目次
好きなのに別れると言うのは嫌われたくないから
好きだけれど別れよう、そういって恋を終わらせようとする男性は「別れを言う僕だって辛いんだ」と彼女に分かってほしい、そんな風に思っています。
男性心理として自分が悪人になったり責められることを嫌いますから、自分も辛いとアピールすれば痛み分けとなり振った彼女から責められにくいだろうと考えます。
例えば女性に「もう気持ちが冷めた、別れよう」と言えば「ヒドイ!」と攻撃されても無理ありません。
しかし「まだ好きで僕も辛いけど別れたほうがいいんだ」と言えば女性はしっかり考えて別れを決めた彼に「そうだよね…辛いけど私も受け入れるよ」と賛同しやすくなります。
こうして円満に別れたい思いから、彼は自分だって辛いことを示すために「まだ好きだけど…」と言うのです。
これだけ聞くと彼氏側にとって都合がいい別れ方のように感じてしまうかもしれません。
でも、このようにして別れる男性の心に彼女を想う気持ちが残っているのもまた事実です。
どうでもいい存在から嫌われたり悪者にされたとしてもそこまで気になりませんが、そうではなく今でも特別に感じている女性からはできるだけ嫌われたくありません。
何らかの理由で別れを決意してはいるものの、感情の部分ではまだ特別な存在だと感じている。
そんな男性心理が見える別れの伝え方ですから、好印象を残して別れられればその後復縁できる可能性があります。
長年付き合って別れる男性ならではの理由
お金がかかる
彼はまだあなたのことが好きでも、長い間一緒にいるとどこか冷めた気持ちで2人の関係を見つめ直してしまうものです。
冷静になった時に1番気になってしまう現実的な問題と言えば、お金についてです。
2人で遊ぶお金が掛かるためなかなか貯金できなかったり、他に使いたい分を節約していたり。
そんな現実にふと思い当たってしまうと、彼は僕らが一緒にいる意味って何なんだろう…?と悩んでしまいます。
一緒にいるのが楽しいのはとても良い事ですが、楽しい以外の意味を感じられないと、彼はどこかでこの関係に線引きしたほうが良いんじゃないかと考えるのです。
特に男性は将来お金を家に持ってくる役割を担うことが多いですから、その分金銭的な不安にはシビアです。
自分らしく生きれない
2人でいることが当たり前、彼女と過ごしている自分がいつもの自分。
こんな風に感じるようになると、時に彼は窮屈さを感じます。
もしこの子と付き合っていなかったら?自分1人だったら?と彼女と付き合っていなかった場合を想像し、その自分こそ本来の自分じゃないのかと考えます。
特に恋人といる時に何か無理をしていたりストレスを感じることがあるなら、その傾向はより強くなります。
男性には、自分の人生を自分でコントロールしたい気持ちが強いところがあります。
これは自分がベストだと選択した道なんだ、と胸を張って言えないような場合、一度自分らしく生きてみたいとカップルの関係を解消してくることがあるのです。
彼女のご機嫌取りに疲れた
カップルの中には気の強い彼女とそのご機嫌を取る彼氏という組み合わせが少なくありません。
好きな女性のことを守ったり笑顔にしたい気持ちが男の本能としてあるため、こうしたカップルが多いのです。
ただ、最初は良くてもやはり段々彼が疲れてしまうのは目に見えています。
女性側も彼が言うことを聞いてくれるのが当たり前になっていれば、わがままや要求がどんどんエスカレートしてしまうものです。
そんなパートナーからの要求に疲れ果て、彼が相手を好きなまま離れようとするケースがあります。
もう自分では彼女を幸せにしきれない、そう結論づけてしまっているのがこのケースの特徴です。
将来を約束できない
彼女からなんとなく結婚のプレッシャーを感じる、確かに長く付き合ってきたしそろそろ頃合いかもしれない。
こう感じた時に結婚しようと覚悟ができないと、男性は別れたほうがいいんじゃないかと考えます。
決して嫌いではないのでこのまま一緒にいようと思えばいられるけれど、そのままいつまでも結婚を待たせるのは彼女に悪いし、早くしたいと迫られて関係が悪くなるかもしれない。
それならいっその事今のうちに別れるべきだと答えを出してしまうのです。
特に彼の周りやあなたの周りで結婚や出産が増えている場合は、彼がこうした考えを持ちやすい環境と言えます。
友達でいたい
彼女とふざけあっているのは楽しいし気楽で良い、でも気づけばしばらく胸がドキドキした記憶がない。
付き合ってきた期間が長くなると陥りがちないわゆる友達カップルの辿る末路がこちらです。
2人の信頼関係は強いものの、異性間のドキドキを感じることができないため、キスやハグが疎かになったりセックスレスになってしまう場合も多いです。
女性と過ごす楽しさを他で感じたいと思われてしまい、嫌になった訳じゃないけど別れようと言われてしまいます。
家の中を下着や裸でウロウロしたり服装やメイクに気を遣わなくなったり、下ネタ等下品なことも平気で彼に言うようになっているとこの別れに繋がる危険性が高いです。
惰性で一緒にいたくない
ただ別れるのが面倒だから、なんとなく、と理由もなく付き合っていると男性はどこかでピリオドを打ちたくなるものです。
お互い長く恋人でいるとその分他の男女との付き合いを経験しないので、今の恋人以外との付き合い方がよく分からなくなってしまうことがあります。
どうやって告白してどうやって絆を深めていくのかが分からないと、一層今の相手といられればいいや、という気持ちが強くなりやすいです。
相手のどこが好き?と聞かれてもうまく答えられない場合、こうした関係に陥っている恐れがあります。
しかし、「ほかを探すのが面倒だから…」という理由でお付き合いを続けてしまうと、彼はそこから得られるものが何もない虚しさを感じてしまいます。
恋愛以外の人生において、例えば仕事なども惰性で取り組んでいると感じた時、耐えきれなくなり全てを一気にリセットしたくなる可能性もあります。
自分の人生に自信を持ちたい、一旗揚げたい気持ちが強い男性だからこそこのような理由で突然の別れを決めるケースがあるのです。
自分を試したくなった
もっといい生活、もっといい恋愛、もっといい何かを手に入れられる力が自分にはあるのかもしれない。
そんな風に感じると試さずにはいられないのが男の性です。
このように感じて長く付き合ってきた恋人に別れを告げてしまうケースは、彼が自分を良くするために何らかの努力をし、それが成果を生みつつある場合がほとんどです。
例えば見た目についてダメ出しされ焦って新しい服を買ったり美容室に行ったら予想以上に褒められた時、また仕事で怒られ必死に努力したら思わぬ評価を受けた時などがこれに当てはまります。
自分には自分でも気づいていない力や能力があるんじゃないか…?と自分に自信を感じ始め、その力を恋愛面でも試してみたくなるのです。
こうなると男性は上しか見ませんから、今隣りにいてくれる恋人へ感謝はしても、一旦離れて自分を試すチャンスを作ることしか頭になくなってしまいます。
今まで付き合ってきた彼女の言葉は耳に届かなくなりますから、この状態の彼にあれこれ話をして引き留めようとするのは避け、チャレンジする中で自信が折れたりプライドが傷ついた時を見計らってそっと寄り添ってあげましょう。
好きだけど別れた彼はその後必ず後悔する
好きだけれど別れよう、そう言ってきた彼は多かれ少なかれ必ず別れたことを後悔します。
この理由で離れたがる時は大概自分の中に理由があり、その場合恋人に非はありません。
恋人に非がないのですから、最初は開放された清々しい気持ちで過ごしていたとしても、その時期が過ぎると近くに彼女がいてくれないことをとても寂しく感じるのです。
彼が後悔にどう対処するかは2パターンある
まず1つめのパターンは彼のほうからよりを戻そうとしてきます。
離れてみて君の良さが分かった、こんなに大きな存在になっているとは気づかなかったんだと必死に気持ちを伝えてくるのが王道です。
時には様子を伺うようなLINEやメールをしてきたり、好きな人ができたか聞いてきたりすることもあるでしょう。
こういう時男性は臆病ですから、元カノは怒っていないかどうか、自分を許してくれるかを何とか判断したいと思っています。
同じことの繰り返しを避けるためにもあまり二つ返事で復縁を受け入れてしまわないほうが良いですから、辛かった気持ちはしっかり伝えて彼が誠心誠意謝ってくれるようなら復縁を受け入れるのがおすすめです。
2つめのパターンは彼が後悔をバネに先へ進もうとする場合です。
こちらのケースもやり直したい思いは生まれるのですが、自分のほうから振っておいて戻りたいというのは失礼だと考えてしまいます。
先に進むことで有言実行したい、自分が決めたことなんだから全うしたいと敢えて前しか見ません。
その気持ちの裏には、あなたを辛い目に遭わせてしまった罪を償いたい思いがあるのです。
つまり別れを告げて自分が感じている後悔は、元カノを傷つけた報いだと感じて受け止めているのです。
その気持ちがあると自分から彼女へもう一度近付こうとは思えません。
反対に放っておくとどんどん離れていこうとしてしまいますから、もし復縁を目指すのならばもう怒っていないこと、気にしていないことを自発的に彼へ伝えてあげられると良いでしょう。
彼と別れて辛い気持ちの乗り越え方
「好きだけど」ではなく「別れたい」に焦点を合わせる
彼の言った「好きだけど…」という言葉にすがってしまうといつまでも未練が強く残ってしまいます。
「じゃあなんで振ったの!?」という悲しみや納得いかない気持ちも生まれ、心がカレに振られた時点からなかなか動けません。
そのままだとずっと辛いですし、別れを冷静に捉えることができません。
ですから、彼の言った「好きだけど」ではなく「別れたい」のほうに焦点を合わせるようにしましょう。
理由や気持ちはどうあれ、彼は2人の別れを選んだのです。
それを受け入れるほうが一見辛いように思えるかもしれません。
ですが、別れを受け入れたほうがその時にしがみついていた気持ちが前に進めるようになるのです。
1番辛いのは過去を過去にできず、いつまでも引きずってしまうことです。
やり直そうと頑張るのだとしても次に進むのだとしても、過去から抜け出し今この時間を過ごせるようになりましょう。
好きなんだから彼のほうから復縁もあるかも!と楽観的に考える
彼は別れる時さえ彼女のことが「好き」と言っています。
この言葉にしがみつくのは良くありませんが、別れを受け入れられているなら、その言葉をポジティブに捉えるのは問題ありません。
むしろそれなら彼のほうからそのうち連絡をくれるかもしれないし、私からの連絡も喜んでくれるかも?と楽観的に考えていたほうが、心に余裕が生まれてとても楽です。
こうしたポジティブな考え方をするクセを付けておくと、実際に彼に連絡して良い反応がもらいやすいタイミングが自然に分かったり、何を言えば彼を惹き付けられるのかが分かったりします。
その力を磨いておくためにも、まずは自分の心が楽になるように楽観的な考え方をする練習をしてください。
占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス
捉え方によって意味合いが変わってくるからこそ、気持ちを振り回されてしまうこともあるわよね。
そんな言葉だからこそ多角的に捉えられるよう冷静に受け止めましょう。
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow s0gzDDEOwX3WHGr