目次
ツインレイ(ツインソウル)におけるランナーの役割
チェイサーを目覚めさせる役割
ツインレイやツインソウル、魂の繋がりが深く強い二人の場合、時に片方が唐突に連絡を絶っていなくなってしまいます。
それまで仲良く、問題なく過ごせていたと思っていたはずが突如離れてしまうので、片方にとっては何が何だか分からないまま、ひたすらに理由を知りたい、離れないでほしいと連絡し続ける羽目になってしまうのです。
しかし、そんな逃げて行ってしまった片方、ランナーには役割があります。
ランナーの役割として最も大きなものは、追いかける側であるチェイサーを目覚めさせる役割。
ランナーがどうしても逃げたいと思ってしまうのは、関係性をあれこれ考えて不安に襲われてしまうのも理由の一つではありますが、それと同時に大きくかかわるのが現状の停滞と愛情を与えるに値しないと思ってしまう程、課題がこなせていない相手の成長の遅さにあります。
ツインレイであれば最終目標でもある統合には無償の愛に目覚める必要があるため、魂を段階を踏んで高度なものに仕上げていかなければなりません。
そのため、個々で課題をこなしていかなければならないのですが、ランナーが離れたいと思って行動に起こした時、その気持ちの中に「今はあの人に愛情を注いでも無駄な気がする」といった諦めや停滞している半身への苛立ちが混じったのなら、片割れが課題をさぼっている可能性が出てきます。
己との魂のレベルが釣り合っていない、何を言っても差があるからこそ無駄だと思ってしまっているため、一度離れたほうが良いと無意識に思っているのもあるでしょう。
一度離れて、それぞれが課題をこなすための時間を捻出し、無償の愛など統合に必要なものに目覚めるため、つかみ取ってもらうために離れるのです。
それぞれが己と向き合う時間を作る役割
ツインレイやツインソウルの片割れが逃げてしまうランナーになってしまう理由や役割の一つには、互いに自身と向き合えるための時間を作るといったものもあります。
ランナーとしては自身が向き合わなければならない、もっと自分を高めなければならないと考えているから逃げてしまうのですが、それがチェイサーであるもう片方のツインレイやツインソウルにも時間を作ってしまっているのです。
魂の繋がりが強い関係程、相手の中に自分の悪い一面や足りないものを自覚させられるような部分を見せられてしまいます。
その足りないもの、悪いものに耐え切れずに、もっと釣り合う人間になりたいと強く感じた結果、己を磨き上げるためにランナーは逃げていく。
そしてそれぞれが一人の時間を強制的に持つようになります。
逃走を選んだ方はもちろんですが、追いかける方もまた一人の時間を持つようになれば、嫌でも自身と向き合わなければならなくなるでしょう。
逃走を選んだ方がどうすれば半身に釣り合うかを考え、追いかける方がどうして逃げたのか、なぜ離れなければならなかったのかを考えるようになれば、互いに有意義に離れている間を使えます。
お互いに己なりの答えを出して、嫌だと感じるものにも向き合えるようになる、トラウマやコンプレックス、そうした目をそらしたいと思っていたものもある程度受け入れられるようになるほどの心のゆとりを持てる土台を築く、そのための時間を捻出するために逃げているとも言ってもいいでしょう。
ランナーが逃げ、一方的に距離を置くことによりチェイサーは嫌でも一人の時間を持ち、向き合わなければならないものに目を向けるようになるのです。
魂の繋がりがある関係性において、己と向き合い受け入れるのは必要不可欠な要素ですので、その機会を強制的に訪れさせるようにもなるでしょう。
チェイサーに乗り越える試練を課す役割
ツインレイやツインソウルのランナーとなった側は、接しているうちに無意識に魂のランクの差を感じ取ります。
話しているとき、接している際の些細な違和感が塵と積もり、少しずつ山となっていくほどにサイレント期間に突入するまでに諍いや意見の相違が引き起こされ、結果として離れたいと思ってしまう関係を築き上げてしまうのです。
離れたいと思ってしまうのはランナーの方ではありますが、離れたいと思う理由は二通り。
一つは自身が相手よりも課題をこなせていないからこそ劣ってしまっていると察してしまう、もう一つは半身が試練をこなせていないから話や愛情の向き方が合わないと思うから離れるものです。
そして後者が離れるきっかけとなった場合、逃げる側は強制的に追いかける側に試練へ臨まなければならない環境を作り上げます。
試練に臨み、乗り越えなければ魂のランクの差、経験の差は埋まらないので統合を果たせず、今生においては失敗してしまうので、次にまた巡り合えるまで最終目的が遠のいてしまうのです。
せっかく出会えたのに別れるのはもったいない、もう少し挌が近づけられれば統合のチャンスがある、そう無意識に考えているためどうにか試練を乗り越えて近い位置に来てほしいと思っています。
自身がいては試練に臨もうとしないのなら、いなければ挑むしかなくなりますので、試練や課題に臨んで成長を促そうとする行動です。
目覚めさせるのと同じようなものではありますが、目覚めていながら出会いを優先し、試練をさぼっている半身に対する動きでもあります。
互いに努力し合い、心に余裕をもたらしながら統合のためのステップを踏むために、必ず必要になる試練を乗り越えさせようとするのがランナーの役割なのです。
ツインレイのランナーはどんな想いで逃げる?チェイサーと離れたくなる時の感覚
相手と幸せになれるか不安でしょうがない
ツインレイのランナーともなると、他のソウルメイトにおける関係者が逃亡する際とは全く違う気持ちで逃げようとします。
そのうちの強い感覚、想いの一つが不安です。
仲睦まじく出会ってから逃走したい気持ちがあふれ出て行動に移すまで、ずっと親しくできていた二人ではありますが、片方が唐突に不安に襲われます。
このまま一緒にいて、本当に相手を幸せにできるのか、そんな不安です。
仕事の忙しさ、給料、二人がもしも交際に発展して結婚まで至った時の将来設計、こうしたものが一気に頭をよぎる人もいれば、すでに別の人と結婚しているため継続して親しくしていくとしてもどこかで無理が出るのではないか、そんな不安に襲われる人もいます。
人によって覚えるものは違っていても、根底にあるのは自身の半身ともいえる異性と今後も幸せにお付き合いを続けていけるか不安で仕方がない、自分が幸せにできると自信を持って言えない、そんな気持ちから来ているのです。
結果、今の状態では力不足だと判断し、そのままずるずると行ってしまうくらいならいっそのこと距離を置いてしまおうと考え、突如として逃走に走ります。
この際に「もっとあなたに釣り合う人間になりたいから、仕事に集中します」といった一言などがあれば、逃げられた側も納得できますし、むしろ集中するために離れた半身に触発されて「こっちも頑張らなければ」と仕事や己を磨く努力を惜しまず頑張るきっかけにすらなるでしょう。
けれど、そんな一言すらなく逃げていくのはそれだけ「もっと釣り合う者にならなければ」と必死になっている証拠でもあります。
不安が強くのしかかってきてしまい、もっともっとと己を高める必要があると異様に感じてしまい、ひたすら焦燥感に襲われる人もいるでしょう。
半身のはずが醜いものや嫌なものを見せられ、迫られる苦しみ
ツインレイのランナーが逃げてしまう原因となる気持ちには、不安のほかにも苦しいから逃げてしまうといったものも多いです。
魂の半身、分かたれたもう一人の自分ともいえるツインレイと長く接していると、ふとした時相手のさりげない言葉や仕草から自身の嫌な部分を垣間見てしまう時があります。
欠点だと思っている部分、他の人に指摘されると嫌な気持ちになる箇所、トラウマなのでそもそも見つけてほしくないところ、他にもたくさん人によっては見るのすら嫌だと感じる特徴やちょっとした仕草、言動はあるものです。
けれど、ツインレイは体のパーツ自体が似通っているほど互いによく似ている部分が非常に多い人でもあります。
だからこそ、ふとした時相手に自身の欠点を鏡写しのように見せられて嫌な気持ちを抱いてしまうのはよくあることです。
ただ、よくあるとは言っても、毎回毎回己のコンプレックスを眼前にさらされるのは誰だって堪えるし、何より相手にその気はないはずが、まるで意図的に傷つけるために言葉や行動ではないかと疑心暗鬼になってしまう程のもの。
そんな見るのも嫌なものを見せつけられて、苦しくなって仕方が無くなった時にランナーとなるのです。
いつかは乗り越えなくてはならない、トラウマたちである場合であっても今はもう目の前に現れてほしくない気持ちがすべてチェイサーとなる半身に向けられてしまいます。
何も意図的にしているわけではないので、逃げられた側からしてみれば一体どうしてそんなに苦しそうに逃げるのか、連絡を絶ってまるで嫌な人を避けるかのように無視し続けるのか分からないままではありますが、ランナー側はそれまでの接し方や言動の中に無視するにも厳しい己の欠点を突き付けられ、苦しみの余り逃げてしまっているのです。
傷つけられる気がして怖い
ツインレイの逃げる側は、追いかける側に恐怖を感じてしまうケースも多いです。
とにかく半身と距離を取って気持ちを整理したい、このままの状況ではだめだと理解しているからこそ逃げているため、追いかけられるのは嫌だと思ってしまいます。
特に必死になって追いかけられると、逃げる側は紛れもない恐怖を感じてしまうもの。
距離を置こうとして連絡を控えているのに、相手方にはそれが理解してもらえておらず、気付くと着信履歴がすべて同一人物で埋まっている、LINEなどのメッセージが大量に送られてくるといった状況を想像してみるとどれだけ恐ろしいのかがわかるでしょう。
そんな恐ろしい状況が簡単に出てくるのと同時に、ツインレイのランナーにもなるとそっくりなところが沢山あり、嫌なところや見つけてほしくないものを眼前に見せつけられて、心がこれでもかと傷つけられる可能性があるのではないかと不安になります。
かなり強烈に追いかけてくる様子を見ると、精神的な傷だけでなく下手すると悪化してストーカーのように物理的な手段に出てくるのではないかと不安を覚えるでしょう。
好きな人にどうにか振り向いてもらいたいと行動を起こしているわけですから、下手な手を打つとそれだけとんでもない動きをしてくるのではないかとすら考えが及んでしまいます。
ツインレイの中でストーカーやそれに準ずる危険な行動を取る人はほとんど話には聞かないものの、場合によってはその危険性がある、相手が全く気付かない状態で傷つける行動をしてしまうケースは考えられるのです。
だからこそ、他の不安も含めて傷つけられるのではないかといった恐怖を抱えてランナーは逃げ続けようとします。
ツインレイ(ツインソウル)のランナーは後悔してボロボロになる。その理由
自分の浅はかさに気付かされる
ツインレイやツインソウルでランナーの立ち位置になってしまった人は、実はチェイサー、追いかける側よりもずっと苦しみます。
チェイサーはどうして離れて行ってしまったのか、自分の何が悪いのかを中心に思い悩みますが、ランナーの場合はもっと複雑です。
サイレント期間に突入した後、離れたのが正解だったのだと己に言い聞かせて思い込ませようとするのですが、徐々にそれは違うのだと気づいてしまいます。
人によって違ってきますが、ランナーはサイレント期間中に様々なトラブルに見舞われ、大事だったものがそれほど大事にしなくて良いものだった、頑張って保っていたものが必要ないものだったといった考えの転換に至るのです。
逃げた後、仕事などに没頭してチェイサーを忘れようとしますが、逃げる理由に使った物やこうでなければならないと決めつけていた思考がばかばかしいものだったと一気に気づかされます。
そのため、戻るに戻れない状況が作り出されてしまい、自分がどうにかしてでも守ろうとしたものがあまり固執しなくても良かったのだと答えを得てしまった結果、精神的に不安定になってしまうでしょう。
大事なものがそれほど大事ではなかった、その答えは誰がたどり着いたとしても衝撃的です。
世間体を考え、見栄を張り、どうにか自分を良いものに見せようと努力し続けてきたのであればなおのこと、必要なかったと知って愕然としてしまいます。
しかし、結果として素の自身を半身の前ではさらけ出しても大丈夫なのだと、少しの安心感を得て前へと進む糧にすることができるでしょう。
ボロボロになってしまう要因が多々出てきてしまいますが、同時に前進するためのきっかけは必ず出てくるものです。
的外れな努力をしてしまう
ランナーたちがボロボロになって後悔してしまう理由の一つには、離れた後の努力の方向性も関係しています。
どうにか離れたいと強く思っていても、心の底から嫌って離れようとしているわけではなく、実際は離れたとしても片割れに見合う自身でありたいと思っているのです。
そのため、離れた後もとにかく努力をしてもう一度会えた時に見劣りしない何かを得ようとします。
中でも多いのが、仕事や自分磨きのために時間を使い、より多くの成果を得ようとするもの。
頑張れば頑張った分だけ何かしら恩恵があるものですので、力を入れておいても全く無問題と思われがちなのですが、実はその努力が的外れなものである場合もあります。
離別期間の最中、ランナーが努力するべきなのは自信を持てる自分になるだけでなく、嫌な部分を受け入れられるようになる力を付けるところです。
仕事で自信がつくのなら全く問題はないのですが、ただ逃げているだけなら全く無駄な努力と言わざるを得ません。
また、自分磨きにおいても相手に愛されたい、受け入れてもらいたいと思った結果、自身が変えたい、より魅力的にしたいと考えていた箇所を磨くのではなく、片割れの好みに乗っ取った磨き方をしてしまったのなら、それは自分らしさを手に入れるわけではない、方向性を間違った努力になりえます。
自信をもって片割れのところに戻れる己になる、片割れを見ていてつらいと思っていた箇所を受け入れられるような強い精神力、もしくは広い心を持てる努力をしなければならないのです。
そしてその努力が無駄だと分かったときには、もうあらゆる気力を使い果たし、ボロボロになっている時でしょう。
ふとした時、または別れた片割れの元へ帰りたいと思った時に「この努力って本当に必要だったのか」と考え、その末に全く必要ない方向での努力だったのだと気づいた時には、もう気力もなく、いろいろな面がボロボロになってしまっているのです。
自分に自信が持てないため、より多くを求めてしまう
ツインレイやツインソウルのランナーたちが逃げた後、ボロボロになって苦しんでしまう理由には、他にもより多くを求めてしまうといったものもあります。
逃げた際に、ランナーたちの心に潜んでいるのはチェイサーである相手への恐怖、努力不足に対しての呆れ、焦燥感が多いのですが、中には物足りなさ、もっと欲しいと求める心も含まれているのです。
特に己が片割れに見合わないと感じているのであれば尚更、釣り合う人間になりたくてあれもこれもと様々なものを欲しがります。
綺麗な見た目、仕事の出来る器量の良さ、他にもいろんなところを補って理想の自分になりたいと思うでしょう。
その結果、欲しいものが沢山ありすぎて求めすぎてしまい、余計なところで努力する、気を張って世間体を保とうとするなど、緊張した状態を維持してしまい、最後には疲れ果ててしまいます。
また、その他にもまだこんな状態では戻れないと意地を張り、自身にはまだ不相応なものを手にしようとするせいで行動範囲を広げすぎて、己で収拾できなくなってしまう場合もあるでしょう。
足りないものを自覚している、補っておきたいものが分かっているのであれば、その箇所をどうにかしたいと思うのは自然です。
けれど、ランナーたちにとって求めすぎるのは逆効果。
最初のうちはどうにか努力の継続が効いても、少しずつ元に戻りたいといった気持ちが芽生え始めた時には、この努力した先にあるものは必要ないと自覚するケースもあります。
頑張りすぎたけれど見合わない成果だったと知ったときには、もうボロボロの状態で立っているのもできなくなってしまうでしょう。
足りない、もっと頑張らなければと考えてしまうでしょうが、その足りないものを補おうとする必死さがランナーを疲労させ、ボロボロにさせてしまうのです。
ランナーが逃げているサイレント期間中チェイサーにできる事
悲観せず信じて待つ
逃げ出してしまったランナーを見送るしかできないチェイサー側は、サイレント期間に突入した直後はしつこく追いかけてしまうのですが、少しずつ時間が経つごとに今追いかけるのは悪手であると嫌でも悟ります。
けれど逃げられている状態に違いはないので、不安も一入。
そんなサイレント期間中にチェイサーができるのは、悲観せず信じて待つことです。
ランナーは逃げたい気持ちが抑えきれず、衝動的に走って逃げるように連絡を絶ってしまうのでしょうが、その根底には半身に対しての信頼があります。
逃げたとしても信じて待ってくれている、だからこそ今は距離を置いて互いに己を高め合う、嫌なところを見ても動じない心を手に入れる、そんな変化を促すための時間を作ろうとするのです。
とはいえ、きちんと声に出してくれないと分からないものなので、チェイサー側は不安になって仕方がないでしょう。
ただ、その不安を押し込めて相手を信じて待つ姿勢を貫くのもチェイサーにしかできません。
半身がふとした時、信じて待ってくれていると知れば戻っていきたいと思えるきっかけにもなりえますので、永遠の別れがそう簡単にくるわけではない魂の強い繋がりがある関係だからこそ、悲観せず待ってあげてください。
むしろ、魂の繋がりの深い関係だからこそ必然的な別れであると考えると、意外と納得して悲観せずに待てるかもしれません。
もちろん、連絡が取れなくなった、それまで非常に親密だった人ですから不安を完全に押し殺すのは無理でしょうが、それでも信じられる何かがあるのならぜひ信じてあげてください。
ランナーの方は完全に信じて待ってくれていると思っている場合が多いので、言葉に出していない事実を気付かずそのまま逃げてしまっているのです。
自分らしさを出せるようにする
ランナーを追いかけてサイレント期間を過ごすのはむしろ逆効果だと理解できた後は、一人の時間を過ごす際に考え込んでしまう人も多いです。
何しろ唐突にツインレイと過ごす時間が一人で過ごすものに変わってしまうわけですから、場合によっては何をすればいいのか分からないまま、ただいたずらに時間が過ぎ去るだけなんて事態もあり得るでしょう。
そんなサイレント期間の中でチェイサーができるようになっておきたいのが、自分らしさを前面に出しても問題ないと思えるくらいに心を整える事。
自分らしい、素の状態をさらけ出せるようになるには、それまで忌避していた嫌な箇所、トラウマやコンプレックスを感じてしまう部分を少しずつ受け入れていかなければなりません。
そしてその忌避していた部分は、ツインレイとこれからも過ごすのであればどうしても目前に晒されてしまい、ちょっとした時に相手を通して見つけてしまうケースも珍しくないので、下手をすると一緒に過ごしている時間のほとんどが嫌な部分を見せつけられた状態で過ごさなければならない事態になりかねないでしょう。
けれど、素の状態を見せてもいいと思える程度にコンプレックスやトラウマを受け入れられたのであれば、ツインレイが戻ってきたとしても以前よりもずっと一緒にいやすくなるのです。
また、素の状態を曝け出して、それでいてなお穏やかに過ごす姿はツインレイからしてみても安心できます。
自身が受け入れられるか分からない、戻っても安心できるかわからないと不安を抱えて過ごすツインレイが戻っても大丈夫だと判断できる大きなポイントにもなるので、時間がかかったとしても素の自身を受け入れられるようになるのが先決でしょう。
余裕をもって過ごす
サイレント期間に突入すると、チェイサーはとにかく待たされる状態になります。
もちろん、その間に様々なトラブルや試練が襲い掛かってくるのは変わらないものの、それでもランナー側が降伏して戻ってくるまで、我慢して待ち続けなければなりません。
いつ戻ってきてくれるのか分からない現状で、緊張や不安に襲われて精神的にも不安定なまま過ごさなければならない日々が続くでしょうが、そんな不安を乗り越えて余裕を持つのがサイレント期間を過ごすチェイサーのポイントです。
余裕のない状態で日々を過ごすのは仕方がない事態でもあるのですが、他の日常における行動にも支障をきたしてしまいます。
仕事でミスを連発する、疲労から抜け出せない、とにかく気を抜ける時間が作れないなど体調や精神状態にも大きく影響してしまいかねないのです。
だからこそ、サイレント期間では余裕をもって過ごすのが一番。
不安もあるでしょうし、過ごすにも気になって仕方がないので集中力がそがれてしまうかもしれませんが、「まあ大丈夫だろう」と軽く考えて下手な重圧を自身にかけないのがポイントになってきます。
心穏やかに、平穏に過ごしつつも時折やってくる試練やトラブルをこなし、自身の嫌な部分も受け入れられる心を整えられれば自然とゆとりはできるのですが、毎日の生活でちょっとした余裕を持つ事ができれば、よりリラックスできる時間が作れるはずです。
余裕をもって過ごしていれば、その様子を知ったランナーは最初のうちは強がってより距離を取ろうとしてしまいますが、徐々に余裕を持った様子が羨ましくなり、より己の惨めさや浅はかさに気付いてしまい、少しずつチェイサー側に行って同じような時間の使い方をしたいと思うようにもなります。
ランナーが降伏しサイレント期間が終わりを迎える際に辿る道のり
心が成長する
それまで必死になって逃げていたランナーも、ある程度時期が過ぎ去って適当だと判断されると、サイレント期間も終盤。
少しずつ元のツインレイとの関係に戻るために動きや精神状況が変化していきます。
ランナーが降伏し、サイレント期間が終わりを迎える最初の道のりが互いの心が成長するといったポイントです。
互いの心が成長するとなると、二人が個々の試練を乗り越えて己のありのままを受け入れられる、人の機敏やそのほかの理不尽なトラブルも受け入れて「仕方ない」と思える変化を遂げるといった結果を出している状態でもあります。
このような精神であれば、過去一緒にいて嫌なものを見せつけられたツインレイだったとしても、心穏やかに傍にいられるでしょう。
また、互いが嫌な部分をそれぞれ受け入れられるようになると、半身からの愛についてしっかりと考えるきっかけも得られます。
なぜ逃げたのか、逃げられたのか、向ける愛や返す愛に問題はなかったか、そんな交際における感情の機敏や相手への思いやりの有無といったポイントが明確に浮き出てきやすいので、カップルのツインレイであるなら「自分たちはどうか」と当てはめやすいです。
交際しているカップルによって注意すべきポイントはまた細々と変わるでしょうが、心が成長して嫌な何かも受け入れられる状態に整えるのは必要になります。
様々な経験を積んで、心の機敏に気付いてくれるといった能力を持ってサイレント期間を乗り越える人はそういないでしょうが、それでも自身に気を遣ってくれて、「無茶はしないように」とともに尽力してきた過去を持つ人であれば、なおのことチェイサーの元に一度戻ってみようかと考えるのです。
チェイサーから与えられる愛を受け取れるようになる
ツインレイやツインソウルのサイレント期間が終わる際に、ランナーが戻ろうと思って本当に元の位置に戻ってくる場合、チェイサーが与える愛を問題なく受け取れるようになるなどの条件があります。
逃げるまではランナーはチェイサーが与えようと向けてくる愛が非常に重たいもので、押しつぶされてしまうのではないかと感じるほど、自身にとっては持て余してしまうものだと考えているのです。
しかし、離れてみて魂が成長する機会を経て、少しずつ愛情を注いでくれていたチェイサーが恋しくなり、戻ろうとします。
けれどその時大きくネックになってくるのが、愛情の重さに再び潰されないか。
まだ自身が愛情を受け止められるほど魂が育っていないと判断すれば、他にも来るだろう試練を突破してより経験を積もうと動きます。
そして愛情の重さに耐えられるだろう、受け入れられるだろうと判断した際に本格的に戻ろうとするのです。
もちろん、最初のうちは「やっぱり重たいな」とランナー側は思ってしまうかもしれませんが、試練を突破して魂のランクが同程度にまでなっているのなら、互いに重たい感情をぶつけ合ったり、押し付けたりするケースは激減します。
嫌なところもすんなりと受け止め、重たかったはずの愛情が重たくないものに変わったと実感すると、するりとチェイサーの横に戻っていくでしょう。
ただ、それまでの期間は人によって違います。
真面目に試練を突破していた人であれば数日から1か月ほどであまり長くならない傾向にありますが、出会いを優先して試練も何もかも後回しにした結果、魂のランクがグラフなどを見れば一目で無理だと思う程釣り合っていないのなら数年かかるケースもあるのです。
また、仕事の忙しさや唐突な出張、単身赴任、異動といったものが重なって時間がかかってしまうケースもありますので、長期戦覚悟でサイレント期間の終わりのステップは考えておくのが良いでしょう。
互いに対する信頼を深める
サイレント期間はランナーが戻ってきたからと言ってもそう簡単には終わりません。
最後のステップとしてあげられるのが、互いへの信頼を深める事になります。
魂のランクを上げ、精神的にも肉体的にも変化をもたらして新しい自身に生まれ変わった気分を味わっていたとしても、それが相手も同じかどうかはわからないのです。
むしろ、どちらかがさぼっていた場合は戻ったとしてもやはり何か違う、合わないと感じてしまう部分が残ってしまうので、サイレント期間が終わりを迎えることなく、もう一度離れてやり直しなんて可能性も出てくるでしょう。
それ以前に、戻ってくる素振りをランナーが見せないままなんて考えも浮かびます。
けれど、きちんと育成されて高次元に近づいた魂を持つツインレイやツインソウルの場合、戻りたくて仕方がなくなってしまったランナーが戻り、そこからまた二人がどう変化したのか、何が変わらなかったのかを確認しつつ触れ合っていくのです。
その中で以前嫌だった箇所を見つけたとしても、全く意に介さない、無理矢理何かを押し付けるような動きをしないといった変化を知っていき、信頼関係を高めていきます。
ランナーの場合、自分が幸せにできる自信のない不安が襲ってきた結果の逃走だったはずが、たとえどんなに尽くそうともそれが必ず幸せにつながるわけではないと悟ったため、相手の愛を甘受し、逆に自身からも愛を確かに示す事がチェイサーの幸せになるのだと確信していくでしょう。
徐々に信頼関係を深め、愛情を交わしていき、最後に「チェイサーの愛を受け取ってあげ、素の状態で互いに自然のままにあるのが一番良い」と答えを出した時、初めてランナーは降伏し、サイレント期間が終了します。
占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス「逃げるランナーもボロボロ…。なぜ逃げるのか心境や考えを良く知っておき、互いに自然と戻れるまで信じて待とう。」
沢山の試練や唐突的な逃走は誰にでも起こるものではないからこそ、どうしても注目を浴びてしまうのですが、特にチェイサー側については様々な意見が出されているのにもかかわらず、ランナー側は実はそれほど注目されなかった部分も多くあります。
これはチェイサー側になりやすいのが女性で、ランナー側になりやすいのが男性だからといったものもあり、追いかける女性の何が悪いのかを知りたい人の方が多いからです。
とはいえ、追いかけるチェイサーのしんどさ、辛さは知っていたとしてもランナーの方もかなりきつい事柄の連続。
むしろ精神的な不安の大きさ、しんどさに関してはランナーの方が大きいでしょう。
ボロボロになって帰ってくるランナーについて、ツインレイやツインソウルに出会ったなら頭の中に必ずインプットしておき、信じて待ってあげられるよう成長していってくださいね。
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