






目次
喧嘩別れが起きる男性心理のメカニズム
喧嘩になったら勝ち負けの世界
「どうして分かってくれないの!?」「言ってる事が違うじゃない!」
こんな風につい感情をぶつけて始まってしまう恋人同士のケンカ。
お互い言い分はあってもなかなか受け止められず、怒っている間は歩み寄るのが難しいものです。
どちらがきっかけであっても、最初はただ意見を言ってみただけなのにどんどんヒートアップしてしまえば、彼にとってはもう分かり合うための話し合いではなく、単なる勝負事になってしまいます。
気持ちが勝負に切り替わってしまうと、彼が関心を持つのはもはや彼女を負かすことだけ。
お互いの間にあった愛情は一旦胸の外へ追いやられ、目の前の女性に勝つためなら手段を選ばなくなることもあります。
ほとんどの男性は口論で始まった喧嘩なら口喧嘩の土俵に立ったまま、口で負かそうとしてきますが、時にはそれを超えて暴力を振るってしまうDVの気がある男性もいます。
男にとって喧嘩は勝負である、そのことを忘れてぶつかってしまうとショックを受けるのは女性のほうですから、この点はしっかり理解しておきましょう。
男のプライドに賭けて勝利のために別れる
ケンカが本格的になって彼が「これはもはや勝負だ」と感じたなら、そこから目的がお互い分かり合うことへ修正される例はほぼありません。
彼のプライドのため、自分の価値を守るため、彼氏側は2つの手段のどちらかに出ることが多いです。
まず1つめの手段は徹底的に攻撃し、彼女を負かすこと。
これは口の立つ男性やものごとを理論的に話すのがうまい男性に多く見られる手段です。
もう1つの手段は、彼女の言葉に耳を貸さなくなったり黙ったり、一人でどこかへ出掛けたりするものです。
こちらは彼女の感情や言い分が手に負えず、そのままぶつけられ続けていたら自分のプライドがズタズタに傷ついてしまうと警戒して距離を取ろうとしています。
この段階で彼女が彼の異変に気づき、謝ったり仲直りを提案したりできれば良いのですが、それができないと彼はそのまま別れに一直線です。
一旦勝ち負けで相手を見てしまったらもう彼女としては見られない、このまま一緒にいることはできないと判断してしまうのです。
彼から告げる別れというのは彼女側に一番ダメージを与えられる方法、つまり彼にとっては100%勝てる奥の手となります。
彼は追い込まれれば追い込まれるほど何とか形勢逆転しようとこの奥の手を持ち出し、「じゃあもう別れよう!」と言い捨ててしまいます。
男性は喧嘩を通じて彼女を理解することはしない
ケンカに対する男女の認識の違いとして一番大きいのは、女性からすると意見を戦わせることでお互いをもっと分かり合えるかも、と考えている点です。
私がこんなにも気持ちを乱している、その辛さを彼に分かってほしいと期待する女の人は少なくありません。
こんなに真剣に話す私を見て、ことの重大さに気づいてくれるだろうと考える女性もやはり多いです。
しかし、彼から見ればどちらも単に攻撃されていることに変わりはないのです。
むしろ意見を聞いてほしいなら僕が受け止めやすいよう可愛く控えめに伝えてほしい、と考えるのが男の性です。
本気で意見をぶつけたら彼はきっと真剣に受け止めてくれる、もしそんな思いがあるなら考え方を切替えたほうが今後の恋愛はずっとうまくいきます。
男心として感情をぶつけられたり強く否定されるとどうしても戦闘モードに入ってしまう、ということをよく覚えておきましょう。
ひとたび喧嘩になったら相手は誰であろうと敵
男の人が誰かと諍いになれば、相手が誰であっても自分のことを責めてくる敵として扱われます。
それは彼女であっても例外ではなく、敵という認識にシフトチェンジした時点でもう彼の心の扉は固く閉ざされてしまいます。
自分の気持ちを分かってもらおうとも思わない、僕の本心なんか見せてやるものか、そんな風に頑なに考えてしまうのです。
一度敵として認識されたら、彼の心をもう一度開いてもらうのは決して簡単なことではありません。
ケンカするのに使った時間の何倍もかけて彼の信頼を取り戻す必要があります。
反対に言えば、喧嘩のない穏やかで幸せな交際は、男性からみるととても強い信頼関係で結ばれている関係だと言えます。
信頼があるから言葉にしなくても分かり合える。
信頼があるからお互いが好きなことをしていても心が繋がっていられる。
そういう価値観を大切にする人が男性の中には極めて多いです。
信頼関係が強いほど敵ではなく味方として強く認識してもらえるので、彼との関係を良くしたい、復縁したいと思ったらまず何よりも信頼しあえる関係づくりを意識しましょう。
男女でケンカに求めているものが違う
女性が喧嘩に求めているものは前に書いたとおり「分かって欲しい」という気持ちであることが多いのですが、男性は違います。
男性がケンカで得たいと思っているのは自信です。
時々男性同士で喧嘩した後にその2人がなぜか仲良くなっている様子を見かけることがありますが、あれはぶつかる中でお互い尊敬できるくらい強いと分かり、そんな相手と互角に戦えた自分に自信を感じられた時に起きる現象です。
そんな時「君は強いな」「君もな」などというやり取りが交わされたりしますが、これは同性同士だからこそ生まれる連帯感です。
彼女に対してそんな男らしさは求めていませんし、そもそも男性が彼女に持っていてほしいと願うのは自分にはない女性としての柔軟さ、女性ならではの強さです。
もし彼と言い合う中で男っぽい言葉を使ったり暴言を吐いたり、ものを投げたりしてしまえばそのイメージとは大きくかけ離れてしまいます。
男性にとって喧嘩とは自信を得るための手段であり、その自信を手に入れてこそ水に流せたり笑い話にできるんだという事を分かっておきましょう。
喧嘩別れした時やその後男性が感じる気持ち
ケンカの後我を忘れた自分に自己嫌悪する
喧嘩している時の人間というのは基本的にかなり感情的になっています。
感情的な姿をさらけ出すのは普段隠している面や自分自身あまり好きになれない面を外へ出している状態です。
男性にとってそうした普段隠している自分が人の目にさらされてしまうのはなかなかに恥ずかしく、また屈辱的に感じる人さえいます。
そういう自分をさらけ出してしまった事を後から振り返り、自己嫌悪に陥ってしまうのです。
男性はいつも格好いい自分でいたい生き物ですから、冷静でいられたり自分をコントロールできる状態のほうが自分を高く評価できます。
普段はそんな自分を高く評価しているのに、売り言葉に買い言葉のような形で感情をむき出しにしてしまったら一気に自らへの評価を下げるほかありません。
自分に自信を持っていたい、自尊心を傷つけられたくない思いが強い男の人にとって、この状態はかなり辛いものです。
自分にあんな嫌な一面があったなんて…と彼を落ち込ませてしまうのが、なりふり構わず言い合ってしまった喧嘩の末路です。
怒っている彼女の姿に引いてしまう
感情を剥き出しにしている自分が好きではないということは、周りの人に対しても同じように感じやすいということです。
ケンカ相手の女性が大きな声でわめいたり叫んだり、口汚い言葉で罵ってきたりすれば、そうやって本性を表に出している姿に彼の心は引いてしまいます。
可愛げのある怒り方なら自分の立場が脅かされないので余裕を持って「よしよし」となだめることができますが、その余裕が持てないほど彼女が攻撃的ならば、彼は彼女を受け止めようとは思えません。
応戦して負かしてしまわないと自分が危ういと感じ、ひとしきり戦った後に「この女性を彼女にしておく意味はあるんだろうか」と冷めた心で悩んでしまうのです。
男性にとって一番の理想の恋人像は自分の母親であり、母親は子供を叱ることはあっても本気で傷つけようとはしてきません。
愛情からというより単にイライラをぶつけられている、女性側のわがままをぶつけられているだけだと感じられるような怒り方をしてしまうと、この人は理想の女性じゃない…と気持ちを冷ましてしまう原因になるのです。
自分を正当化する
ケンカ後の彼は感情を剥き出しにした自分に自己嫌悪を感じることは既にお伝えしましたが、この自己嫌悪を素直に認められる男性はなかなかいません。
自分はダメだ、酷いやつだと自分で認めてしまうと、その後プライドが立ち直るのにずいぶん時間が掛かってしまうからです。
男性にとって、プライドを満たしておけるかどうかは死活問題です。
女性よりも強いように見えがちな男性ですが硬いものほど一度ヒビが入ると折れやすく、一度プライドをなくしてしまえば一気にどん底まで落ち込んでしまうもの。
そうならないよう必死にプライドを守りたいあまり、自分は悪くない、怒らせたアイツが悪いんだと責任転嫁したりケンカそのものから目を背けようとしたりするのです。
男性にダメなところをそのまま「ダメだ」と伝えてもなかなか受け入れられないものですが、その男性心理がこのケンカ後の心理にも表れています。
自分を正当化している男性にそのことを指摘すれば火に油を注ぐだけですから、特にこの時期の彼への接し方には十分注意してください。
彼女のことは吹っ切れたと勘違いする
自分を正当化した男性が次に突き進んでしまうのがこの段階です。
ケンカになる時は多かれ少なかれお互いに非があるものですが、その非を認められないままでいると「一人になって正解だったんだ」「別れてよかったんだ」という思いが生まれてきます。
あんなに酷い喧嘩をした彼女とは一緒にいる必要なんてない、悪くない自分は自分の人生を楽しもう、と考えるようになるのです。
彼女のことはもう吹っ切れているし次の恋に進んでも良いかも、と一見前向きに見えますが、実はこれは自分で自分の心を騙しているに過ぎません。
ですから、実際に新しい女性と会ってみたり遊んだりしても、なんだかしっくりこないな…とモヤモヤすることがほとんどです。
そのモヤモヤにも気づかないふりをして彼女を作る男性もいるにはいます。
ただ、やはり長続きしない、安らげる関係が作れないなどの問題が出てきてしまうのは避けられません。
自分の本心に気づけない状態だと、なぜうまくいかないのか分からないと戸惑ってしまうこともあります。
気持ちがクールダウンしたところで後悔する
彼女とケンカ別れしてからここまで彼自身の気持ちを騙してきたとしても、それにはやはり限界があります。
別れから2週間〜数ヶ月ほども経てば大体の男性は気持ちを完全にクールダウンさせることができ、その段階でようやく彼女とケンカで終わってしまったことに後悔を感じるようになります。
「よく考えてみたら、俺相当酷いこと言っちゃったな…」
「あんな大きなケンカになるぐらい彼女に我慢させてたんだ…」
このようにぶつかった原因やケンカ中、その後の態度を落ち着いて振り返れるようになり、本当の意味での反省をし始めます。
彼のほうからこの反省を伝えてくれることもありますが、それは稀なケースと言わなくてはいけません。
申し訳ないと感じる部分が出てきたとしても、それを素直に伝えるのは彼にとって彼女よりも下の立場に立つことを意味します。
下に立てばその分彼女からケンカ当時のことを責められても反撃しづらくなるので、プライドを重んじる男性としてはなかなか勇気が出ません。
そんなプライドをかなぐり捨ててでも何とかやり直したい!という強い覚悟がない限り、彼の「申し訳なかったな」という思いは胸にしまったままとなるケースが多いです。
喧嘩別れした彼が思わず仲直りしたくなる復縁アプローチ
喧嘩の後はまず悲しんでいる姿をアピール
ケンカした後の彼は、自分で認めているかどうかの違いはあっても、感情的になってしまった自分に嫌気が指している部分があります。
ケンカして彼女とも別れて、こんな風に嫌気が差しているのはきっと自分一人なんだろうな…と誰にも分かってもらえない気持ちも抱えています。
その時に元カノが同じように悲しんだり気落ちしていると知ったら、自分と似た気持ちを抱えて苦しんでいる人が他にもいるんだと感じて愛しく感じやすいのです。
ケンカで激しくぶつかっていたらその分だけ、もう一度分かり合えたような気がして嬉しくなるものです。
お互いこんなに悲しんでいるならいっそのことやり直してもいいんじゃないか、と仲直りしたい気持ちになってくれる可能性もぐっと高まります。
ただ、自分から悲しい、辛いとアピールしてしまっては、彼の気持ちを考えず寄りかかろうとしているだけの印象になってしまい逆効果です。
彼とあなた両方と繋がっている人物から「○○ちゃん、ふさぎ込んでいるみたいだよ」などと伝えてもらえるようお願いできると一番良いです。
難しい場合はLINEのひとこと(ステータスメッセージ)などを落ち込んでいることがなんとなく伝わるような内容に変えるのも1つの方法です。
喧嘩別れの後すぐに平謝りしてすがるのはNG
ケンカ別れしてすぐに彼へすがりつき、「お願いだから許して」「別れるつもりなんてなかったの」と謝るのは止めておいたほうが復縁への近道です。
復縁を成功させるためには、女性側の気持ちを何とか伝えようとするのではなく、あくまで彼に「やり直したいな」と思ってもらわなくてはなりません。
彼も勢いで別れようと言っただけでそんな気は全くなかったのならこの方法でも元サヤに戻れますが、ある程度本気で彼を怒らせてしまったのなら効果はありません。
それどころか言うことがその時によってコロコロ変わって信用できないと一層評価を下げてしまう恐れが出てきます。
謝るという行為は、過ちにしっかり向き合ったり、本当の問題にちゃんと気づいてからでないと相手に響きません。
十分ぶつかってしまった事を振り返り、何が問題だったのかを理解した印象を与えられていないうちに彼を引き留めようとしてただ謝るのは避けるようにしましょう。
彼が「分かってくれてたんだ…」と感じる謝罪をする
彼が喧嘩した後どんな気持ちを辿っていくのかを踏まえて、そろそろ冷静になってきた頃かな…と判断できたらいよいよ謝るタイミングです。
謝罪は2人が復縁するために必ずなくてはならないステップです。
深い反省や気づき、成長したことを伝えて暗に「もう二度と同じことは起きないからね」と伝えることが重要です。
そのためには、付き合っていた頃やケンカしてしまった時に本当は彼が何を感じ、何を考えていたのかをちゃんと分かっているとアピールするのが効果的です。
「あの時は本当に酷いことをしてごめんなさい」という素直な言葉に続けて、
「本当はこんな風に思っていたんだよね」
「こんな事できっと苦しかったんだよね」
という、彼の心を分かっているからこその言葉を続けるのです。
彼の立場に立ってお付き合いを振り返ることで見えてくる部分ですから、自分の感情ではなく彼ならどう思うかという目線で過去を思い出してみてください。
謝罪の伝え方はできれば直接伝えられればベストですが、難しければ時間をもらって電話で伝えるか、それも厳しいのであれば1通のメールにまとめて送るなど、あまり気軽さが出すぎない形で届けるのがおすすめできます。
「きっと許してもらえないよね」のスタンスで接する
彼と接することができるなら、その時のスタンスは「許してもらえるはずないよね」という形が有効です。
彼のほうに復縁させたいと思わせなければやり直すことはできませんが、彼のそんな感情を引き出すのに効果的なのがこのスタンスなのです。
あなたの悲しそうな様子に思わず彼が「そんな事ないよ!」と言いたくなってしまうこの心理作戦は、実は「アンダードッグ効果」という名前のついたものです。
自分のことを弱そうに見せたり傷ついているように見せたりすることで、苦しそうな様子のあなたを思わず彼が助けたくなってしまう、という訳です。
特に男性は庇護欲という誰かを守りたい欲求を備えているので、この作戦は男性心理に強く響きます。
彼の中に多少の怒りや不満が残っていたとしても、この心理作戦が効果を上げればそうしたものを消し去ってくれるでしょう。
成功のコツはまるで捨てられ雨に濡れた子犬のように、自分を小さくか弱く傷ついた存在として演出することです。
彼に思わず手を差し伸べたいと思ってもらえるよう、謝罪を伝える前に「きっと許してもらえないと思うけど…」と伝えたり、普段の会話の中でも「酷いことを言った過去はもう消せないよね」と言ったりする形で取り入れてください。
喧嘩別れして後悔していることを話す
喧嘩してしまった彼と仲直りする方法として有名なのがこちらです。
彼を失ったこと、そのきっかけとなるケンカをしてしまったことを後悔していると素直に伝えて彼の自尊心をくすぐるやり方です。
別れてみて彼がどんなに良い彼氏だったか気づいた、あんな素敵なところもこんなかっこいいところもあった、と彼が言われて嬉しがるようなポイントを伝えていきましょう。
このポイントは数が多ければ多いほど元彼の心を動かす効果がありますが、些細なことを取り入れすぎると無理に良いところを挙げている印象になってしまうので注意してください。
もう1つ意識してほしいのは、決して後悔しているから「やり直したい」と復縁の意思を伝えないことです。
復縁したい、やり直したいというのはあくまでこちらの要求で、極端に言えば彼に意見をぶつけていることになります。
意見のぶつけあいがケンカに発展したことを彼は良く覚えていますし、このイメージはできる限り刺激したくないところです。
敢えてやり直したいとは言わずにただ後悔していることを伝え、彼の自尊心をくすぐれれば、過去のマイナスイメージよりも今の心地よさが彼の中で勝ち、仲直りしてみる?と言ってもらえます。

実際に喧嘩別れから仲直りした経験がある男性の本音
すぐに謝ってくれた理性的な彼女にときめいた
僕らはお互いに普段おとなしいタイプで、友達の意見とかも優先しちゃうタイプなんです。
付き合っている時もお互い「君の好きでいいよ」っていう感じ。
あんまり自分はこう!って主張することはありませんでした。
でも、彼女の誕生日に欲しがってた指輪をあげると約束してたんですが、それを用意できなかった時だけはすごかったですね。
予約してたレストランに着いてそのことを謝ったら、どれだけ楽しみにしてたかをギャンギャン言われて本当に萎えました。
真剣に別れようと思いましたよ。この先もこんな風に言われることがあるのかなって。
別れようって喉まで出かかった時、ウェイターさんが最初のドリンクを持ってきたんですが、そのあたりでぱたっと彼女が黙って、きょろきょろ周りを不安そうに見渡し始めたんです。
どうしたの?って言ったら「私がこのままヒートアップしたら○○くんがこのお店来づらくなっちゃうよね、ごめんなさい」って急に謝ってくれました。
彼女、やっぱり冷静で周りをよく見てるなーって思ったし、何より僕のことを心配して不安そうな顔してたのがたまらなく可愛かったですね。
指輪を用意できなかった僕も悪かったし、後日無事プレゼントして今でもその彼女とは仲良しです。
(25才/男性/外資系勤務)
「好きな人には本音を知って欲しい」という彼女の気持ちが嬉しかった
3年付き合って半同棲状態だった彼女とはウマが合うんですがどっかズルズルしちゃって、結婚の約束とかもないままに付き合っていました。
でも彼女は妊娠できるタイムリミットとか気になっていたようで、共通の友達の結婚式に2人で出席した帰りに「私達は?」と聞かれまして。
反射的に僕は「このままでも満足だけど…」と言ったんですよね。
そうしたら道端で彼女がそのまま泣き始めて、「私との子供が欲しくないんだ!」って。
なだめても泣き続けるし人は見てるし2人とも正装だしでもうやめてくれ!って感じでした。
とにかくその場を去りたかったのと、彼女とも惰性だしもういいかって思って「それなら別れよう」とピリオドを打ちました。
その日から3ヶ月後に残ってた荷物の受け渡しで会ったんですよね。
気まずくてすぐ解散したんですが、渡された荷物のなかに手紙がありました。
気づいて読んでみたら、「私のたった1人の特別で大好きな人だから本音を知ってほしかった」ってケンカの時の気持ちが書いてあり。
それまでは自分、せいせいしたって思ってたんですが、なんだか急に恋しさがこみ上げてきてヤバかったです。
結果、僕から復縁したいってお願いしました。
結婚の約束もしたら今度は嬉し涙で泣いてくれて、本当に良かったです。
(34才/男性/建設業)
自分のためを思って怒ってくれた事に気づいて感激
僕の父親の会社で働いていた彼女と知り合って付き合うようになりました。
彼女のほうが5つ年上で、仕事もできてしっかりしてて美人で、自慢の彼女だったんです。
ただちょっと小言というか注意が多いのが僕としては不満でした。
母親じゃないんだしうるさいな〜と思うことも多くて、ある時ついに僕爆発してしまって。
いつまでも年上ヅラで偉そうに言ってんじゃねえ!ってキツイ事言いました。反省。
でも彼女も強い人なんで引かずに応戦してきて、もう家中のものを投げつけ合う大惨事になっちゃいました。
もう顔も見たくないって思ってたんですが、父の取り計らいで少しだけでも話してほしいと言われて、しぶしぶ会いに行くことに。
彼女との待ち合わせ場所に向かう途中、同行していた父がポロッと「あの子、いっつもお前のこと心配してたんだぞ」「真っ先に褒めたりかばったりするのはいつも彼女だった」と言ったのを聞いて、
「ああ、いろいろ怒ってたのは全部僕のためだったんだな」
とふと気持ちが分かっちゃったんです。
その時に自分の器のちっちゃさと、彼女がそばに居てくれることの大事さに気づきました。
話し合いの場に着いたら、挨拶もそこそこに僕から謝っちゃいました。
今は彼女のために早く成長したいっていう思いしかありません。
口うるさい言い方は彼女も改めてくれて感謝です。
(29才/男性/経営)
ケンカした時に指摘したところが直っていて見直した
1年の海外出張から戻ってきたら、彼女は遊んでばかりで部屋の片付けや自分のための勉強が何も出来ていないと発覚しつい怒ってしまった。
おとなしく聞いていた彼女も堪忍袋の尾が切れて応戦、罵り合いの末に別れようと決着。
彼女は縋ってきたが話も聞かなかった。
2年後、彼女と仕事関係でたまたま会うことに。
その時インスタグラムを始めたところだった私は同席した数人と彼女とアカウントを教え合いました。
そこで見る彼女の生活ぶりは目を見張るほどに素晴らしく変化していた。
綺麗な家で主婦を対象にしたサロンを開き、仕事でも成果を出していたのを見直し、お茶に誘ってみると「頑張ったのよ。でもどうせやり直してはくれないでしょうけど」と言ってうつむく。
そんな事はない、と勢いで復縁したことを今も後悔させない彼女は素敵な女性です。
生涯を賭けて大切にしていきたいと思います。
(48才/男性/会社役員)
占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス

仲直りを叶えた女性たちの彼の言葉からも参考になるものがきっと見つかったと思います。
喧嘩になってしまった原因や喧嘩に至るまでの経緯、その時彼が感じたこと…
それらをよく思い返してみて、大切な彼と仲直りするための打開策を見つけてくださいね。
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