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別れた元彼が精神的に病んでしまいうつ病を発症するケース
失恋鬱からの社会的ストレス
別れた元彼がうつ病になってしまった、そんな連絡をもらった時びっくりしていったい原因はなんなのか、何がきっかけなのかと気になってしまう女性は多いのです。
もしかすると私と別れたのがきっかけで鬱になってしまうような状態になってしまってしまったのか、という考えに至る人もいます。
実は別れたことがきっかけになるケースは多く存在しており、彼女がいなくなった変化やそれまで過ごしてきた明るい空気、時間を思い出してしまってストレスを抱え込み、うつ病を発症してしまう人もいるのです。
その失恋鬱の状態はきちんと説明され、失恋がきっかけで鬱になっていると本人が自覚できる機会が無いとそのまま新たなストレスを受け、余計にうつ病が重度になっていってしまいます。
新たなストレス源となるのが、社会生活です。
すでに鬱状態で心身が不安定なうえ、睡眠不足や仕事における様々な変化について行けず、うつ病をより重たくしてしまいます。
本人や周りがこれは鬱ではないのかと気づくのがこの状態になってからで、仕事などでも不調で失恋の影響で眠れなくなっていると思っていたのが仕事においての不安や緊張も合わさって余計にひどくなっている状態に「まずい」と思った本人や周りが病院を受診してようやく診断されるのです。
別れた際にもストレスが降りかかり、おまけに好きだった彼女がいなくなった変化に知らず知らず不安定になっていたものの、それをどうにか乗り越えられるものだと頑張りすぎてしまった結果、うつ病になってしまったという元彼はそれなりに多くいるでしょう。
別れた後の変化についていけない
鬱になってしまう元彼の中には、別れた後の変化についていけない結果鬱になってしまったという人も多いです。
この場合は別れて体がだるい、寝不足が続く、精神的に不安になってしまう時があるといった症状からある程度早く「鬱なのではないか」と調べたり、判断したりして気付く人の場合になります。
こうした人の場合は失恋鬱と呼ばれ、別れたことでそれまで慣れていた彼女からの連絡やデート、その他の明るい出来事が遠ざかってしまった結果として体や心がついていかず、うつ状態に陥っているともいえるでしょう。
別れた後、即座に心を切り替えられる人はそう多くなく、あまりの恋人に酷さに「これは別れるしかない」と情すらも切り捨てて相手と離れようと強く考えるくらい、心が決まってしまっている人くらいです。
どれだけ本人が納得した別れだとしても、やっぱり寂しさや喪失感は訪れるもの。
別れて清々したなんて思えるほどあっさりと別れられる人は本当に一握りですので、破局を申し出た際にどれだけトラブルがあろうと、揉めて嫌いだと実感したとしてもやっぱりそのあと静かになった部屋や良く一緒に歩いていた道は寂しいものです。
そのため、その静かさや無くなってしまったやり取り、しゃべっていた人がいなくなってしまった現状に元彼側が知らない間に耐え切れなくなってしまっている状態になっています。
その結果、失恋のショックが尾を引いて鬱状態に陥り、いろんなところに影響を出しつつ体調不良や取れないだるさと付き合っていかなければならない現状に陥ってしまっているともいえるでしょう。
更にここに日常のストレスや人間関係の悪化などが加わってくると、診断書のもと休職したり辞職したりするようにもなってきます。
重度の期待や責任がつらい
元彼が鬱になってしまうのは、別れたことがきっかけではあるもののほかの原因がある場合もたくさんあります。
そのうちの一つが、重度の期待や責任がつらいといったもの。
基本的にうつ病は精神的な負荷が非常に重たく、刺激がかかる何かが要因となって発症するもので、特に良く知られているのがストレスでしょう。
周りの環境が変わったというのが一番ではあるでしょうが、その他にも悪口や上手く行かない自身に嫌気が差すなどのマイナスの方向性の気持ち、ストレスが積もりに積もって発症するものが多いです。
しかし、それ以外にも良い感情であったとしてもうつを発症することはあります。
例えどれだけ明るい話題であったとしても緊張感が絶え間なく襲ってきてしまう、やってみるのは楽しみだし期待されるのもうれしいけれど間違えたらどうしよう、そんな不安も一緒にやってきてしまうものです。
特に社会人であればなおのこと、昇進や昇給といった周りや上の人からの期待、新しいプロジェクトや企画の担当に抜擢されるといった下手をすると会社にも大きく影響してしまいかねない責任ある立場になれば、うれしい気持ちと同時にストレス源を抱えてしまうことになりかねません。
そのため、別れて精神的に不安定になったところに仕事で上手く行かなかったなどのミスが重なる事での重圧のほか、良いことがあったとしてもうつ病になってしまう可能性が秘められているのです。
良い事や悪い事、そのどちらにも緊張や不安は付きまとうものですから上手にそのストレスと付き合っていかなければならないのですが、付き合い方を間違えてしまうと一気にうつ病になってしまう人もいます。
元彼がうつ病になり「私のせいだ…」と罪悪感を抱えやすい女性の特徴
自分に自信がない
元彼がうつ病になったと聞くと、元恋人である女性の反応は心配するところは共通するものの、その原因や責任などに関しての部分では二極化します。
時期や互いの関係から「私のせいだ」と罪悪感を抱えてしまう人と、「別れてから何があったか知らないけど私に原因がある可能性は無いから」と罪悪感を抱えない人です。
元彼が鬱になったのに罪悪感を抱えないなんて、という意見もあるでしょうが抱えなくていい場合だってあり、特に元彼がトラブルを起こしやすい人で、そのトラブルに巻き込まれて尻脱ぎをしてといったことを繰り返し、その結果別れたのであれば元カノだって「そりゃああれだけトラブル抱えてたら」と一種自業自得だと呆れておしまいでしょう。
それ以上悪化しないように心配はしても罪悪感などは持ちません。
しかし、罪悪感を抱えてしまい、同じようなストレス状態になって鬱になりかける人もいます。
その女性たちにはいくつか共通点があり、そのうちの一つが自分に自信がない人です。
自分に自信がある人は己に責任が無い、もしくは時期的に合致するとしても別れた原因が元彼の方にある、そもそも別れを告げてきたのは元彼であるといった状態であるのであれば、自身に責任は無いときっぱりと答えにたどり着けます。
責任があるのであれば何かできることがあるのなら助力すると友人伝いに告げるでしょうが、会うのは避けて友人を介してどうにかしようと考えるのです。
しかし、自分に自信がない、強く持てないといった女性の場合「もしかすると私のせい?」と一度疑問に思ったが最後、ずっと不安でたまらなくなるため、考えすぎて罪悪感を抱えてしまう結果になってしまいます。
厳しい態度を取れない八方美人
元彼がうつ病を発症すると罪悪感を抱いてしまいやすい他の特徴には、八方美人な人も入っています。
八方美人な人は自身で積極的に意見を言おうとせず、何か言いたいことがあったとしても控えめに言うか、もしくはそのまま黙殺してしまう人も珍しくなく、ただただ強い意見のある方、賛成の多い方へと流れて行ったり、他人に決定を任せてしまっておこうと考えたりこともあるでしょう。
交際中も元彼の意見に賛同することが多く、言いたいことがあっても喧嘩や諍いを避けておきたいからこそ黙っていて、とにかく面倒事を避けていたなんてこともあるはず。
けれど、そんな八方美人な人は頼まれごとを断ったり、失敗してしまったりすると「自分のせいで」「自分が何かかわいそうな思いをさせている」といった罪悪感の様なものを抱いてしまう人が多いのです。
そのため、元彼が別れた後に鬱になったと聞いた時、「もしかして自分が別れたせいで」「あの時別れたから」といった考えを特にしやすいでしょう。
別段女性側の責任が無いとしても、厳しい態度を取って喧嘩をしたり、意見をきちんと伝えておけば少なくとも自身の責任ではないといった部分も見えてくるのでしょうが、本心すらきちんと伝えられずにいた部分もあるからこそ罪悪感が湧いてくるのです。
厳しい態度を取らずにただ相手の意見に流されるままの状態だからこそ、八方美人を貫いたからこそ罪悪感を抱いてしまいやすい結果になってしまい、それまで鬱にならなかった元恋人がうつ病を発症してしまった事実によりマイナス思考になってしまっていくでしょう。
袂を別った以上、元彼に対して何かできることはと考えてもとても少ないわけですから、その選択肢の少なさが余計に思考を狭めかねないのです。
心配性で尽くしやすい
元彼が鬱になってしまったと知らされた時、責任を感じたり、罪悪感を抱えてしまったりする女性は心配性で尽くしやすい性質の人も特徴に入ります。
心配性で尽くしやすい人は、とにかく彼氏のためにあれこれしてあげたい、彼氏が何かするたびに準備は万端か、ちゃんとできるのかといった様々な心配をしてしまうため、鬱陶しがられることも多いですが、それだけ元彼に対して「私がやってあげなきゃ」と思ってしまう何かを感じている人も含まれているのです。
その心配からくる「私がやってあげなきゃ」「準備してあげなきゃ」といった尽くす気持ちが破局後も働いてしまい、自分が何もできなかったからと罪悪感を抱いてしまう人も多くいます。
その結果、自分が何もしてあげられなかったからと別れた事実が頭からすっぽ抜けたように、自身のせいで元彼は鬱になってしまったんだと感じてしまうのです。
別れた後に鬱になったと聞くと、まず多くの女性が彼の心配をし、次いでそのうつ病の発症はいったいどこに責任があるのか、自分が何かしてしまったのかといった原因やきっかけを考えます。
友人がある程度事情を知っていたり、元カノ自身が元彼のご家族や兄弟姉妹と仲が良く、問題もないけれど別れたなんて状態であれば、仲の良かったご家族や兄弟姉妹がこっそりと知らせ、理由などについても教えてくれるかもしれません。
しかし、そうしたものが無い場合、いったい何が原因なのかを友人たちに訪ねながら考えるしかないでしょう。
「仕事で行き詰ってストレスがすごかったみたいで」「昇進したけどプレッシャーに押しつぶされたんじゃ」といったある程度理由がわかりやすい状態を教えてもらえたのであれば良いのですが、そうでなければ原因や要因が分からないままですので、余計に自身が支えられなかったから、傍にいられなかったからと破局の事実を押しのけてでも自身に責任があると思ってしまうのです。
普通であれば別れた元カレとはあまり交流を持たないもの。
職場が同じでどうしても交流しなければならない、共通の友人がいて断り切れないお誘いに行ったときにどうしても会ってしまうというのは仕方がありませんが、それ以外の所ではまず関りを持つなんてほとんどないともいえるでしょう。
別れてから鬱の事実を知るまでの間、関わる事なんてなかったはずなのに責任はこちらにある、原因は自分なんだと罪悪感を抱いてしまいやすい人でもあります。
自分を責めるのはやめにしよう。元彼を追い詰めてしまった苦しい後悔との向き合い方
交際当時に自分がやるべきことはすべてやったことを思い出そう
元彼が鬱になったと知った時、自身が別れたからかもしれないと自分を責めてしまう人もいますが、実際のところその責任や本当に追い詰めた原因がはっきりしている人はあまりいません。
例えば仕事が原因で鬱になったとしても、それが仕事を思うようにこなせない自身への焦りや劣等感が原因だったり、上司や同僚などから馬鹿にされるなどの直接的なストレスだったり、その他にも色々な候補が出てくるほど明確な理由はたくさんあるものです。
仕事が原因であると言っても、細かな理由はわからない部分はあります。
元彼に関しても同様で、女性と破局したから鬱になったなんて言うのは他に明確な理由として説明できないから、なんて場合も時として存在しているのです。
そしてもうすでに鬱になっている元彼がいる以上、あなたに責任や原因があるかどうかは不明な部分の方が多いでしょう。
だからこそ、一度自分が交際当時やるべき事、いわゆる彼氏を支え、お互いに頑張っていけるための努力をしたのか思い出し、自分がやれる範囲のことはすべてやった上で別れを選択したのだときちんと理解するのが重要です。
元彼に対して何ができたか、何ができなかったのかといった部分を思い出すだけでもやれることはすべてやったといったあなたに要因が無い、鬱に追い込む理由は担ってないと考えるきっかけになります。
ただ、破局前に派手に揉めている、一方的に女性側が悪口や罵倒をしているのであればその部分のケアが必要だった可能性がありますので、その点も良く思い出しておきましょう。
接しないほうが良いと納得できるようになる
元彼がうつ病になったとしても、実際のところ別れた後もかなり親しい関係でなければ何もできることはありません。
別れた以上、彼にはすでに新しい恋人がいるかもしれませんし、そもそも現状を元カノに見られたくないと考える男性もいるはずです。
下手に接触してしまうと彼の何に触れてしまうかわからない部分もあり、気分や体調が悪い時などには良くない態度や会話をして突如として怒り狂ってくるほど重度な状態であればより悪化させてしまう原因になりえるかもしれません。
なので、まず「何ができるだろうか」と考える前に、すでにもう別れてから一度も会ったり、話したりすることが無かったのであれば接しないほうがずっと互いのためであるのだと理解しましょう。
彼を追い詰めてしまったのは私かもしれないから、できることなら何かしてあげたいという気持ちはとても立派なものです。
しかしその心遣いや気持ちが通じるときと通じないときがある、そして元カノが会うことで重症化してしまう可能性があるのだと考えれば、元彼のためにも無用に会うべきではありません。
会ってしまった人の中には元彼の鬱の状態をどうにか支えようと無理をしてしまった結果、鬱を発症してしまった人だっています。
時に伝染するかのように世話をする人も巻き込んでしまうことがあるのがうつ病でもありますので、あなた自身も鬱になる可能性がある精神的疲労や特徴が出始めているのであれば、余計に合わないほうが良いです。
お互いのために接しないほうが良い理由を男性側の現状なども含めて納得できるようになっておかなければ、追い込んでしまったと無駄に自分を責めてしまう事態にもつながります。
すでに元彼の現状がすべて自身の手を離れてしまっていると理解しよう
元彼がうつ病を発症しても自身のせいでといろいろ悩んでしまう時には、まずすでに元彼があなたの手からすべて離れてしまっているのだというのを思い出してください。
破局して離れていった男女のどちらかが、そのあと何か病気にかかった、事故に遭った、この状況を考えた時、あなたは元恋人のもう片方のせいだと思うことはありますか?
すでに離れてしまった二人が、そのあと何かトラブルに巻き込まれてしまってもそれが以前交際していた異性のせいだ、なんていう人は皆無のはず。
二人が会っていて、その際に片方のうかつな行動で事故に巻き込まれたなんてことにならない限りは誰も責められはしません。
それをもとに考えてみると、貴方の恋人だった男はすでにあなたの手元からすべてを離れさせ、独自で活動を始めていたはずです。
他の異性との出会いもあったでしょうし、仕事においてもミスと進展を繰り返しながらもなんとかこなす日々を懸命に過ごして、貴方がいなくても何とかなるように努力もしていたでしょう。
いなくなった、別れてしまった元カノがうつ病のきっかけになるほどのストレスの加速をさせたのだとしても、すでに別々の道を歩んでいるあなたにはもう関係のない話なのです。
もうとっくに離れてしまっている現状はすべて彼の責任であり、彼の選択の結果でもあります。
あなたが無理に罪悪感に駆られる必要はありませんし、心配した他の人たちなどから責められる必要もありません。
破局が原因なのであれば、同様のストレスは元カノの方にだってかかっているはずですから、冷たいかもしれないものの、言ってしまえば上手に発散できなかった彼の自己責任、またはいろんな事柄が同時にやってきてしまったなど、男性の運が悪かっただけだともいえるでしょう。
元カノが別れた後に鬱で苦しんでいる元カレへしてあげられる事
接触しない
元カノであるあなたと袂を別った元カレが鬱で苦しんでいる、そんな話を聞かされると何か役に立てることは無いかといろいろ考えてしまうものですが、元彼にしてあげられる事はとても少ないのが現状です。
復縁を視野に入れて前向きな交流を持っていた、復縁の言葉をいつ言うかといったくらいに親しくないと、まず鬱で苦しんでいる元彼の所にはいかないほう良い、下手に接触しないことが最も二人にとって良い行いになります。
今元彼はとても不安定な状態であり、天気やその日の最初に感じる気分、ちょっとした行動一つで調子の良し悪しが大きく変動する状態になっているともいえるでしょう。
無理なときには本当に誰にも会いたくないと面会を拒否し、携帯電話は電源を落とし、誰とも会わない、連絡がつかない状態になっているのです。
そんな状態のときに、元恋人の女性に会ってしまうと何が起こるかわかりません。
好調に向かう人もいるかもしれませんが、急激な刺激にもなりえる会合に余計に悪化してしまう人も中にはいるでしょう。
それを考えると、ある程度安定しているともいえる現状を維持し、医師や家族の元で少しずつでも回復に向かえるようにするために、下手な刺激を与えないというのも元カノであるあなたにできる事の一つになります。
直接会って何かしてあげたいという気持ちはとても大事なものですが、それはあなたのエゴです。
もう会わないほうが良いと他の人は思っているけれど、とにかく自身が罪悪感をどうにかしたい、責任を取って看護しなければならないなんてことを考えているのはあなたの自己都合に他なりません。
とにかく自分のせいだから何かしてあげなければ、なんてことを考えている女性は何もしないことこそが最も大きな貢献につながる事も知っておかなければならないでしょう。
中途半端な接し方はしない
元彼に何かしてあげたいと思う元カノが突発的に行動を起こすことも一定数存在していますが、そのときに注意しておかなければならないのが中途半端な接し方は絶対にしないことです。
最初のうちは熱心にお見舞いや付き添いをしていたのにもかかわらず、手に負えないと分かると放り出す、仕事が忙しいのを理由に行かなくなってしまうなど、どうにか好調に向かっていた彼の手を中途半端に手放すような行動は絶対にしてはいけません。
この中途半端が最も元彼を傷つけてしまいます。
それまで元カノがいてくれたから何とかなっていた部分が唐突に放り出され、何の補助もないわけですから、崩れていってしまうのは時間の問題ですし、あなたが放り出した部分を中心にどんどん悪化してしまう可能性だってあるでしょう。
また、元恋人の男性を始め、彼の身内もあなたがいてくれなければ困ってしまう立場に立たされてしまいます。
代役が務まらない人間が唐突に仕事を辞めて他の人が迷惑を被ってしまうのと同じように、家族が支えきれないメンタル面をあなたが支えている状態をどうカバーすればいいのか分からなくなってしまうのです。
おまけに元彼は「自分がダメな時に駆けつけてくれた」とあなたに対して大きな信頼や信用を向けている可能性が高いので、それが唐突に失われてしまったともなれば裏切られたとも感じるでしょうし、自分を見限っていってしまったとも感じるでしょう。
ひどいマイナスの感情を抱えてしまうようにもなるため、重度のうつ病に発展してしまうケースも出てきてしまいます。
逆に何もしないでいてくれた方がずっと良かった、なんてことを思われないためにも中途半端な手出しは絶対にしないようにしてください。
やるのならば最後まで、元彼と復縁する覚悟で臨むべきでしょう。
友人や家族を通じて匿名でのお見舞い
やれる事はとても少ないのですが、せめて何かしらのお見舞いの品だけでもと思うのであれば友人や彼の家族を通じて、お見舞いの品を渡すくらいにしておきましょう。
そのお見舞いの品も、その人の好みのものを無理に贈るのではなく、お菓子や花、リラックスできる小物といったものがおすすめです。
元彼の趣味などに合わせたほうが良いのではないか、と思われる事もあるのですが、うつ状態の人は無理に趣味を思い出さないほうが心穏やかにいられる時も沢山ありますし、好きなものだからと贈られる事に申し訳なさやストレスを感じてしまう人もいます。
なので、なるべく気を遣わずに使うことができるもの、飾れるもの、食べられるものを選んでおけば相手方にも負担にはならないでしょう。
そして贈る時に気を付けておきたいのが、直接渡すのではなく友人または家族を通して間接的に渡す、そして匿名で渡すといったものです。
匿名にしておき、友人からと渡してもらうようにすれば元彼はあなたの名前を見たり、誰が送ったのかを知ってよりストレスを感じることが無くなります。
同時に元カノが原因だからと思い込まれて、贈り物をきっかけにマイナス方向に振り切れて恨まれるきっかけなども少なくなりますので、名前を出さないようにしておいた方が良いでしょう。
元彼が安定してきて、さほど体調などを崩さなくなってきた時に元カノに対して悪い感情はもう抱いていないというのであれば、こっそりと教えるくらいで良いと思います。
うつ状態の元彼と復縁して支えるべきか悩んだ時の答えの出し方
どんな状態の元彼も支えられるのか
うつ病を発症した元彼を知ると、彼を支えてあげるべきなのか、復縁するべきなのかといろいろと考えてしまいます。
けれど、元彼の現状をよく考えてみるとそれはとても難しいものでもあり、どうするべきか悩んでしまう点も沢山あるでしょう。
決めきれない、どうすればいいのか判断しきれないときにはまず復縁した後についてよく考えてみる必要があります。
そのうち、よく考えておきたいものの一つがどんな状態の元彼も支えることができるのかといった点について。
鬱状態の元彼は支えたとしても以前の様なきちんとした彼に戻るかどうかは本人次第、最悪の場合はもっと悪化してあなたの手には負えない状態になってしまうケースもありますが、復縁した場合はそんな状態の彼でも相手にしなければなりません。
鬱が重度化した例の中には、暴力的になる人もいますし、いつまで経っても無気力で世話をしている人の方がストレスを溜め込んだり、あなたがどれだけ現実的かつ常識的なことを話してもそれをおかしな理由を付けて納得せず、言い返したりするような環境になる可能性だってあります。
そんな環境になってもめげずに面倒を見続けられるのか、結婚して家庭を築いていってもいいと思えるのか、その点に関してもしっかりと考える必要性が出てくるでしょう。
鬱の元彼とよりを戻すのはそう簡単な事ではなく、むしろ復縁しないほうが良かったという人はたくさんいます。
元彼の鬱による変化に振り回されて元カノ側が体調不良になる、鬱になるなんていうのも珍しくない以上、その覚悟が持てるのか、今後の彼に関して見捨てずに最後まで支えていこうと思い続けられるのかを重点的に考えたほうが良いでしょう。
特に今の元彼がどんな変化を遂げているのか知らない人は、安易に考えずに元彼の現状を良く知っている人から聞いておいた方が良いので、まず彼の今現在をきちんと把握できるようにしてみてください。
不安定な状態に釣られる可能性は無いか
元彼が不安定な状態にあると、元カノであるあなたが復縁をきっかけに引きずられる可能性も出てきます。
復縁する前はそんな事は無かったはずなのに、家にいる時にも休まらず、とにかく元彼の都合に振り回されてしまう毎日に元カノ側が参ってしまうなんてケースも良くあるものです。
そのため、釣られて似たような状態になってしまう、またはストレスの余り元彼が悪化してしまう何かをしてしまう、そんな行動に出てしまわないかといった所がポイントになってくるでしょう。
忍耐強く尽くしたいタイプの女性であれば、長く続く例もありますが、基本的に長く続くのはとても稀です。
どれだけ頑張っても報われない可能性がついてくる以上、自身が尽くして変化した結果が現れない毎日に耐え切れなくなってしまいます。
だからこそ、復縁する前によく考えなければならないのです。
前の恋人の家族や友人に「あなたが必要なんです」と強く願われ、復縁して支えようとした結果、元カノ側がうつ病を発症して恋人の家族や友人が罪悪感を抱いてしまうなんて事態にも発展するかもしれないと思えば、周りの人への影響も含めて答えを出さなければならない部分も見えてくるはず。
例えあなたが復縁しなくても誰も責めはしません。
けれど、あなたが復縁をしてもしも元彼側に釣られてしまい、似たような精神状態になるのであれば、その責任を感じるのは彼の家族や友人、そして元彼自身でもあるのです。
自分はそれに耐えられる、大丈夫と安易に考えずに、その生活が何年も続いていく現実を良く見据えて自分なりの答えを出してみてください。
面倒だと思っても決して放り出さないか
元彼との復縁は、そのお世話や支えるためのあなたの取らなければならない行動などはもちろんですが、忍耐力の強さがどの程度あるのかといったところも重要です。
そして同時にきちんと明確に認識しなければならないのが、責任感の有無、強さになります。
これから復縁するかもしれない元彼は、まずあなたにとって一種未知の状態、対応したことのない行動や言動を取る事も少なくはありません。
どれだけ頑張ってもあなたのその頑張りを無に帰すほどのひどい言葉で否定してくるかもしれませんし、気分や体調が優れなければ「出ていけ」と追い出されることだってあり得ます。
頑張っても頑張っても、彼はその精神を確実に好転させていくわけではないですし、最悪の場合、休職または辞職した彼を養うのはあなたになってくる未来だってあり得るわけです。
もちろん、元彼の家族が見放していないのであれば援助や協力はしてくれるでしょうが、あなたにも大きな負担がかかってきます。
同棲する、結婚も視野に入れるのであればなおのこと、一緒に住むようになるからとある程度負担をあなたに任せて慣れさせる人だっているでしょう。
そして彼と復縁した後、あなたは無責任に手を放すことを決して許されない立場に立ってしまいます。
やっぱり無理でした、では周りは納得しない人も出てくるほか、そもそも無理だろうからと反対した人に至って呆れた目であなたを見て、責任感のない人だと責め立ててくるかもしれません。
最後まで彼の手を取って支えていくことができるのか、放り出したりしないのか、それを良く考えて答えを出しましょう。
占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス「鬱の元彼に関わるのなら中途半端は許されない。関わるべきではないことの方が多いのを自覚して動こう」
そのあとは昔を良く思い出しながら自身に原因が無いと理解したとしても「自分が悪い」と責めてしまう人もいますし、罪悪感を抱いてしまう人も少なくないのですが、まず鬱になった元彼に対して元カノができる事は何もありません。
接触するのが悪い方に働くケースもありますし、あなた自身は復縁したくないのに「どうしても支えてほしいから」と無理に復縁を迫られる場合だってありますので、状態の悪化などのほかにあなた自身が耐え切れない環境に追い込まれるなんて未来もあり得るでしょう。
基本的に何もできない、何もしないが普通の別れた男女の選択肢でもありますし、鬱だからと言って変わることはありません。
むしろ、鬱だからこそよりシビアに判断が必要になってくる状態の人もいますから、お見舞いにしろ、復縁にしろ、よく考えて行動していかなければならないでしょう。
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