






目次
音信不通にした側の心理や理由、考えていること
喧嘩が多いと好きだけど音信不通にしてしまう
恋人同士で過ごす時間は本来、心が安らいだり幸せな気分に浸れるものです。
そんな時間を求めて彼女に会いに来たのに、いざ実際に会うと意見が衝突したりケンカばかり。
こうした状況に彼がゲンナリしてしまうと、次第に彼氏からのLINEやメールが減ってくることがあります。
最初は何度か送れば返事が返ってきますが、それが段々「うん」などの短いメッセージになり、返事をくれるペースが落ちていき、最後にはなんのリアクションもなくなって、ついに音信不通になってしまいます。
この時の彼の心境は、彼女のことを好きだからこそ音信不通にせざるを得ないというものです。
「これ以上一緒にい続けて責められたりぶつかったりしたくない…でも別れるのも嫌だ…」
そんな葛藤に答えが出せない間、彼の選べる道は恋人と連絡を取らない道しかありません。
揺れている彼に対してさらに怒りをぶつけるようなlineをしてしまえば、残念ながら彼の心は「やっぱり別れるしかないのか」という方向に傾いていくでしょう。
自分だけで過ごす時間を確保したい
元々は一人の時間も必要なタイプなのに、付き合いだしてから彼女とべったり過ごすようになった男性によく見られる心理がこちらです。
交際を初めたばかりの頃は男性の中にも「彼女が可愛い」という思いが溢れていますから、本来の自分らしい過ごし方を二の次にしても、不思議と辛いとは感じません。
彼の気持ちが盛り上がっていればいるほど、もっと一緒にいたい、明日も会おうよ、と積極的に誘ってきたりします。
そうした感情の波が段々落ち着いてくると、彼は元々の自分らしさを取り戻し、一人の時間も大切にしたいな…と思うようになります。
この頃になれば以前のような夢中で愛してくれる印象はなくなり、見方によっては付き合い始めよりも距離が出来たように感じることがあります。
しかし、それは彼の気持ちが離れたからではなくて、元々の彼に戻っただけなのです。
このタイミングが恋愛の本当の始まりとも言えますし、やっと本来のお互いの姿を落ち着いて受け入れ合えるようになる時期です。
ここで必要以上に不安になってしまい、「なんで前みたく連絡くれないの!?」と寂しさをぶつけてしまうと、心が落ち着いている彼は面倒に感じたり、
「僕たち、そもそも相性が良くなかったのかな…」
と付き合い続けるのを難しく感じてしまうようになります。
そうなると別れに向かってしまうか、彼の覚悟が決まるまで音信不通、ということになってしまうのです。
恋愛以外に集中していること、夢中になっていることがある
例えば仕事や趣味など、恋愛以外に熱中したいことや集中しなければならないことがある場合はそれが理由でしばらく音信不通になることがあります。
その合間にラインをくれればいいじゃない、電話くらいできるでしょ!?と思いがちですが、それが男性にはなかなかできません。
なぜなら、男性は1つやらなければいけないことがあると、それに全神経を集中させてしまう性質があるからです。
作業に取り掛かっている時はもちろん、休憩時間も頭に浮かぶのはそのことばかり、夢にまで見てしまうという男の人も少なくありません。
彼氏のタイプによってこの特徴の強い・弱いはあるかと思いますが、1つのことに気を取られるタイプの彼なら、仕事や趣味が一区切り付くまでは連絡がないことがあります。
反対に言えば、集中しなければならないことがない時は恋愛に気持ちや時間を捧げてくれますから、その時は不安を感じる必要はないはずですし、とても幸せな期間になるはずです。
その時期を待てずに彼へ連絡をせがんだり、彼が他のことに意識を向けている時に他愛ないLINEを入れたりしてしまえば、「待たせて悪いから」という理由で2人の関係を終わりにしよう、と言われる危険性があります。
格好つけ過ぎて息苦しくなった
男性はどうしても好きな女の人の前だと格好つけたくなるものです。
かっこいい自分を見てもらいたい、弱いところや情けないところは見せたくないという気持ちから、つい背伸びした行動をしたり発言をしてしまい、自分を追い詰めることがあります。
もしも、あなたが彼に対して
「前まではたくさん愛の言葉を伝えてくれていたのに…愛情表現もそうだし、頼もしいところも見せてくれていたのに…」
こんな風に感じているなら、彼はあなたの前でかっこつけ過ぎた結果自分を追い込んでしまい、どう連絡を取っていいか分からなくなっている恐れがあります。
本来の自分、素の自分を出すきっかけを完全に失っているため、このケースは彼からの連絡を待っていても、状況が変わることはほとんどありません。
そのままだと彼が等身大で一緒にいられる他の女性を探そうとしてしまう危険性がありますから、連絡をくれない彼に怒ったりせず、無理しなくていいんだよ、本来のあなたでいいんだよ、ということが伝わる連絡を入れてあげましょう。
女性の気持ちを試している
音信不通にした側の心理として、「君の気持ちを試したい」と考えている場合も少なからずあります。
この女性は自分のことを本当に愛しているのか、ただ寂しいから一緒にいたいだけなんじゃないのか、それとも他に目的が?と不安になってしまい、その疑いを晴らしたくて音信不通にするパターンです。
普段女性のほうからしっかり「大好きだよ」などと愛情表現をしていたとしても、その気持ちをどうにか証明してほしいと考えてしまい、極端な行動に出てしまうことがあります。
こうして気持ちを試してしまうタイプの男性は、1つ安心できたとしてもまた次の不安に囚われてしまい、いつまで経っても安心できないことが多いです。
音信不通になってしまってもきちんと愛情を伝え続けていれば戻ってきてくれる可能性が高いですが、お付き合いを続けていくならこの先何度も同じことが起きますし、それを乗り越えていく覚悟が必要になるでしょう。
要注意!音信不通になる男の特徴
本音を言わない彼は音信不通になりやすい
あなたの彼氏がなかなか本当の気持ちを言わない男性なら、そうでない男性よりも音信不通になる可能性が高いです。
そもそも音信不通というのは、自分の気持ちや考えを言葉にして相手に伝えるのを拒否している状態です。
自分の気持ちをうまく説明できない人だったり、本当のことを言ってもロクなことがないと考えているような人だと、言葉で伝え合って分かり合うメリットよりも、
「そんな大変なこと自分にはできない、したくない」
とデメリットのほうに目を向けて、向き合うことから逃げてしまいがちです。
さらに、たまに本音を口にしてみたら相手から否定された、言い合いになってしまった、というような経験を持っていると、余計に音信不通を選びやすいです。
それに加えて、失敗したくない気持ちや恥をかきたくない思いが人一倍強いようなタイプだと、いずれ連絡が取れなくなる確率はグンと上がります。
不器用な男性
何事にも不器用な男性は、音信不通になる特徴を備えています。
不器用な男性がどうしてものごとを器用に運べないのかと言うと、その原因は2つあって、1つ目は考えなくていいことまで考え過ぎてしまう点、もう1つは考えの方向性そのものがズレてしまっている点です。
これを彼女との連絡に置き換えて考えてみましょう。
例えば、不器用な男性が付き合っている女性から
「このお店に行きたいな!」
とあるレストランを提案されたとします。
男性は「いいな、僕も一緒に行きたいな」と思うとします。
しかし、今はあいにく仕事が詰まっていて、今週いっぱいくらいは帰りの時間が読めません。
それならそれで「いいね!時間が作れたら連絡するよ!」と返事しても良いですし、「ディナーじゃなくてランチでもOK?」などと条件を確認して予定を考えても良いはずです。
でも、不器用な男性にはそれができません。
「今日行きたいの?僕は忙しくて無理だよ…」
「でも、断ったら怒られるかな…機嫌悪くなるかな…」
「もしかして一人で行きたいってこと??」
などと色々な考えが頭に浮かんでしまい、どう返事するのがベストか分からなくなって、結果そのまま沈黙してしまうのです。
この傾向は、特に直接会っての会話よりもLINEやメールなど文字だけのやり取りで強くなります。
彼女の考えを先回りして察しようとするものの、文字だけだと特にそれがうまくいかず、混乱して返事ができなくなってしまうのです。
気が多い・浮気性の彼氏
他の女性に目移りしやすい男性も、音信不通になる特徴を持っていると言えます。
このタイプの男性は自分に彼女がいたとしても、常に他の女性に興味を惹かれてしまうところがあります。
クセや病気のようなもので、注意したり叱ったりしてもなかなか簡単に治るものではありません。
そういう気持ちがあると、やっぱりチャンスがあれば他の魅力的な女性に手を出してしまうことになりますし、体の関係まではなくとも他の人とデートしたり、2人で過ごそうとしがちです。
ただ、こうした行動は決して付き合っている本命彼女を傷つけようとしたり、どうでも良いと思ってしている訳ではありません。
他の女の人と遊んだ後にふと冷静になると、
「自分は彼女を裏切るようなことをしているんだな…」
と落ち込み、自己嫌悪を感じます。
この繰り返しで次第に彼女の隣にいるのが苦しくなっていきますが、その理由が女遊びだとはなかなか言えるものではありませんから、彼女に本当のことを告げずに音信不通の道を選んでしまうのです。
友達がいなくても平気な男の人
友達がいなくても別に大丈夫、特に寂しいとか悲しいとか感じない男性も音信不通になりやすい特徴を備えています。
この特徴を持った男性は、自分の世界にこもっているのが楽しいタイプ。
人とそれを分かち合うことはあまり望まず、自分も一人の世界を大切にするから君もそうしてくれ、と考えるところがあります。
つまり、人との繋がりやふれあいにあまり大きな価値を見出していないので、そういうものはあってもなくてもどちらでも良い、と思っています。
それは恋愛にも当てはまり、彼女を作ったものの恋人らしいことはほとんどしない、というケースさえあるほどです。
彼女のケアやフォローを二の次にして自分の世界を楽しむため、用事がなければなかなか連絡をしてくれませんし、「普通恋人同士ってもっと一緒に過ごすものじゃない?」などと一般論を押し付けられればかなり面倒に思われるでしょう。
そんな彼が付き合っている意義を見いだせないと、恋人としての連絡はストップしてしまい、音信不通から自然消滅…と悲しい結末へ向かってしまうのです。
男性が連絡するのを止めてしまい音信不通になるきっかけ
自分のことを否定されたとき
些細なことでも自分を否定されるようなことを言われると、男性はこれ以上連絡を取りたくないなと感じるものです。
自分としてはとても些細なことでも「そういうのはやめた方がいいよ」「アナタのために言うけど…」というふうに、言われた方が否定されたと感じるようなことを言い続けると「この子とは連絡取りたくないな」と思われてしまいます。
また、彼を男性として否定するような言動もご法度です。
特にプライドが高い彼の場合「ちょっと男らしくないよ」なんて言われたら、一気に心を閉ざして突然音信不通になるきっかけとなることもあり得ます。
誰だって自分を否定されるのは嬉しくないものなので、音信不通になりたくないから「自分なら言われてどう思うか」をよく考えるようにしましょう。
合わないなと感じることがあったとき
連絡を取り合っていると相手がどんな人物なのかわかってきますが、その流れで自分と合わないなと感じる相手とは徐々に連絡を取らなくなっていくものです。
悪い人ではないんだけど「自分と話が合わないな」「価値観が違うかも」と思うとやりとりをしていてもイマイチ盛り上がらなかったり、苦痛に感じるようになったりします。
突然音信不通になることはなくても、だんだんと連絡頻度が落ち、いつの間にか音信不通になってしまうおそれがあります。
連絡をしても返信が単調になったり遅くなったりしているようであれば「この子とは合わないな」と思われている可能性があるので気をつけましょう。
仕事が忙しくなって連絡が煩わしくなったとき
社会人になると誰もが仕事中心の生活になるもので、特に男性の場合は仕事に打ち込む人が多いです。
そのため、彼が仕事最優先主義の男性の場合、連絡を取ることが「仕事の差支えになるな」と煩わしく感じたら、それがきっかけで音信不通になるおそれがあります。
なかには「ちょっと返信するだけなら休憩時間とかにでもできるでしょ!」と思う女性もいるでしょう。
確かに返信自体にはそれほど時間はかからないでしょうが、それでも連絡するのが煩わしいと感じるのは「お相手より仕事の方が大事」ということの表れでもあります。
「仕事も大事だけど、あの子も大事」と思っていたらどれだけ忙しくても音信不通にはなりませんし、連絡が取れないことのフォローもあるものです。
もし仕事が忙しい彼と音信不通になりたくないのでれば、返信を催促するようなことを言ったりせずに仕事への理解を示すのがとても大事でしょう。
他に好きな子や彼女ができたとき
男性が音信不通になるきっかけでよくあるものの1つに、他に好きな子や彼女ができたからというものがあります。
これまで「私たち、いい感じだな」と思っていたのに、なんの前触れもなく突然彼と音信不通になったら彼に「新しい女の影」があると思っていいでしょう。
彼の興味が別の女性の方に向くと、その女性以外と連絡を取るのが一気に面倒になり、いくらあなたが彼に連絡しても気のない返事だったり、いきなり返信頻度が落ちたりするものです。
また、彼女ができると「彼女に申し訳ないから」という思いから、あえて他の女性とは音信不通になる男性もいます。
誠実な男性の場合は「他に好きな子が出来たから、今後は連絡は取れない」「彼女ができたからゴメンね」と一報くれてから音信不通になるでしょうが、多くの男性は「何となく面倒だな」と思って突然音信不通になるでしょう。

音信不通からの別れ…破局するケース
連絡が取れているあいだ喧嘩ばかりだった
彼とカップルとして普通に会えたりlineできたり、時には電話で話もしたり…。
そんな頃、小さなことが原因でよくケンカになっていたなら、残念ながら音信不通から別れに繋がることを考えなくてはいけません。
彼女と連絡を取れない、その事実の裏にある彼の気持ちは、もう一緒にいるのは無理なのかもしれない…という諦めです。
もちろんはっきり別れを言われていない状態ですから、前でも解説したように彼の気持ちはまだ別れるか続けるか、どちらかに固まっている訳ではありません。
しかし、それも時間の問題です。
彼が
「これからはもう大丈夫」
「もう同じことは起きない」
そう確信できる材料がないと、もう一度連絡を取って向き合ってみようという前向きな気持ちはなかなか生まれてきません。
時間が経つにつれ、2人の心の距離が開いていってしまい、ついには
「もうこれ以上悩み続けるのは無意味だ。きちんと別れよう」
と彼に決断させてしまうのです。
遠距離恋愛
音信不通の2人の間に物理的な距離があると、どうしても別れが訪れやすくなってしまいます。
メールやlineのやり取りがないということは何らかのマイナスな気持ちが彼の中にあるということです。
そのマイナスな気持ちを吹き飛ばすには、会いに行ったり直接話したりする場があったほうがやはり有利です。
ただ、遠距離恋愛中だとなかなかそういう機会は作りにくいですし、会いに行くとしても気軽に行ける距離でなければ重く映ってしまいがち。
そんな距離を無理して来てもらうなら、いっそのこと会わないまま別れたほうがいいんじゃないか…と彼は考えてしまうのです。
遠距離の彼とはとにかく連絡上手になるのが長続きの秘訣。
今からでもできることはないか、連絡の中で伝えられることはないかを今一度見つめ直してみましょう。
年の差のある彼との音信不通
彼が自分より6才以上年上、または年下のケースは、どうしても音信不通になるとそのまま別れてしまう場合が多いです。
年齢に差があると、特に男性は責任感からいろいろなことで悩みを抱えてしまいがちになります。
例えば彼が年上なら、
「彼女より長生きできないかもしれない、一人にしてしまうかもしれない」
と考える男性もいますし、反対に年下なら
「結婚を待たせてしまうのは悪い、自分じゃ子供過ぎて頼りないかも」
と自信を持てないこともしばしばです。
こうした悩みがある中でも好きだから、と付き合い続けてきましたが、音信不通になってしまったなら、一緒にいる喜びよりも苦しさのほうが勝ってしまっていると言わなくてはいけません。
男性はこういう事に関して急に現実的になる傾向がありますから、結果として「他のもっとふさわしい男性を見つけてほしい」と考えをまとめてしまうのです。
共通の知り合いがいない
共通の知り合いがいない時、連絡が取れていない状態に陥るとどうしても別れが迫ってくるものです。
最近の出会いはアプリやサイト、SNSやゲーム上など、ネットを介して知り合ったケースが多くあります。
そういう出会いだと、彼氏彼女ながらお互いのプライベートには元々何も接点がなかったり、相手の交友関係や家族と接点がないことがほとんどです。
この状態で何かお互いの間に問題が起きると、間に入ってくれる人がいないこと、お互いのコミュニティを共有していないので離れても周囲に迷惑を掛けないことから、比較的簡単に別れが訪れやすいのです。
特に連絡にリアクションがないのであれば当人同士での話し合いもできませんから、彼に考え直してもらうチャンスが作りにくいです。
結婚式を挙げていない夫婦のほうが挙げている夫婦よりも別れやすい、というデータもあるように、やはり共有している人間関係がないと繋がり続ける難易度は高くなってしまいます。
音信不通でもやり直せる!別れないで済むケース
たまに既読になったり返事が来る
彼に連絡してもほとんど返事がない…そう落ち込んでいたとしても、ごくたまに彼からリアクションがあったり、既読が付くならば希望を捨てることはありません。
ここから分かるのは、彼の中にあなたに対する気遣いや申し訳無さ、また関心が残っている、ということです。
そうした気持ちがあるなら、彼のあなたに対する感情を少しずつ膨らませていけば、いずれ彼のほうからもう一度向き合いたい思いを伝えてくれるでしょう。
日常的なやり取りが復活し、その中で何事もなかったように普通の恋人同士に戻れる可能性もあります。
彼のいつ来るとも知れない返事を待ちながら連絡するのは辛い時もあるかもしれません。
しかし、それでも冷静さを失わずに彼の興味を高めていければ、もう一度彼と幸せな時間を過ごせるはずです。
SNSや友人経由でお互いの様子が分かる
彼氏と直接コミュニケーションが取れなくても、SNSや知り合いを通じて相手の様子が分かるなら、やり直せるチャンスが残されています。
相手に連絡せずに様子が知れるのは彼にとってストレスがありませんし、知り得たあなたの状況によっては
「このまま別れるなんてもったいない!」
と思ってくれる可能性もあります。
その状況を作り出すため、とにかく知人にはあなたが反省していることや前より成長していることを伝えてもらいましょう。
SNSでも自分と向き合って高めようとしている様子を、あまり重くならないよう注意しながら発信していけると良いです。
彼が知っているあなたよりも数倍魅力的なあなたになっている様子をアピールし、このまま別れるのは嫌だな、という気持ちにさせましょう。
彼が罪悪感や自己嫌悪のせいで連絡できない場合
彼の中に「自分が悪いんだ…」「自分なんて…」という罪悪感や自己嫌悪がある場合、音信不通でも関係修復が叶いやすくなります。
例えば彼が浮気したりあなたを傷つけたりしたことが原因で距離が出来てしまっている場合などが、このケースに当たります。
彼はあなたに連絡をせずに一人で自信をなくしている状態です。
その自信が回復してくれば自然と連絡をくれる場合もありますが、あまりにも酷いことをしてしまった…と落ち込んでいる場合は自力で回復するのが難しいこともあります。
後者の場合に彼を放っておいてしまうと、「彼女に顔向けできない」と思ったまま慰め半分に他の恋を見つけようとしてしまう恐れがありますから、彼を許していることを何らかの手段で伝えなくてはなりません。
夫婦の音信不通
カップルではなくすでに結婚している夫婦の場合も、音信不通を乗り越えて関係を立て直せる可能性が高いです。
夫婦の間で音信不通になるケースは、何らかの揉め事が大きくなってどちらかが実家に戻っている時や単身赴任中に関係が悪化した場合がほとんどと言えます。
夫である彼から連絡が返ってこないなら、旦那さんの中にはもうちょっと心を落ち着かせたい、冷却期間を置きたい気持ちがあります。
この先夫婦としてやっていけるかを見極めるため、そんな自分の猶予期間を理解して受け入れてくれるかを確認したい思いもあるはずです。
離婚が成立しているなら話は別ですが、今も夫婦として繋がっているなら、旦那さんも音信不通をそのままにすることはできません。
いずれ向き合ってくれる、そのことを信じつつ、必要事項の連絡のみ夫を気遣いながら入れるようにするのがおすすめです。
これだけ音信不通なら自然消滅…判断する期間
初めて喧嘩してから音信不通なら1ヶ月
彼と交際を始めてしばらくすると、どんなカップルでもぶつかるのが初めての喧嘩です。
その1回目の喧嘩で仲直りできずに音信不通となってしまったなら、悲しいことですがそもそも彼は勢いで付き合ったり、お試しと考えて交際を始めたと考えられます。
勢いやお試しといった気持ちがある彼を待っていいのは大体1ヶ月くらいです。
それ以上経っても連絡が取れないなら、彼の心は離れているか、やり直せてもどこか相性の合わないちぐはぐとした付き合いになってしまうでしょう。
同じようなことがまたすぐに起きる可能性も少なくありません。
あなたの時間を無駄にしないためにも、1ヶ月ほど期間が過ぎて音信不通が解消しなければ、自然消滅と捉えるべきです。
自分が一方的に怒ったりわがまま続きだったなら3ヶ月
彼に対して一方的に怒ったり、すぐにわがままを言って彼に聞いてもらうような状態だったなら、待ってみる期間は3ヶ月ほどが丁度いいです。
男性心理として、彼女のわがままに耐えきれず距離を取った場合は、心が3つの時期を経験します。
1つめはひたすら怒ったり呆れたりする時期、次に寂しくなる時期、最後に相手の良いところへ目を向ける時期です。
この3つの時期のために必要なのが大体3ヶ月くらいの期間なのです。
最後に恋人の良さを見つけようとして、うまくいけば連絡が来ますが、そうでなければ彼から連絡がないか、別れを言われてしまいます。
3ヶ月してもlineやメール、電話がないなら、自然消滅と諦めるのが妥当です。
独占欲が強かったり俺様の彼氏なら半年
独占欲が強い俺様タイプの彼には、自然消滅と判断するまでに半年くらいの期間を置くのが良いです。
あなたを独り占めしたい気持ちや上に立ちたい気持ちが行き過ぎて、彼は「本当についてくるんだろうな!」と試したくなっています。
そんな彼ですから意地もあり、半年くらいは自分のプライドに賭けて恋人を突き放すでしょう。
それに耐えられなくなり、寂しくなったりやっぱり戻りたい!という感情が優勢になるのが大体6ヶ月後なのです。
彼の意地っ張りの度合いによっても多少前後しますから、相当に頑固なタイプなら半年、そうでないなら彼の性格を踏まえて待つ期間を調整しましょう。
何の予兆もなく連絡が取れなくなった場合は1年
彼となんの前触れもなしに音信不通になってしまったなら、1年は待ってみるのをおすすめします。
考えたくないことですが彼の身に何かあった可能性もゼロではないですし、その時は体調や状況が整ってもう一度連絡できるまでそれなりに時間が掛かることもあるでしょう。
さらに彼から連絡があったとして、その時あなたが「もう自然消滅なんだ…」と諦めて次の恋を始めたりしていれば、彼は待っていてもらえなかったことにショックを受け、やり直せるものもやり直せなくなる可能性があります。
原因が思い当たらないまま1年待つというのはとても長く苦しいことだと思います。
気を紛らわせる意味でもできる範囲で彼の情報収集をしながら、彼を求める思いがある間は自然消滅と決めつけずに待ってみるのが良いでしょう。
音信不通にした側から連絡がきた時の今後の関係が良好になる返信方法
音信不通になったことを必要以上に責めないようにする
音信不通が続いていた彼から連絡があると、色々聞きたいことや言いたいことはあるでしょうが、必要以上に彼を追い詰めるは厳禁です。
「どうしてこれまで連絡くれなかったの?」「ずっと待ってたのに、ひどいよ」と思わず彼を責めてしまいそうになるでしょうが、これから良好な関係を築いていきたいなら、グッと言葉を飲み込みましょう。
彼も「あのときは悪かったな…」とちょっとした罪悪感を持ちながらも、またあなたと繋がりたいと思って連絡してくれているので「久しぶり!元気にしてた?」「また連絡くれて嬉しいよ!」と返信して、彼を優しく包み込んであげてください。
そうすることで彼も「やっぱりこの子はいいな…」「これからは誠実に接しよう」と思って、いい関係になっていけるでしょう。
また、彼から「これまで連絡しなくてゴメン。実はこういうことがあって…」「突然連絡を絶って申し訳なかった」と謝罪があった場合も、必要以上に突っ込んではいきません。
また彼が連絡を取りたいと思ってくれた気持ちに寄り添って、責めたりせずにできるだけ優しく返信するのがベストです。
なるべくシンプルな内容を返信する
音信不通だった彼からの連絡にはかなり舞い上がってしまうでしょうが、返信内容はなるべくシンプルにするのがおすすめです。
連絡が取れなかったあいだに積もった想いや伝えたいことは山ほどあると思いますが、あまり内容盛りだくさんの返信をしてしまうと、彼が困惑してまた音信不通になってしまう可能性があります。
もし久々の彼からの連絡で質問系の内容があったら、その質問に対する最低限の内容だけ返信しましょう。
しかし、あまりシンプルにしすぎると「やっぱり怒ってるよね…」「もう連絡するのはよそう」と彼に思われてしまうので、受け入れるような雰囲気を出しつつ、シンプルな内容を心がける必要があります。
また、なかには「オレから久々に連絡が来て嬉しいと思ってくれているよね?」と少し上から目線の男性もいますが、そんな彼に対してもシンプルな内容の返信は有効です。
上から目線で連絡を寄越すタイプの男性は、あなたが音信不通だった彼からの連絡にスゴい勢いで食いついてくると思っていますが、思ったよりシンプルなあなたからの返信に面食らい、もっと真剣に向き合おうと思うでしょう。
気持ちを抑えてシンプルな返信をするのは大変でしょうが、今後良い関係を築いていきたいなら頑張りましょう。
自分の気持ちを伝えるときは6割程度にする
もう連絡は来ないのだろうなと思っていた彼から連絡があると、ここぞとばかりに気持ちを伝えたくなるでしょうが、好きな気持ちを全開にした返信するのは得策ではありません。
簡単に思いを伝えると、彼は「あぁ、やっぱりこの子はオレのこと好きなんだ」と思ってまた連絡が途絶えたり適当な扱いをされたりする可能性があります。
だからと言って連絡がなかったことを怒っているような態度を取ったり素っ気ない素振りを見せすぎたりすると、それはそれで彼は自信を無くしてまた連絡が無くなってしまうこともあるでしょうが。
さじ加減が難しいですが、せっかく音信不通だった彼から連絡が来たなら、返信で自分の気持ちを伝えるときは「6割程度」を意識してみるといいでしょう。
6割程度だと返信にちゃんと自分の気持ちを織り込みつつも、彼をあまり思い上らせないようにできるので、彼も「この子の本心が聞きたい」「やっぱりこの子が気になる!」と思って、また連絡を取り合ういい関係になれます。
ただ、あまりにも焦らすような内容や煙に巻いたような言い回しにしすぎると、だんだんと彼が面倒に感じ始めるおそれがあるので、良好な関係になってきたなと思ったら、徐々に本気で気持ちを伝えるようにしてみましょう。
ラブラブのきっかけに!音信不通の上手な使い方
彼が返事をくれないことを彼の親友に相談する
彼が返事をくれない…その悲しさを逆手に取ってラブラブなお付き合いを取り戻す方法があります。
それは彼の親友や仲が良い知人に、音信不通となっているのを相談することです。
真剣に反省していたり、彼のことを心から心配している様子が間接的に伝われば、
「こんないい子だったなんて…!」
と彼の心を動かす強力な材料になってくれます。
ただ、これまで付き合いのなかった彼の友人・知人をいきなり呼びつけて話を聞いてもらったりするのは、逆にマイナスイメージになりやすいので注意してください。
あくまで自然な行動、迷惑にならない行動として映る範囲で、彼の周りにいる人に真剣な相談を持ちかけてみましょう。
別れを受け入れようとしている様子を匂わせる
連絡に返事をくれない彼に向けて、思い切って別れを受け入れようとしている様子を匂わせるのもラブラブに戻るための方法として有効です。
これまでご説明したように、彼から連絡がないからと言ってただ嫌いになってしまった訳ではないケースが数多くあります。
あなたに罪悪感があったり、愛情を試そうとしているなら、そんな彼に向けて
「返事がない、これが答えなんだよね…すぐには難しいけど、時間を掛けてでもやっぱり受け入れなきゃいけないよね…」
例えばこのようにLINEなどを入れると、通知部分や本文を読んでくれれば彼から慌てて「そんなつもりじゃなかったんだ!」と返事がくることがあります。
1度のメッセージでは効果がなくとも、2回、3回と少しずつあなたが別れに近づいているような雰囲気を感じると、彼が耐えきれずに「ちょっと待って!」と引き止めてくれるパターンもあります。
こうして彼のほうから追ってもらえる状況を作れたら、その後はあなたがリードする恋人関係として不安なくお付き合いできるでしょう。
我慢比べのような面はありますが、音信不通にしているのはどうやら別れを決意してのことではないと感じたら、この方法を取り入れてみましょう。
占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス

自分との関係を否定されているようでショックですし、なかなか落ち着いてはいられないですよね。
ただ、連絡がないからと言って彼を責めるのはNG。責めることでは何も解決しません。
責めてしまうと余計に距離が生まれるばかりですし、やり直せるチャンスも潰してしまう恐れがあります。
彼の行動にならない行動、言葉にならない言葉を見つめ、その男性心理を見つめて対応するようにしましょう。