れずに辛くなったら、できるだけすぐアウトプットすることを習慣にしましょう。

その方法は簡単で、罫線のない真っ白な紙にペンで今心に浮かんだことをそのまま書いていくだけです。

感情は胸に溜めておくとグラスに注がれた水のようにどんどん溢れそうになっていきますが、定期的に外に出してやればそこまで気持ちを圧迫しません。

すぐに紙を用意するのが難しければ、スマホのメモアプリや日記アプリなどに書き出していく方法でも代用できます。

ただ、やはり効果が高いのは手書きでアウトプットする方法になります。

もう出てこなくなるまで書き続け、気持ちがすっきりしたら丸めるか破いて捨ててしまいましょう。