








目次
ツインレイ(ツインソウル)のチェイサーが担う役割とは
最終段階に入るための準備を整える
ツインレイやツインソウルの関係の二人がサイレント期間に入ったのち、チェイサーと言われる追いかける側になるとランナーと言われる逃げる側とはまた違った役割を担います。
ランナーの場合、チェイサーを目覚めさせて試練を受けるよう促すといった役割も離れるためにありますが、チェイサーの役割は基本的に最終段階に入るための準備に関係しているのです。
最終段階、つまりツインレイやツインソウルにおける最終目標に入るための準備でもあり、統合をはじめとしたさまざまな事象を完全に行えるように体や精神の土台を作り、魂を整えるものを言います。
統合などを行う場合、中途半端は許されません。
魂の成長具合、受け入れるための心、互いに信頼関係をどの程度築けているか、そうした部分は特に大きく影響をもたらしてしまい、いい加減な管理をしているとせっかくの統合のチャンスをふいにしてしまいかねないのです。
当然、チャンスがあったのに物にできなかったともなれば、もう一度サイレント期間をやり直す必要が出たり、そもそもまだ出会うのには早かったと高次元の存在が判断してしばらく再会できない程長い期間離れなければならなくなったりする可能性もあります。
どちらかが亡くなる、決定的に無理だと判断されて今生ではもう統合ができない状況に陥らなければまだ何とか機会は作られるでしょうが、それでも難しくなるのには変わりません。
中途半端は許されない、確実に成功できると確信できるほど完璧な状態を維持し、統合を果たすその時までに信頼関係を深く結び直せるようにならなければならないのです。
ランナーもランナーでとても大切な役目を背負っていますが、二人の関係において重大な役目を、チェイサーは担っています。
すべてを受け入れる事を学ぶ
ツインレイやツインソウルがサイレント期間を終わらせるためにはチェイサー側が心境や心に変化をもたらさなければなりません。
その変化とは、自身も相手もすべて受け入れられるようになるといった変化。
それまでどうしても目について仕方のなかった自身のコンプレックスや、相手を通して見せられていた気分になっていた箇所を受け入れられるようになる、簡単に苛立ったり嫌な気分になったりしない程度に余裕をもって過ごせるといった心境の変化が必要です。
ツインレイやツインソウルの付き合い方にもよるのですが、どちらにしても魂の関係性や結びつきが強い分、長く親交を深めていくのは確定事項であるケースがほとんど。
時には、片割れのどちらかがすでに結婚していたり、亡くなってしまったりして親交を深めるとしても程度を考えなければならなかったり、もしくはそもそもが無理だと判断できる場合もありますが、多くのツインたちは長く付き合いを続けていきたいと考えるものです。
むしろ、統合を果たすまでの付き合いになる事自体が話題に出ない程少ないので、本当に何かしらの事情があって離れるのならともかく、基本的には離れていかないものでしょう。
そのため、今後のことを考える、統合をはじめとした最終目標を念頭に入れておくと両者のすべてを受け入れられる心を持っておかないと耐えられないのです。
ランナーは不安や恐れから逃げ出してしまっていますが、実際のところチェイサーが最終段階に入るための準備をするわけですので、統合を果たせるかどうかのカギを握っています。
チェイサーの準備が整えば統合を果たせるとはいっても、逃げ出してしまったランナーに思うところが出てきてしまうのは仕方ありません。
それらを含めて受け入れられるようになる心をもっておき、統合に関しても信頼関係の築き直しにも問題ないように整えるのです。
ランナーの安住の地になる
ツインレイやツインソウルのチェイサーの役割は、何も最終目的のために準備をするだけでなく、すべてを受け止める心を持ち、余裕を持った時間の使い方や過ごし方をしているのを見せて、戻ってきても大丈夫とランナーに伝えるものもあります。
そして、その延長線上にはぶれない心や軸を持ち、安心して傍にいてもいいと思える安住の地になるといったものも含まれているのです。
逃げてしまったランナーは、戻っても大丈夫だと言われても簡単に信用しません。
もっと自分がふさわしい人間にならなければならない、本当に戻ってまた不安に襲われたりしないかわからない、そんな焦燥感や悩みに苛まれながら戻るか戻らないかの選択を迫れる人もいるでしょう。
そんなランナーが戻りたいと思った時にチェイサーが、軸がブレブレで優柔不断、寄りかかったり愛を伝えたりしても大丈夫だと胸を張って言えない、そんな人のそばにいるのは不安で仕方がないはず。
おまけに安心できないと確信したのなら、自身が本当に安心できるまで傍にいたくないと再び離れて行ってしまう可能性もあります。
だからこそ安定感のある心や軸へと整えて、戻ってきたランナーが安心して傍にいられ、信頼関係を結んでいきたいと思えるそんな人間にならなければなりません。
傍にいても安心できる、ここに戻ってくれば大丈夫、そんな人になれたならランナーも戻っても大丈夫だと魂などでも感じ取り、サイレント期間を終わらせるためにチェイサーである半身の元へ帰ってくるでしょう。
当然ではありますが、その他の土台や準備も整っておかなければならないので、何か一つでも準備不足であれば失敗して、もう一度やり直しとなってしまう可能性があります。
ツインレイの片割れがいなくなる事でチェイサーが経験する苦しみや辛さ
幸せだった日々が崩壊する苦しみ
ツインレイがサイレント期間に突入すると、ランナーが一気に走り去っていってしまいます。
その後連絡自体も途絶え、全く関われない、親交を深めるどころか突如無視されたような状態が始まって困惑してしまう人も多いです。
ですが、その困惑がある程度収まった後、襲ってくるのは幸せだった日々が崩壊する苦しみでしょう。
ツインレイと出会い、親交を深めて離別期間にまで入るまでに至ったとしても、それまでの関係性は非常に良好であるはず。
もちろん、サイレント期間に入る直前には意見の相違や認識の違い、その他にも諍いの火種になりかねないものが沢山出てきてしまい、場合によっては喧嘩別れのごとくサイレント期間に入る人もいます。
少し距離を置きたいと思ってしまう程度に、相手に思うところがあるのだとしてもそれでも強く絆を結ぼうと親交を深めてきたツインレイですので、たとえ嫌な部分があったとしても根底では嫌いになれないのです。
だからこそ、幸せな日々が崩壊する苦しみが強く襲ってくるでしょう。
一緒に過ごす時間が無くなり、話もメッセージを交わすこともない、一緒にご飯を食べたりお酒を飲んだり、そんな機会すらなくなります。
それまで一緒にいる時間が長かったのであれば、唐突にいなくなってしまった事態がどんどん苦しくなっていくのです。
様々なところで共に過ごしてきたはずの二人、たくさんの時間を過ごして親しくなったと思ったはずが、突如として連絡を絶ってしまった相手に悲しみや苦しみが襲いきて、「自分にはもう飽きてしまったのか」と不安にも苛まれます。
いなくなってしまった恋人と別れたすぐの日々のように、相手を思い出して苦しむ日々が幕を開けてしまうでしょう。
不安で仕方のない日々が始まる辛さ
それまで親しかった相手がいなくなるというのは、どんな人であっても不安に陥ってしまうもの。
嫌っていた人や鬱陶しいと思っていた人がいなくなると安心感があるのかもしれませんが、親しい人と別れるのは誰だって悲しいし、寂しいと思ってしまいます。
ツインレイの場合はそれが特に顕著です。
更に、唐突にいなくなってしまった、連絡が取れなくなった状態になってしまいますので不安はより強くなるでしょう。
交際する間際、もしくは交際に発展して少し、まだそれほど長い時間を共に過ごしていない人が多くなりやすいツインレイは、このまま自分の元には帰ってこないのではないか、もう自身に飽きてしまったのではないかといった不安も出てきます。
連絡が一切取れない状態ですから、不安を解消できる方法は全くありません。
ただひたすら、己を磨き上げるように時間を使うほか、仕事などにも力を入れるしか気をそらすことはできないでしょう。
けれど、仕事や自分磨きに力を入れていたとしても、そこから視線をそらし、集中力が切れればまた不安しか残らない、一人残されてしまった時間が始まります。
1人置いて行かれてしまったとより強く実感し、悲しくて仕方のない暗く寂しい時間になれば、不安はより大きく、強く心に残ってしまうのです。
それまでツインレイと共にいると満足感、充足感、それまで感じなかった感覚の中にずっといられるわけですから、不安も何もありません。
けれど、離れてしまったせいで自身を満たしてくれていたものがすべて無くなってしまい、不安で仕方なくなってしまいます。
新たに自身で支えにできるものを見つけ、離れていった半身に依存している状態を改善しない限りは不安が次から次へと襲い掛かってくるでしょう。
トラブルや試練が襲い掛かってくる日常への変化
ツインレイと離れ、ランナーとチェイサーに分かれた後はそれぞれの日常が大きく変化します。
ランナーの場合はより己を高めようと仕事に集中するなど、自身にとって必要だと思う行動を取りつつ試練などを乗り越えていくのですが、チェイサーの場合は片割れがいなくなってしまった結果、それまで見ようとしなかったものを見なければならなくなるのです。
それはツインレイと出会えた後、放り出していた課題や試練、そして迫りくるトラブルなど人によって違うものの、それでも自身へ襲い掛かろうとしてくる苦難であることに変わりはありません。
特に、出会えた後に試練も何もかも後回しにして、ツインレイとの関係を優先した場合は積もりに積もった課題が後から襲い掛かってきます。
その結果、毎日の仕事やトラブルと合わせて、やらなければならない出来事が増えてしまい、最後には何もかも手が回らないなんて可能性も出てくるでしょう。
けれど、襲い掛かってくるトラブルや課題は待ってくれません。
会えない苛立ち、不安を抱えたままでトラブルや課題に対処して、乗り越えなければなりませんので、非常につらい時も多くなりやすいです。
体調も崩しやすい、思い悩んで睡眠不足になるといった不調にもなりやすい人が多くなり、さらに課題も難題になってくると乗り越えられるまで時間がかかります。
会いたい気持ちが強いのであれば、会えない気持ち、会いたい焦燥感が邪魔をして課題を間違えてクリアしてしまったり、むしろ課題事態が失敗してしまいかねない事態を引き起こしたりする可能性もあるでしょう。
不安や焦燥感と闘いながら、それでも課題やトラブルをどうにか解決する日常が始まってしまうので、忙しさの余り雑になってしまうかもしれません。
私生活も何もかも、雑になってしまうと他の出来事に関してもおざなりでいいと考えてしまうケースも多いので、優先順位を決めてきちんと対応できるよう余裕を持てるようになりましょう。
チェイサーとしての使命に気づく中で少しずつ生まれてくる行動や考え方
魂の成長に伴い、素の自分でいいのかもしれないと思う
サイレント期間の最中、最初はどうしても不安や苛立ち、上手く行かない焦燥感でいっぱいだったチェイサーですが、徐々に役割に目覚め、使命を理解していくと気持ちや行動に少しずつではありますが、変化が表れ始めます。
その中でもまず最初に出てくるだろう考え方の変化が、素の自分でいいのかもしれないと思えるようになる事。
あれこれ考えた末に、チェイサーは今の自分が本当に彼にふさわしいのか、逃げてしまったあの人はどうして離れたのか、そんな理由をもとに今の自身がどんな風に見えるのかを把握しようとします。
そして鏡を見て、他の人から意見を聞いて、様々な課題をこなすうちに見えてくるのが好かれようとして無理をしている自身です。
無理をして相手に合わせる、あまり他の人に見せるのはと憚られる一面を隠して過ごす、そんな風に日常を過ごしていたはず。
当然、自分では良いなと思っていても年齢や容姿、その他の要因によって人には内緒にしているものは誰にだってあります。
けれど、そうしたものを他の人に見せてもいいんじゃないか、そんな考え方に変わっていくのです。
素の自身を見せるのはとても勇気が必要で、場合によっては「そんな趣味があったの?」と他の人に幻滅されてしまうかもしれない危険性だってあります。
けれど、素の自身を見せられる可能性の高いツインレイであれば、幻滅せずに受け止めてくれるのではないか、取り繕う必要もなく、性格も他の人に好かれるためのものにする必要もなく一緒にいられるのではないかと考えるでしょう。
素のままでもいいのかもしれない、そんな考えを持てるようになるだけでも、それまで色々な面を取り繕っていたところがあるチェイサーであれば、大きな変化になります。
心にゆとりが出始め、嫌な部分を受け入れられるようになる
チェイサーがある程度の役割や使命を理解し始めると、少しずつどうすればサイレント期間が終わるのかといったところを考えるようになります。
そしてそれまでに諍いや喧嘩が発生していたのであれば、最も注目するのが自身と相手の嫌なところ。
過ごしている時、ふとした瞬間相手のさりげない部分に自身の嫌な一面を見つけてしまうなんて事態はツインレイでは意外と多くあります。
これはツインレイ自体が魂を分かち、それぞれ転生した姿だからこそ生まれ育ちが違っていたとしても、どことなく似てしまうからです。
良いところも悪いところも、違う部分があったとしても似通ってしまうのでさりげなく接して話をしていたはずが、嫌だなと自身が思っていたコンプレックスが浮き彫りにされてしまい、そちらにばかり視線が行って相手に集中できないなど、嫌なところ、ごまかしたいところが目の前に出て来て消えないわけなので、目にするのも嫌だとすら感じるでしょう。
だからこそ、サイレント期間に入ったとしても最初は嫌なところを目にする機会が減って、ホッとしてしまう心地を抱いてしまうなんて人も出てくるほど。
けれど、時間が経つごとに自身の悪い一面に対してどうすれば受け入れられるのかと自然と考えるようになります。
何せ、ツインレイとこれからも一緒にいるという答えは、また相手を通して己の嫌な一面を見せつけられる事に他なりません。
だからこそ、少しでも相手を受け入れられるようにと行動すれば、自然と自身の嫌な一面などを見ても受け入れられるようになるしかないのです。
少しでも許し始められたなら、己の嫌な部分を見て腹立たしい気持ちになる機会も少なくなり、一緒にいてもストレスがたまりにくくなります。
固執していたプライドやブランドを手放し、自然のまま振る舞えるようになる
自身の素の状態でもいいかもしれない、ありのままで過ごしていいんだと少しずつ思えるようになってくると、並行してある行動に出始めるケースが多いです。
その行動とは、固執していたものを手放そうとするもの。
中でも女性のチェイサーに多いのが、プライドやブランドといった己を着飾るために絶対的に必要にしていたステータスに部分です。
男女それほど変わらないものの、誰だって己を良く見せるために仕事の成果や出来、そして己が周りから自身と関わるととても良いと思われている、その他にも自身と一緒にいると評価が上がるといったブランド的価値を持っておきたいと思うもの。
更に、それまでやってきた仕事のほか、様々なものの成果を下地にしたプライドもあれば尚更、どことなく自信を持っている部分があり、裏打ちされた実力がある人もいるでしょう。
けれど、時としてそのプライドやブランドは自身の在り方を決めつけてしまう場合も多いです。
こうあらなければならない、他の人が考える理想の人間でなければならない、そんな風に考えてしまいます。
プライドやブランドがあるせいで作り上げられてしまった、他の人から見た自分自身、それを裏切れなくなってしまうのです。
けれど、素のままの自分、プライドやブランドを取っ払ってしまった自然な自分で居られる時間がサイレント期間ででき、その時間を良しとする考えが浮かび上がってくるとプライドやブランドがそれほど重要なものだと感じなくなっていきます。
そして少しずつプライドやブランドに固執しなくなっていき、最終的には自然にふるまえるように行動が変わっていくのです。
行動が変わればそのあとは考え方、固執していたものも変わり、プライドやブランドにそれほど価値があるわけではないと悟り、最後には手放してしまうのにも後ろめたさやもったいなさを感じないでしょう。

チェイサーが逃げてしまったツインレイ(ツインソウル)のランナー以外と付き合うケース
すでにランナーが別の人と結婚している
ツインレイやツインソウルとして、深く関りがある場合サイレント期間に突入した後、ランナーである側が本当に逃げてしまい、チェイサーの元に帰ってこなくなってしまうケースも存在しています。
数少ないものの、もともとツインレイやツインソウルといった魂のつながりの深い二人は出会う際の年齢が中年代であるのがほとんどであるため、実際のところサイレント期間に突入したと同時に家庭内で優先事項ができたのなら、そちらを優先するのは当然でもあるでしょう。
例えば妊娠出産を控えた配偶者がいる、配偶者が何かしらの病気やケガをしてしまった、そんな身動きできない状態だからこそ、戻れなくなっているのかもしれませんし、人によってはツインレイやツインソウルとあまりにも親しいのを見咎められるケースもあります。
チェイサーと確かに良好な仲を築き上げたとしても、結婚しているランナーはチェイサーよりも配偶者や家庭を優先するため、家庭に何か問題が起こればそちらに駆けて行ってしまうのです。
もしも、ツインレイやツインソウルのどちらかが既婚者であるのなら、既婚者であるからこそ離れて行ってしまい、もう戻ってこないケースもあるのだと念頭に置いておかなければなりません。
統合を果たしたとしても、二人が結婚するとは限らないわけでもありますし、場合によっては友人のような立ち位置をキープして仲良く過ごす人もいます。
ですが、既婚者の半身や魂の双子を持ってしまった人の中には、サイレント期間をこれ幸いと離れるための口実に使う人もいますから、どれだけ魂の繋がりが深かろうと離れる時は離れるのだと知っておくのも必要です。
ランナー以外の人の方が幸せになれると感じている
ツインレイやツインソウルにおいて、ランナーに逃げられてしまい他の人と交際する、もしくは結婚するチェイサーの中には、ランナー以外の人の方が幸せになれるのではないかと感じるケースもあります。
ランナーに逃げられた以上、それ以降の統合は望めないといったものもあるでしょうが、同時に本能的に何かしらこれ以上は無理だと判断するポイントがあったのかもしれません。
その無理だと判断するポイントは、サイレント期間に入るまでにも色々と考える時間があったので、どうにか受け入れられないか、改善できないかと行動を起こしていた人もいるはずです。
しかし、それでもなお他の人の方が良いだろうと思ってしまい、逃げたランナーを追いかけず、そのまま別の人の方へ行ってしまうのは、半身といても幸せになれないだろうとひしひし感じ取っているからでしょう。
ツインレイやツインソウルは確かに魂の繋がりの深い、まさしく運命の人ではありますがその運命が幸せなものとは限りません。
どちらかと言えば、その運命の先にあるトラブル、課題や試練、そしてサイレント期間において襲い掛かる不安や先の見えない不安定な未来、運命の人と言ったまさに甘い未来が待ち受けている可能性が高そうな言葉には似つかわしくない、いばらの道が待ち構えています。
そのせいで、サイレント期間までに相応のトラブルや試練に立ち向かわなければならなかった半身の中には、むしろこれほど大変なら他の人と普通に恋をした方が幸せなのではないかと感じてしまうのです。
確かに普通に恋をしてもトラブルはあります。
喧嘩もするし、些細なきっかけで別れ話をしようかなんて悩みも抱えてしまうでしょう。
けれど、ツインレイやツインソウルよりもずっと穏やかなトラブルでしょうし、頻繁に訪れるわけでもありません。
普通の恋愛の方が余程トラブルがあったとしても何とかなる、もしくは自身でどうにかできる範囲でしか起きないため、無理せずに絆を深めていけるとも言えます。
どちらかが課題を間違えてしまい、それ以降会えなくなる
サイレント期間に突入後、ランナーが逃げてしまい、それ以降会えなくなってしまう結果、他の人を選ばざるを得なくなるケースも存在します。
その理由が、どちらかがツインレイまたはツインソウルとしての課題を間違えて突破してしまった場合です。
ツインレイやツインソウルの課題は、やるべき課題が明確に表されません。
そのため、これが課題だろうと思ってこなしたとしても、実際は全く別のものであるといったケースは非常に多く、間違えてしまったせいで二人の関係にずれが発生してしまいます。
そのずれが明確になってくると、サイレント期間ではもう一緒にいられないとランナーが強く感じてしまい、結果としてそのまま離れて行ってしまうのです。
おまけに課題を間違えている状態においては、さらに互いが分かり合えないと感じてしまう部分が出てきてしまうだけでなく、統合自体が失敗してしまいます。
結果、統合どころかシンクロなども失敗続きになってしまい、最後には一緒にいても仕方がないと思うのと同時に、本能的な部分で「次の生で出会えた際に統合しなければならない」と判断し、今生における最終目的の達成を諦めてしまうのです。
統合の失敗はさほど珍しい事ではなく、トラブルや課題が山積みとなってしまったツインレイにはたまに起こる出来事でもありますので、挽回のチャンスさえあればどうにかなります。
けれど、ランナーに逃げられてしまっている状態では、挽回のチャンスは与えられないと思った方が良いです。
本能的な部分で失敗を悟り、次の生を待たなければならない事態に陥っているせいで他の人を選ばざるを得なくなっているため、ツインレイやツインソウルではなく、全く魂の関りや結びつきのない相手と交際します。
チェイサーが執着やカルマを手放しランナーを受け入れる準備が整うと起きる事
自分らしく精神的に自立する
チェイサーが執着やカルマを手放し、ランナーを受け入れる準備ができると様々な変化が起き始めます。
まず一つが精神的な自立です。
ランナーにそれまで依存し、自分らしさを押し込めていたところが徐々に解放され始め、ランナーがいない時間を長時間過ごした結果、「別にランナーがいなくても問題ないじゃん」といなくても別段問題なく過ごせると気づきます。
その結果、それほどランナーに縋らなくてもいいとも考えるのです。
いなくても別段問題ない、いればうれしいがずっとそばにいる必要はさほど感じない、そんな感覚で居られるでしょう。
この自立によってランナーを必要以上に追いかけなくてもいい、むしろそのうちに帰ってくるだろうとも思うので、そのまま待って居よう、今のうちに自身がやりたいものをやっておこうと考える人も多いです。
仕事に趣味に、自分磨き。
それまでただひたすら半身や魂の双子のためにあれこれ考えていたところを、自立して依存しなくなった結果、のんびりとランナーが戻って統合するその時を待つのです。
ランナーの影響で自身の中にあった男性性を手放す
ランナーとの統合が準備できたチェイサーは徐々にその考え方が大きく変わります。
それまでランナーの男性性によって刺激を受け、エネルギーを借り受けてチェイサーは己を確立し、サイレント期間における様々なトラブルや試練を乗り越えているのです。
その結果、サイレント期間のうちに準備を整え終えたチェイサーは、借り受けていたエネルギーを返し、内部に刺激を受けていた男性性を手放します。
そして残るのは自身の女性性のみになるので、穏やかで受け止められる広い心を持った女性としてより統合の準備を完璧に整えられるのです。
しかし、男性性を手放すといった選択は時として半身である異性をそのまま手放す、再会する機会を手放すといった意味でも使われます。
人によってはサイレント期間が終わり、ツインレイやツインソウルと統合を果たしたのち、もう会わない選択をするケースもあるのです。
相手や自身が既婚者であったり、婚約者がいたりするなどの会うのを控えたほうが良い理由がある他、家庭の事情やそもそも相手が会える状態ではないといったものなど、理由は様々でしょう。
けれど、そうした理由以外にも自分からこれ以上会わないほうが良いと判断して、別れる人もいます。
最後の統合さえ果たせば、一つになったとはいえ役割は終わり。
そのあとの人生は好きなように選択できるようになるとも考えられるのです。
ランナーとチェイサーの関係性が入れ替わる
チェイサーの準備が整い、その精神や依存心などが大きく変化すると、それに伴いランナーとチェイサーの関係性が入れ替わります。
それまでチェイサー側が一方的に強く依存し、追いかけていたはずなのですが、依存心を投げ出し、精神的や経済的な自立ができたため、相手を必要以上に追いかけずにただ帰ってくる時を待ち続けるようになるのです。
しかし、逆にランナーは時間が経つごとに、そしてチェイサーの準備が整う程にそのそばへと戻りたい気持ちが強くなり、どうにかして戻りたいと思ってしまうようになります。
チェイサーが準備を整えて、余裕をもって日々を過ごしているのを知ったのならば尚更、さらに焦って戻りたいと思うようにもなるのです。
その結果、チェイサーとランナーの関係性が入れ替わり、チェイサーをランナーが追いかけて元の立ち位置に戻るために努力する、そんな構図が生まれます。
余裕をもって日々を過ごし、ランナーがただ戻るのを待っているチェイサーではありますが、ランナーから見てみればチェイサーがどこか遠くに立っているような感覚です。
追いかけても追いかけてもその心のゆとりを持った姿は遠くにいて、追いかけなければ追い付かない、そんな錯覚をしてしまう程。
サイレント期間が長ければ、さらにより早く追いかけなければとランナーは思ってしまいます。
追いかけられていた側が焦って反転し、追いかけようとするほど大きな変化が現れ、サイレント期間中の立ち位置が逆転してしまうのも、サイレント期間を終えて統合を果たす準備が整ったチェイサーに起こる変化です。
占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス「ツインレイやツインソウルのチェイサーはただ待つだけじゃない。数多のトラブルや課題を乗り越え、準備を整える役目がある!」

しかし、その離別しなければならない時間や月日の中では、待たなければならない者と追いかける者、それぞれに分かれてその期間を過ごすのですが、実際のところチェイサーもランナーに負けず劣らずのトラブルや課題が待ち受けているのです。
特に精神的不安も重なってしまう期間が多いので、普通に過ごしていたとしてもあれこれ余計なものを考えて、勝手に負担を増やしてしまい日常生活においてもミスを連発してしまう人も多くいます。
けれど、その不安や課題を乗り越え、負担を少しずつでも軽減していけた時、サイレント期間において少しずつチェイサーは役目を自覚し、徐々に己のやるべきを成していくでしょう。
同時にランナーに対しての依存心や執着、そのほかにも様々な思うところがあるものを全て開放し、自身もまた固執していた何かを手放し、素の自身を曝け出す、そのまま自然に過ごせるようになるので、厚化粧のようにぴったりと己をコーティングしていた部分を綺麗にし、ありのままの魅力で生活できるのです。
そしてその自然のまま、ありのまま過ごせる状態は誰から見てもとても魅力的。
魅力的だと思われる程になるには時間がかかりますし、相応の苦労もありますが、それでも半身を待って最終目的を果たすために、待ってみてください。
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