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振られるのが怖い人の心理や共通点
怖いと思うのは相手の気持ちが分からないから
告白したいと思っていても、その想いを伝えるというのはとても勇気が要ることですので、どうしても不安が付きまとってしまいます。
もともと自身の本心や思っていることを友人や知人に伝えること自体とても勇気が必要になるものなのに、それほど親しいわけではないというケースの多い好きな人に好意を伝えるというのは気恥ずかしさなどもあり、気後れしてしまいがち。
更に怖いと思ってしまう心理や共通点の一つには、相手の気持ちが分からないというのもあるでしょう。
相手が本当に自分の好意に応えてくれるのか分からない、そもそも異性として自分が見られているのか分からない、そんな相手からの気持ちがどういったものになっているのか、そんな相手の気持ちが分からないところが多いからこそ不安になってしまいます。
彼は自分の好意に応えてくれるだろう、相手もまんざらではない気持ちみたいだから大丈夫だろう、そんな自信のある状態であれば良いのですが、そう簡単に相手の気持ちを確認できるわけでもなく、そうやすやすと自身をどう思っているのかを聞くのもためらわれる、そんな状態に陥ってしまうことの方がほとんどです。
相手がどう思っているのか分からない、気持ちに応えてもらえるのか確信が持てない、そんな不安が告白することに恐怖を抱かせてしまいます。
彼本人ではないのですから、気持ちが分からないというのは当たり前なのですが、わからないからこその不安というものが告白前の緊張感、焦り、そして気後れする心に作用してしまい、思いを告げるのが怖くなってしまうのです。
相手にも自身を想ってくれているという確信が無ければ告白に不安を覚えてしまう、特に不安を抱く人の多い共通点や心理でしょう。
振られると自分に魅力がないという確証になってしまうから
告白前というのはその気になっている人、好意を抱いている人に対して自分が魅力的な異性であるというのをアピールするために、いろいろと努力をするものです。
服装や髪形にこだわったり、メイクをその人好みにしたり、人によってはダイエットなどにも取り組んでひたすらにその人に異性として好きになってもらうために努力を惜しみません。
しかし、そうした努力が実らないケースも珍しくないのが告白の結果。
好きになった人の好みにもともと合っていない、元からそういう目線で見ることがなかったといった、意識すらしてもらえていないケースもあれば、場合によっては相手に恋人がいることを知らずに告白してしまうことだってあるでしょう。
そんな時、ダメだったとしても「そっか、だめか。じゃあ次に行こう!」と前向きにできるような人もいますが、逆に不安になる人に多いパターンが「自分には魅力がないんだ」と落ち込んでしまうもの。
どれだけ頑張っても彼のお眼鏡には適わなかった、魅力的ではないから振られてしまったのだと落ち込んで、仕事などでもミスを連発してしまうような状態に陥ってしまうのです。
振られるというのはそれまでその人のために頑張ってきた自身が無駄に終わったと実感してしまう事態でもあるので、余計に自分の努力が無駄になったことや魅力がないと相手から強く判断されたという事実に打ちのめされたくない気持ちが不安になってしまうため、恐怖を抱いてしまいます。
他の人にうわさが蔓延したり仕事がしにくくなったりするかもしれないから
告白するのが怖い、そう思ってしまうのには相手からの反応への恐怖だけでなく、周りの反応もかなり大きなポイントになります。
今では告白すると、それを誰が伝えているのかはわからないものの、「○○さん、××くんに告白したんだって」というように噂が非常に蔓延しやすい状況にあることが多いです。
告白して振られた、〇日に告白しようと思っているといった相談事をしている友人知人が話しているのかもしれませんが、たいていは秘密にしてほしいと強く念を押して、どうにか噂にならないようにしているのですが、どこからか漏れてしまいます。
そうした噂は蔓延すると非常に気まずい思いをしてしまうだけでなく、職場が同じ、担当している部署なども同じというのなら尚更仕事がしにくいと思ってしまうかもしれません。
むしろ、気にせずに気持ちを切り替えて良き仕事仲間として振る舞える人の方がよほど少ないでしょう。
そうした同僚や同じ職場の人としての立場から見た気まずさ、他の人に話が伝わって噂になってしまうかもしれないという怖さから告白できなくなるほど、身動きできない状態になるのです。
振られるのが怖くて告白できなかった男女が感じる事になる後悔
他の人が告白して成功したことを知る
振られるのが怖くて告白できないまま数日、または数か月ほど経つと嫌でも時間の経過を思い知ることになるケースもそう珍しくはありません。
「やっぱりあの時勇気を出して告白しておけばよかった」なんて後悔も抱いてしまうもの。
告白を見送ったことで後悔してしまうものの中でも、特に男女が悔やんでしまうものの一つが他の人と好きな人が交際することになったという話を聞いたときや、他の人が告白に成功したということを知った時です。
自分は怖くて身を引いてしまった以上、羨むことしかできないと分かっていても「もしかすると勇気を出して告白していたら自分にもチャンスがあったのではないか」、そんな風に考えてしまうせいで後悔してしまいます。
特に自分にもそれなりに親しくしてくれていた人やご飯などにも良く誘ってくれていた人など、告白すればお試しで付き合ってみようか、という展開に持って行くことができたかもしれない人であればなおさら強い後悔が襲ってくるはずです。
もう少し頑張ればよかった、勇気を出して言うだけ言ってみればよかった、そんな気持ちはもちろんのこと、告白する勇気は無くても自分に対して異性としての好意を持てるのか否かを聞くくらいはしておけばよかったとも思うでしょう。
もしも異性として見られる、少し気になっているというような言葉が返ってきたのであればそれを勇気に変換して相手に思いを告げられたはず。
逆に異性として見ることはできない、友達でいてほしいというような答えが返ってきたのであれば、その言葉をきっかけに恋心を諦められるでしょう。
だからこそ、自分が動くことなく、他の人が思いを告げてそれが上手く行ったという話を聞くと愕然とした後に、勇気の出なかった自身がどうしようもなくみっともなく、救いようのない人間だと思ってもしまうのです。
相手が結婚した後に「本当はあの時いいと思ってた」と伝えられる
告白することなく終わってしまった恋で、後悔してしまうという事態に陥るのは他の人が告白を成功させてしまった時だけでなく、相手が結婚した後にも訪れるものです。
相手が他の人との恋を発展さえ、最終的に結婚に至るという場合もそれなりにあります。
特に職場が同じ異性を好きになった時、結婚しましたということを伝えられることだってあるのです。
結婚したのちも働き続けるのであればそれなりに接する機会は多いでしょうし、飲み会や食事を他の人と一緒であっても、ともに過ごすことだってあります。
そんな時、結婚したはずの想い人から「実は結婚する前、君のこと良いなと思ってたんだ」と今更ながらそんなことを言われると、告白しておけばよかったと後悔が強くよみがえるのです。
そもそも、そんな風に思ってたならそっちからアプローチしてよ!と思うことだってあるでしょう。
けれど、相手はそうした素振りをなかなか見せないあなたに諦めて、結婚して落ち着いたからこそ、今のタイミングで過去の思いを清算するかのように話しているのかもしれません。
そんな相手にとっての理由を詳しく知ることはできませんので、いったいどういう思いで告白じみた思いを吐露するのか分からなくて困惑も強く残ってしまいます。
おまけに相手はすでに独身ではなく、結婚して場合によっては子供もいる身。
もう一度やり直したい、告白してその想いを遂げたいと思ってもできるわけがないので、余計にやり切れない気持ちがあふれて色々な複雑な思いを抱えた挙句、強い後悔が今頃になって襲い掛かってくるのです。
それまでは「結婚する」というのを聞いたり、結婚したという話を聞いたりして諦めた時に後悔しきったと思っていたはずが、相手からの言葉で一気によみがえります。
他の人と結婚するというのを友人や知人の立場で伝えられる
告白しておけばよかった、そんな強い後悔に襲われるのは自身が告白できなかった人が他の人と結婚するというのを友人や知人の立場で、そして笑顔で伝えられるというものでしょう。
友人や知人が結婚するというのはとてもおめでたいことです。
結婚式に呼ばれるのであればそれはもう精いっぱい祝ってあげたいですし、身内のみでの式であれば他の友人たちも誘って自分たちなりのお祝いを渡したいとも思うものでしょう。
しかし、そんな結婚に関するお知らせも元は自身が告白を諦めてしまった人であれば話は別。
仲良く友人や知人として接していたとしても、いまだに思いが昇華しきれていない、まだ相手が好きだという人であればなおのこと、苦虫をかみつぶすような気持ちでその結婚のお知らせを祝福しなければなりませんから、「やっぱり言うだけ言っておけばよかった」と今になって後悔し始めます。
もっと勇気を出していれば話はまた変わったかもしれない、元から他の人と付き合っていたのであればいうだけ言って相手の心にちょっとした傷を残すことくらいはできたかもしれない、そんな気持ちになるでしょう。
友達の域を出ることができない、伝えて叶わなくても自分の気持ちだけは知っておいてほしかった、そんな気持ちになってしまうので余計に悔やんでしまうことだってあります。
自分にはもう手の届かない存在に本当になってしまう、名実ともに他の人のものになってしまう、そんなことを報告されるわけですからより内心は複雑で、諦めたからこそのおめでたいという祝いたい気持ちと、まだ相手を諦められないからこそ生まれる嫉妬心も含めて、自身の現状に辟易してしまう人もいるほどです。
それほど、告白できなかった、諦めてしまったという現実は意外と大きく残ってしまうために強く悔やんでしまうきっかけにもなるでしょう。
他の人と交際したという報告であれば、時間が経つと少しずつ諦めと同時に「もしかすると別れるかもしれない」という気持ちが芽生えてくるものです。
交際だけであれば何とかまだ希望が持てた分、結婚するという強い決意のいる言葉を聞いてしまうと「終わってしまう」という確信はもちろん、もう本当にあきらめなければならないときが来たことにも後悔を抱いてしまいます。
思い切って気持ちを伝えよう!好きな人に告白する勇気の持ち方
今しかチャンスはないと思う
告白せずにそのまま時間を過ごしてしまった結果、後悔してしまうのは上記でよくわかったかと思います。
そんな後悔をしたくない、どうにか気持ちを伝えたいという思いを抱いたとしても勇気が出なければどうしようもありません。
どうにか勇気を出して彼・彼女に思いを伝えたいと考えた時、一番に勇気が出るのが「今しかチャンスがない」と思い込むこと。
この機会を逃すともう告白するチャンスは自分にはない、勇気を出して動かないともう彼・彼女と付き合う機会なんてない、そう思うことで勇気を振り絞るのです。
告白には強い気持ちを伝えるための勇気が必要ですが、そうした勇気が出てこないと人間どうしても言い訳をして逃げてしまいます。
「また、他にチャンスが来るかもしれないし」「もっといいムードの時があるだろうから」とそんなことを頭の中で考えて、告白を先延ばしにしようとしてしまうでしょう。
しかし、そうして先延ばしにし続けるとその結果、とても残念な結末が待っていることも。
相手だってずっと一人でいるわけではありません。
誰か良い異性と出会うことだってあるでしょう。
それは偶然、どこかで出会って意気投合してそのまま交際に発展する可能性だってあれば、友人知人の紹介で出会ってそのまま交際にまで発展する可能性だってあります。
いつどこで出会いが生まれるのかはわかりません。
けれど、それなりにあなたのことを憎からず思ってもらえているのなら、勇気を振り絞って告白してみると意外といい結果に終わるかもしれないのです。
例えその時断られたとしても、告白をきっかけとして相手の方が徐々に異性として認識して意識してくれることだってありますから、言ってみたほうが良い方向に動いてくれる可能性も十分考えられます。
言って見なければ始まらない、相手に伝わってみることで初めて動くものがある。
告白ってそういうものです。
例え断られる可能性の方が高いとしても、まずは今日しかチャンスがないと思い込んで相手に伝えられる最後のチャンスを生かせるように勇気を振り絞りましょう。
それまでチャンスを逃してきたのであればなおさら、余計にチャンスは限られるものだと考えて、これ以上先延ばしにすればもう相手からの脈なんてないものだと思った方が良いです。
自分のためだと思い込む
告白が怖いと思った時、それは告白することを自分のためだと考えられていないときもあります。
告白は相手から良い返事がもらえない限り、基本的には自身の自己満足がもとになっていることが多いです。
心の中にある膨れ上がる好意を整理したい、とりあえず吐き出したい、そんな気持ちが強くなりすぎてしまい、相手にとりあえず伝えて気持ちをどうにか軽くしたいという人はかなり多くいます。
しかし、怖いと思ってしまったときにありがちなのが、告白を自分の気持ちを整理するためのものとして受け入れることができないまま、とにかく結果だけを気にしてしまうような心理状況でしょう。
けれど、そんな結果だけを気にしてしまうような気の持ちようでは告白しようと思ってもそう簡単に勇気が振り絞れるわけではありません。
逆に自分のために告白するんだと思った方が気持ちがずっと楽になります。
自分のための告白と考えれば、心の中に抱え込んでいる気持ちを相手に向けて吐き出したいからこそ思いを告げるわけですので、結果なんて二の次三の次、とにかくきちんと話して楽になりたい気持ちが最優先事項になるんです。
そのため、たとえその想いが遂げられなくてもそれほど気にせずに、ほっと息を吐き出して安心して気持ちの整理に切り替えることができるでしょう。
多少なりとも悲しい気持ちを抱くのは当然ではあるものの、悲観的な気持ちになることはそうありません。
自分のために気持ちを吐き出した、そう思えることでずっと気が楽になります。
次の恋に向かうための未練も無くなり、諦めるためにもきちんとけじめや踏ん切りをつけられるので、ずっと未練を抱いたままお相手が幸せになるのを見続けることもないでしょう。
下手に振られたらどうしようと考えるよりかはずっと良い考え方のもと行動ができるだけでなく、次の恋に集中するためのステップとして告白を見ることもできるようになり、「あの時告白して良かった」とどのような結果に終わっても思い返せるようになります。
いい返事が来るかもしれないと前向きに考える
告白の勇気を持つのであれば、やっぱり告白した後の結果が良い方向に行くというのを前向きに考えるのが一番堅実的。
気持ちの整理やチャンスがこれきりしかないと思うのはやっぱり厳しいと思ったときには、楽観的に物事を考えてしまうようにしておくのも良いでしょう。
無理だったらその時はその時、むしろ相手も自分と仲が良いし「じゃあお試しで付き合ってみる?」と言われる可能性だってあるはずだと思った方がずっと前向きな気持ちでいられます。
相手とそれほど親しくないとしても、自分なりに容姿を磨いたりファッションを洗練させたりするのであれば相手の好みの一部分に引っかかってくれる可能性は十分あるのです。
相手の好みがわかっているのであれば、自分磨きの際にそこを少し攻めてみるのも一つの方法になりますから、より交際できる可能性が高まります。
それでもどうしても不安がぬぐえないというのなら、宝くじのようなものだと思ってしまいましょう。
宝くじは良い当たりがそう簡単には出ないもの、だけれど良い結果を夢見て、そして当たるかどうかを楽しみにしながら購入するものです。
だからこそ、当たる可能性はそう高くないという、諦めて貯金した方がずっと賢いというのにもかかわらず購入する人は後を絶ちません。
そういうドキドキを楽しむもの、良い結果が待っているかもしれないと夢を見る物なのだと考え方を変えてみるのもまた、気分を変えて不安をぬぐい、告白する勇気を持つことができるようになるでしょう。
もしもダメだったとしても、「ああ、だめだったか」とすんなり諦められるようになる人もいるので、気の持ち方ひとつで色々と思考も変わります。
告白が失敗してもフォローすれば大丈夫!振られたその場ですぐやるべき対処法
気持ちに対しての返事をくれたことにお礼を言う
勇気が出てきたので、相手に時間を空けてもらっていざ告白!と行動に移したとしても、結果はやっぱり駄目だった、そんなケースは非常に多いです。
しかし、告白に失敗したとしてもその場でフォローをきちんとしておけば、その後の対応などにも困ることはなくなり、逆に相手から異性として認識してもらいやすくなることだって十分にあります。
告白を断られた際には、まず思いを告げた後に答えをきちんと返してくれたことにお礼を言いましょう。
相手は告白に関してスルーしても良かったですし、言いたいことがあると言われた時点で「ごめん、時間が割けそうにない」と伝えてそのままうやむやにしてしまうことだってできたはずです。
けれど、きちんと時間を空けてあなたの告白を聞くための時間をお相手の人は作ってくれました。
そしてきちんと話を聞いて、告白の返事を返してくれたのです。
丁寧に話を聞いて、自分なりに少し時間をもらったかもしれませんが答えをきちんと出してお断りすることになったのでしょう。
そのお断りの返事を出すこと自体、彼・彼女にも勇気が必要です。
異性として意識することはできないが、それでも良い友人や同僚として親しくしていた人だからこそ、この断りの返事でぎくしゃくしたくないとすら思っているでしょう。
けれど、あなたのことを想うからこそきちんとお断りの返事を出しました。
そんな相手の勇気やちゃんと答えを出して誠実に対応してくれたその人にお礼を言うのは当然です。
相手の返事を聞いた後、「ちゃんと伝えてくれてありがとう」と伝えるだけでも相手がこちらの反応に困ったり、どんな反応が返ってくるのか分からなくて怖がってしまったりすることはなくなります。
むしろ、お断りされたとしても落ち着いた状態でお礼を言ってくれるあなたの態度に大人の余裕を感じて、それをきっかけに魅力を感じるようになる可能性だってあるでしょう。
ぎくしゃくせず、さらにこちらがどう反応するのか分からないと相手に不安を与えることもなく、良い印象のまま告白の結果の話を終えることができるようになりますので、とにかくまずお礼をちゃんと伝えてください。
これを伝えないと、告白したお相手はこちらが泣いたり縋ってきたりするのではないかと不安になりますから、穏やかなまま返事を聞いて話を終わらせるためにも「ありがとう」の一言を自分の言葉を伝えてあげるように心がけてみましょう。
今後もこれまで同様の間柄、態度で過ごしていきたいと伝える
相手にお礼を伝えた後は、今後仕事などでの態度がぎくしゃくしないようにその点についてのフォローを入れていきましょう。
告白の返事にお礼を言った後、「今後は告白したことに関わらず、また同じようにお仕事していきましょう」「告白したこと気にせずに、またみんなで遊ぼうね」こうした、気にせずに今後も同じように付き合っていってくださいという言葉を伝えてください。
相手に思いを伝えた後はどうしても関係がぎくしゃくしやすく、相手も自分もどう接していいのか分からないせいで余計におかしな関係が構築されてしまうのです。
同僚であれば仕事に少々差しさわりが出るような態度になってしまうことだってしばしば。
下手に相手に気を遣わせたくもないというのもあって、告白した後に距離を取って周りに不審がられてしまうなんて言う人も多く存在しています。
けれど、そうした状態になって居心地が良いわけではないですし、何よりなるべく前と同じような状態で過ごせるようにしておきたいというのは男女関係なく、思いを告げて振られてしまった人たちの心理です。
もう会うことはなくなる、会える機会が極端に少なくなるといった事情があるのであればまた違うでしょうが、その次の日も会ってしまうのであればそれなりのフォローを入れてお互いに気まずくないようにしておかなければなりません。
友人や同僚としてまたよろしくと伝える
翌日からまた同じ場所で一緒に仕事や勉強に励まなくてはいけない、そんなことを思い浮かべると告白なんて気まずくなるだけだと思うのであれば、必ず言わなければいけないフォローの言葉が一つあります。
それが「友人や同僚としてまたよろしくね」という言葉です。
告白して、返事に対してお礼を言い、そして今後も以前通りに過ごしたいという希望を伝えたとしても、相手は異性としての視線を外さないのではないか、告白を断ったことに対して何かしら思うところがあるのではないかと不安になります。
そんな相手の不安を和らげてくれるのが「友人や同僚としてよろしく」といった言葉です。
想いを告げてきた側からこの言葉をきちんと伝えて、握手をしたり手を振って別れたりするだけで、告白された側は「あ、もうちゃんと諦められるように気持ちを整える方向に持って行ってる」と安心できます。
もちろん、多少なりとも名残惜しさや未練はあるでしょうが、それでもダメだったと割り切って関係を完全に元に戻そうとしているという動きを強く言葉で表せるのです。
言葉だけではなく、行動においても告白関連のことを話題として振ったり、二人きりになるような機会をなるべく避けたりして、きちんと気まずくならないようにしているのであれば、尚更付きまといなどの面倒事を起こさないようにしていると相手に安心感を抱かせることができるでしょう。
告白がダメだったのですから、即座に泣いてしまいたい気持ちもあります。
けれど、即座に泣いてしまうと彼・彼女は困ってしまいますので、泣いてしまいそうな自分をぐっと我慢して家に戻ってしっかりと泣きましょう。
涙を流すということは、ストレスの発散に大きく貢献してくれます。
大きく声を上げて泣き、エネルギーをこれでもかと使って涙を流せばそれだけ泣き止んだ後にはすっきりとした気持ちでいられるはずです。
そしてそのあとはお相手に伝えたとおりに告白する前の関係の状態で振る舞うようにしておくと、彼・彼女も安心しますし、なにより以前のように接してくれるので気まずさも無くなります。
ただ、告白したばかり、振られたばかりというのもあって心理が複雑だというのなら、少しだけ距離を取るようにして、多少慣れてきたり心の整理が追い付いてきたりしたときに前のような距離感に戻していくのも良いでしょう。
告白後モヤモヤしたり辛くならない返事待ちの間の過ごし方
仕事や趣味に没頭する
告白した後というのはやっぱり心がモヤモヤして、もしダメだったらどうしようという不安から待つのがつらくなってしまうこともある返事待ちの期間というのがあります。
ささっとありかなしかを決めてしまえるような即決できる人が相手であれば良いのでしょうが、残念ながらそう簡単に決められないという人の方が多いのも事実。
それも、職場や学校などで一緒になる人であれば余計に「あの人は私のことをどう思ってるんだろうか」「告白の返事はどうなんだろうか」と気になりすぎてしまうことだって珍しくありません。
だからこそ、告白した後の返事待ちの期間は過ごし方を少し考えておかないとつらく、居ても立っても居られないそんな時間を過ごすことになるでしょう。
そんな思いを告げた後、返事まで気にせず過ごしたいのなら仕事や趣味に没頭するのもおすすめです。
返事のことなど頭の片隅どころか、思考の外へ出すためにも強く集中できるものはそれだけ良い助けになってくれます。
集中して行わなければならない仕事をバリバリこなしたり、自分の趣味の中でも集中力が必要だったり、楽しすぎて夢中になってしまうものがあるのならそちらに集中してしまえば、いつの間にか返事が来るようになるでしょう。
連絡を多く増やさず、他の友人との会話などを楽しむようにする
想い人に思い切ってアタックしたのち、どうしても気になってしまうという時にやってしまいがちなのが、相手の人に連絡を多く増やしてしまうこと。
やっぱりどんなふうに言われるんだろうか、自分のことをもっとよく知ってもらった方がいいんじゃないかと疑問を抱いたり、連絡頻度を増やした方がいいんじゃないかと考えたりすることも多いです。
そのため、思いを告げた後に相手の人に良く連絡するようになるというのは良くあります。
けれど、相手からしてみればその連絡頻度の多さはまるで返事をせかされているような感覚を覚えてしまい、なんだか付き合ってもこんな感じでせかされるんじゃないかと嫌な想像をしてしまうのです。
そしてその結果、交際は辞めておこうと思われてしまうでしょう。
だからこそ、連絡したい気持ちをぐっとこらえてなるべく他の人と話すようにして、相手と会話しようとする気持ちをよそにぶつけてください。
話したいという気持ちが向くのはやっぱり想い人の方かもしれませんが、その不安などを友人に相談するような形で別の方向に向けてしまえば、相手もゆっくりと考えて答えを出すようにできるでしょう。
自分磨きを怠らず、自身の良いところをよりアピールする
告白の返事待ちの時間は人によってはかなり長くなることも考えられます。
相手の人も忙しい時期であったり、仕事がいきなり忙しくなったりするといったトラブルが引き起こされてしまったという可能性もあれば、二人のためにじっくりと考えて答えを出そうとする可能性もあるなど、時間をかけてしまうケースは意外とよくあるのです。
ただ、この時間をただぼうっと過ごすのはもったいないですから、自分磨きのための時間として使うのも良いでしょう。
肌のお手入れを徹底してメイクをより上手にする、肌の手入れはそれまでの磨き方で徹底しておいたのならボディケアやヘアケアでそのほかの場所もより魅力的に見せられるようにするなど、より魅力的な部分を増やすのです。
そしてそれと同時に相手の人にさりげなく他の良いところをアピールしてみるのもおすすめ。
告白した後というのは、相手の人はあなたがどんな人なのかしっかり判断しようと色々なところに目を光らせていますから、ここでより良いところをきちんとアピールできれば成功率はより高まります。
自分磨きとアピール、この二つのために時間を使いましょう。
ただし、自分磨きはともかくアピールでやりすぎは禁物。
連絡もしすぎると相手の方が辟易してしまうので、連絡に関しては抜きにして、職場などでのアピールに努めてください。
占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス「振られるのが怖いのは相手の考えが分からないから。不安になるときはなるべく前向きに考えよう」
そうした恐怖を抱いてしまうのは、相手の気持ちや考え方が全く分からないから。
当人ではありませんからわからないのはある意味当然なのですが、相手が自身に好意を抱いているのか否かが分からないと余計に恐怖を感じてしまうのです。
そんな恐怖を抱く告白をきちんとするためには、考え方をポジティブにしていくのが一番。
もうこんなチャンスはない、この人じゃなきゃダメだと思うのなら動くようにし、動きたいけれどどうしようか迷ったときには「伝えたら実は良い返事が返ってくるかもしれない」と良い想像をして伝えに行ってみましょう。
また、相手の気持ちがそれとなく察せられるような行動や言葉があるのなら、それだけチャンスに満ち溢れている可能性はあるのです。
相手の気持ちが分からないのなら気持ちを切り替え、相手の行動などから多少察せられるのであれば思い切って動いてみるのも良いでしょう。
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